仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦

登録日:2023/12/29 Fri 00:03:34
更新日:2025/02/05 Wed 13:22:16
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2023年 All for Love KENN MOVIE大戦 blank paper ごんぎつね ふじもとまめ エクシードファイター ガッチャード15.5話 ギーツケミー クロスの遊戯、ギーツの涙 クロスウィザード クロスオーバー ゲーム ゼグドラシル タイクーンケミー テンフォートレス ナーゴケミー バッファケミー ビートルクス リクシオン レベルナンバー10 令和ライダー 仮面ライダー 仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦 仮面ライダーガッチャード 仮面ライダーギーツ 仮面ライダースターガッチャード 内田裕基 冬映画 劇場版 劇場版仮面ライダーリンク 天﨑滉平 宮本充 山口恭平 感動のラスト→笑撃のラスト 最強ケミー★ガッチャ大作戦 最強ケミー捕獲ゲーム 最終作 本宮泰風 杉田智和 東映 涙腺崩壊 特撮 甲斐田裕子 白上フブキ 自重しないタイアップ 良作 豪華声優陣 赤いきつねと緑のたぬき 長いタイトル 高橋悠也 高橋李依 黎明SP:ガッチャ大作戦





つかめ最高!いどめ最強!




『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦』とは、2023年12月22日より公開された映画作品である。



【概要】

仮面ライダーガッチャード』及び『仮面ライダーギーツ』のクロスオーバー映画作品。
監督は『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』以来5年ぶりに仮面ライダー映画を担当する山口恭平、脚本は『ガッチャード』メインライターの一人である内田裕基が担当。
また、『ギーツ』TV本編全話に加えて『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』や『映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』他で脚本を手掛けた高橋悠也が監修に携わっている。
主題歌はblank paperの「All for Love」。

冬映画前作の『MOVIEバトルロワイヤル』では前半が『仮面ライダーリバイス』、後半が『ギーツ』の世界を舞台に繰り広げられる『MOVIE大戦』シリーズに近い構成になっていたが、
本作では『平成ジェネレーションズ』3部作や『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』同様、
現行ライダーの『ガッチャード』と前作ライダーの『ギーツ』の登場人物達をシナリオの核に据えて、最初から一つの物語としてストーリーが展開する形式となっている。そしてまたクロスの名を持つ敵と対峙するギーツ組

また、東映公式では『ガッチャード』本編との完全連動を掲げており、本作は実質的な『ガッチャード』第15.5話となっている。
このため、第16話以降の『ガッチャード』本編は本作での出来事を前提としてストーリーが進む形となる。
本編では回想シーンとして本作の映像が度々挿入され、その関係で『ギーツ』側の人物が登場するシーンも使用されている。

2024年4月24日にはBlu-ray&DVDが発売。
初回生産限定のBlu-rayスペシャルコレクターズエディションには、オリジナルストーリーブック『クロスウィザードの秘密ノート』(作:内田裕基、挿絵:ふじもとまめ)が封入特典として同梱された。

2024年に入ると次回作『仮面ライダーガヴ』のクランクインの時期が従来より大幅に早められるなど東映特撮の制作体制が大きく見直される事になり、その一環として仮面ライダーの公開当時の最新作と前作が共演する冬映画の制作も当面見送られる事が決定。それに伴い本作を以って『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』から続いたMOVIE大戦シリーズは一旦終了となった。


【あらすじ】

今日もまたケミーの回収に勤しんでいた一ノ瀬宝太郎達錬金アカデミーの面々。
だが、そこにジャマトと呼ばれる謎の怪人と、それと戦う浮世英寿ら仮面ライダー達と遭遇。

そんな彼らの前にレベルナンバー10のジョブケミー「クロスウィザード」が出現。魔法でタイクーン・ナーゴ・バッファをケミーへと変えてしまう。
元に戻して欲しければ、他のレベルナンバー10のケミーを捕まえるゲーム「最強ケミー捕獲ゲーム」に挑戦しろという。
錬金術師達と元デザイアグランプリ参加者達は協力し、そのゲームに挑むのだが……


【登場人物】

⇒仮面ライダーガッチャード

前述の通り、本作はTV本編と地続きになっており、時系列は第15話と第16話の間に当たる。

『ガッチャード』主人公にして自分なりの「ガッチャ」を目指して全てのケミーと友達になろうとする高校生。
寝坊してケミー回収に遅れた上に母と喧嘩して家出し、英寿に対抗しては空回りしまくるなど序盤は不憫でいいとこなしな扱いだが、それでもクロスウィザード達レベルナンバー10のケミーと仲良くなろうと奮闘する。
登場フォームはスチームホッパー、アントレスラー、ゴルドメカニッカー、そして本作オリジナルの仮面ライダースターガッチャード。

宝太郎のクラスメイトである錬金術師。
ゲームにおいては英寿と組み、順調にケミーをガッチャしていく。彼にお姫様だっこされて惜しげもなく披露される美脚は必見

錬金連合に所属する超A級錬金術師。
ゲームでは似たようなポジションで紫色で工具を武器とする同士な道長と組んでリクシオン捕獲に挑むも、本人は1人で十分だと息巻いていた。
戦闘ではもちろんヴァルバラドに変身して仮面ライダー達と遜色ない活躍を見せる他、バッファとも息の合った連携を披露した。時系列的にはスパナ版ヴァルバラド最後の見せ場…と思われていたが?
とある場面でのキャラ崩壊は必見。
登場フォームは通常形態とガッツショベルカスタム、トライカスタム。

  • 銀杏蓮華
  • 鶴原錆丸
錬金アカデミーの先輩コンビ。
ゲームでは祢音と組んでエクシードファイターの捕獲に向かう。

錬金アカデミーの教師。
クロスウィザードの今回の行動に対し、疑念を抱いていた。

  • 一ノ瀬珠美
宝太郎の肝っ玉お母さん。
宝太郎の散々な結果の期末テストを見つけた事が切っ掛けで大喧嘩をしてしまうも、なんだかんだで息子のことを気にかけている。
また、本作ではどこかで見たことのあるヨーヨーを持っていた他、リハーサルでは「許さんぜよ!」と発言して場を和ませた

  • 九堂風雅
りんねの父親にして、謎多き錬金術師。
りんねの夢の中に現れ、再度夢に入り込んだりんねが新たなケミーの力の使う方法を得ようとすると、「闘う覚悟」があるかを問う。


〇仮面ライダーギーツ

時系列は最終話後だが、英寿本人やツムリを除いた面々もIDコアを所持している関係で、神となって皆の記憶から消された英寿を覚えている。
また、ケミー化された面々に関してはその関係上、レジェンドライダーライドケミーカードの状態でケミーライザーにセットして召喚すればライダーの姿(各々と相性が良い大型レイズバックル付き)に戻れる。

『ギーツ』主人公にして、幾度も転生を繰り返した末に神となった「キツネ」のライダー。
その余裕ぶりと煽り癖は健在で、宝太郎も翻弄されっぱなしだった。コラボ商品をしっかり宣伝するスターオブザスターオブザスターズぶりも健在。
その一方で、突然現れたギーツケミーには複雑な感情を抱いているようで……?
今作では彼の「エース」としての過去に加えて、「浮世英寿」としての過去の一端が判明する。
登場フォームはマグナムブーストフォーム、ブーストフォーム、レーザーブーストフォーム、ギーツⅨ、そして本作初登場のモンスターマグナムフォーム、アームドプロペラ

お人好しで周囲に翻弄され、時にやさぐれるも、優しさを取り戻した「タヌキ」のライダー。
クロスウィザードにより「タクアンタイクーンケミー」にされてしまう。
その後のゲームでは宝太郎と組むが、英寿に対抗心を燃やす彼にかつての自分を見たのか、温かい目で見守っていた。
クロスウィザードの見せた理想の世界では刑事となり、取り調べで犯人の「おふくろの味」だというたぬきそばを振る舞っていた*1
ちなみに犯人役を演じたのは、本作の演出を手掛けた山口監督ご本人*2
登場フォームはニンジャフォームとブジンソード。

不幸な生い立ちながら「本当の愛」を手に入れた「」のライダー。
クロスウィザードにより、「ナーゴケミー」にされてしまい、蓮華からは「ニャー子」と呼ばれる。
ゲームでは蓮華・錆丸と組み、鞍馬財閥の力を有効活用して全面的に協力した。
だが、生い立ちが生い立ちなだけに人工生命体であるケミーには思うところがあるようで……
クロスウィザードの見せた理想の世界では、自身のサポーターを思わせる王子様を追いかけていた。
エンドクレジットによると現在も彼からの手紙を受け取っている模様。
登場フォームはビートフォームと、映画初登場のファンタジーフォーム。

憎しみを糧に戦うも優しさを捨てられず、最終的に自分なりの幸せを見つけた「猛牛」のライダー。
TV本編と後のVシネクスト『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』では髪型がロングヘアだが、本作ではさっぱりとしたショートヘアになっている。
クロスウィザードにより、「バッファケミー」にされてしまう。
ゲームではスパナと組むも、協調性のない彼に業を煮やし、カード状態のままヴァルバラッシャーに強引に入り込んで必殺技を発動させていた。
クロスウィザードの見せた理想の世界では、作業員の同僚達と共にA6ランクの高級牛肉を食べようとしていた*3
登場フォームは夏映画の『4人のエースと黒狐』と同様、ゾンビフォームのみ。

デザイアグランプリの元ナビゲーターにして英寿の姉
こんな異常事態でもゲームとあらば迷わず進行を担当するプロ意識を見せる。

鞍馬家のSPの1人。相方のベンは未登場。
祢音からの指示を受け、エクシードファイターの捕獲に協力した。


⇒レベルナンバー10ケミー

各属性の頂点に立つ最高位のケミー。ジョブ、インセクト、アニマル、アーティファクト、プラント、ビークルの6体が同時に出現するという異常事態にミナトは何者かの干渉を疑っているが…。

  • クロスウィザード
CV:高橋李依
レベルナンバー10に属する、大魔法使いのジョブケミー。
他のケミーと異なり人語を話す事ができ、無邪気な性格。「ウィ~ッヒッヒッヒ」と笑う癖がある。
タイクーン、ナーゴ、バッファを魔法でケミー化させ、宝太郎達に「最強ケミー捕獲ゲーム」を仕掛けた。
キュアップ・ラパパ!とは叫ばないし、爆裂魔法氷系魔法も使わない。

  • ビートルクス
CV:KENN
レベルナンバー10に属する、カブトムシのインセクトケミー。
巨体とパワーで全てをねじ伏せるが、虫らしく樹液が好物。
まさかの本家登場だが、決して「ガッチャ!」と叫ばない。何気にそのキャラクターもカブトムシのモンスターカードを所有している。

  • リクシオン
CV:宮本充
レベルナンバー10に属する、ライオンのアニマルケミー。
たてがみにまとった電撃を放って攻撃してくるが、その量には限りがある。
ライオンでCVが宮本充のキャラクターだが、間違っても叔父に父を殺されて群れを追い出されたりはしていない

  • テンフォートレス
CV:杉田智和
レベルナンバー10に属する、城(要塞)のアーティファクトケミー。
備え付けられた大砲による火力と鉄壁の防御力で全てを寄せ付けない。
また、クリスタリア城にも似た体内にも金タライや落とし穴などのトラップや、赤いきつねと緑のたぬきが仕掛けられている。

  • ゼグドラシル
CV:甲斐田裕子
レベルナンバー10に属する、世界樹(ユグドラシル)のプラントケミー。
ケミー屈指の巨体を持ち、その場から動けないが、天地逆転等空間を操作する能力を持つ。

  • エクシードファイター
CV:天﨑滉平
レベルナンバー10に属する、戦闘機のビークルケミー。
音速を超えたスピードで飛び回る他、「暮らしやすい住処」を探す習性がある。


〇その他のキャラクター

  • ギーツケミー
CV:白上フブキ*4
いつの間にかその場にいた、英寿はケミー化していないにもかかわらず登場したケミー。
白いキツネのような姿をしており、ギーツに似ている事からツムリに命名された。
英寿に懐くも、彼からは「ペットを飼わない主義だ」と突き放されてしまう。
その正体は……?

『ガッチャード』本編でも登場していた錬金連合の調査官。
本編でも怪しげな行動が目立ったが、本作でその理由が明らかに……



彼らを待ち受けるのは 追記か、修正か―――

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最終更新:2025年02月05日 13:22

*1 ちなみに現実の取り調べでは、賄賂や自白強要防止等の理由から飲食物の提供は禁止されている。

*2 本来はガッチャード及びタイクーンのスーツアクターである永徳氏が演じる予定だったが、スケジュールが合わずに現在の形になった。

*3 ちなみに高級牛肉でよく見られる「A○ランク」というのは質の良さではなく、一頭からどれだけ量が取れるかという参考値である。なお、国産牛肉で最大のランクはA5であり、A6は存在しない。

*4 本職はホロライブプロダクション所属のVTuberである。

*5 冒頭のジャマトもおそらく彼が生み出したものだと思われる。

*6 当初の宣伝でも誤って発表されてしまった(その後、東映公式側から即座に修正された)。ちなみに脚本段階での仮称とのこと。