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*おみこしウォーズ 【おみこしうぉーず】 |ジャンル|お祭りわっしょいアクション|~| |対応機種|ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)|~| |発売・開発元|トムクリエイト|~| |配信開始日|2010年12月15日|~| |価格|200DSiポイント|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|1箇所|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |ポイント|お神輿達がデストロイバトル&br()人員不足で死亡フラグの恐怖|~| **概要 定期的にニンテンドーDS(3DS)のダウンロードソフト配信を行っているトムクリエイトがリリースした一作。~ 公式のジャンルはアクションとの事だが、実際は縦スクロールシューティングゲームに近いジャンルとなる。~ 祭りの定番であるお神輿を操り、宇宙を舞台に敵のお神輿を粉砕するという設定。「宇宙でお神輿…?」と思われる方は、ゲーム画面を見れば嫌でも分かる。~ オートセーブ方式。DS本体の上下二画面が繋がった状態でのゲーム表示となる。 **主なルール -モードについて。 --本作のプレイモードは「のーまる」と「えんどれす」の2つが用意されている。 ---"のーまる"は全7ステージ構成を攻略していくステージクリア方式のモード。 ---"えんどれす"は自機であるお神輿がミスするまでステージがエンドレスで続けられるモード。 -ゲームの流れについて。 --各モード共通のルール。 ---一般的な縦スクロールシューティング同様のノリでステージが進行する。但し、自機の操作や状況によってスクロールスピードが変化するレースゲーム的な要素もある。 --"のーまる"に関して。 ---このモードは全7ステージ構成((ゲーム内のステージは「すてぇじ」表記だが、このページでは「ステージ」表記で統一する。))によるステージクリア方式を採用している。一度プレイ(クリア)したステージは後のプレイで何度でも選択可能。 ---各ステージの奥に待ち構えるボスお神輿を倒した後に出現する終点ゲートに触れれは、そのステージがクリアとなる。 --"えんどれす"に関して。 ---自機であるお神輿がミスすればゲーム終了。ミスするまでステージは延々と続き、ステージクリアの概念はない。 ---プレイする度にステージ構造がランダムに変化しており、プレイヤーに腕前だけでなく、運の要素も若干絡む。 -操作系統。 --自機であるお神輿((以下:自機と表記。))の操作は以下の通り。 ---十字キー左右で左右移動。 ---十字キー上で上移動、兼スクロールスピードを上げる効果。&br()十字キー下で下移動。兼スクロールスピードを下げる効果。&br()ステージ中は時速表示がされており、スクロールスピードを上下させる事により、その数値が変動する。最高速度は時速約250Kmあたりとなる。 ---Aボタンでジャンプ動作。ジャンプ中に十字キーで移動調整を行う事も可能。&br()ジャンプ中は落とし穴などを回避できる上に、自機が完全無敵になる効果となるが、着地後に若干の隙を伴ってしまう。また、着地後は攻撃判定が発生する(敵お神輿を踏み潰せる)。&br()ジャンプを行うと「飛翔ゲージ」が消費され、時間経過でゲージを回復させないとジャンプできない制限を伴う。 ---Bボタンでカツギーを1人消費しての「カツギー攻撃」(メインショット)。 -自機性能について。 --本作の自機はお神輿である関係上、以下の特色を持っている。 ---当然ながらお神輿は複数人で担がなければ動かせない。本作において、この担ぐ人は「カツギー」と呼ばれる。 ---ステージ内にはどのお神輿にも属さない「はぐれカツギー」が定期的に出現する。&br()出現方法は「敵お神輿を倒す(敵カツギーがはぐれ化する)」「自機側がダメージをもらう(自機カツギーの一部がはぐれ化する)」「一定感覚で出現」といった条件がある。 ---自機がはぐれカツギーに触れると、自機を担いでくれるカツギーが増員される。カツギーは最大で16人まで増員可能。 ---逆に「自機が敵・障害物ダメージなどのマイナス要因を受ける」「カツギー攻撃を発射する」という条件を満たしてしまうと、カツギーが減員されてしまう。&br()カツギーが4人まで減員された状態で何かしらのマイナス要因を受けてしまうとお神輿が大破してしまいミス(即ゲームオーバー)。 ---はぐれカツギーは自機だけでなく、近くにいた敵お神輿に触れるとそちら側の担ぎ仲間となってしまう性質がある(中ボス・ボスお神輿は例外)。&br()よって、はぐれカツギーを敵お神輿に近づけさせない状況に持っていく事も攻略する上で重要となるだろう。 --カツギーの増減状態に関して。 ---カツギーが多ければ多い程、自機のスクロールスピードが増し、敵とぶつかった場合にひるみにくくなり、横風の影響を受けにくくなる。 ---カツギーが少ないと、上記と逆の状態となってしまい、大きな危険を伴ってしまう。カツギー4人状態だとカツギー攻撃も発射できなくなり、風前の灯状態となる。 -敵の倒し方について。 --ステージ内には様々な敵お神輿が自機に襲いかかってくるが、以下の方法で倒す(ダメージをあたえる)事が可能(各自、効かない敵もいる)。 ---自機のカツギー攻撃を敵お神輿に当てる。 ---自機を敵お神輿にぶつけ、その衝撃で画面両端や落とし穴などに追い込む。 ---自機のジャンプ動作にて敵お神輿の下に着地し、下敷き状態で踏み潰す。 ---敵お神輿は全員敵対関係者であり、自機が手を下すまでもなく敵お神輿同士がお互いを破壊してくる場面も多々ある(勝手に自爆する)。 --敵を連続で倒すと「撃退連鎖」というカウンターが蓄積される。 ---撃退連鎖は「倒した敵お神輿を担いでいた敵カツギー」単位でのカウントとなる((一例としては、6人のカツギーが担いでいた敵お神輿を倒すと、カウンターが6蓄積される。))。 ---自機が何かしらのダメージをもらうか、"のーまる"にてステージクリアするまで撃退連鎖はずっと溜まっていく。 -障害物・仕掛けについて。 --ステージ内には以下の障害物などが配置されており、上手く回避したり、有効に利用する事が求められる。 ---「画面両端」…各ステージ毎に絶える事なく配置されている。これに触れると自機・敵側を問わずダメージ。 ---「落とし穴」…これに落ちると自機・敵側を問わずダメージの上に、大幅なスピードダウンの状態での復活となる。ジャンプ動作で回避可能。出現前には必ず黄色の警告表示がされる。 ---「岩」「隕石」…これらに触れると自機・敵側を問わずダメージ。ジャンプ動作、もしくは岩などの隙間を潜り抜ける事でも回避可能。 ---「横風」…これが吹いている間は自機の風の方向に飛ばされやすくなる。自機のカツギー数が少ないと、まともな操作が極めて困難となってしまう。 ---「走パネル」…これを踏むと一定時間、スクロールスピード(時速速度)が倍速化する。 ---「跳パネル」…これを踏むと、自機が強制的にジャンプする。このパネルによるジャンプは飛翔ゲージが消費されない。 ---「中ボスお神輿」「ボスお神輿」…倒さないと先に進めない強敵。こいつらが出現すると、一時的に通常の敵お神輿が撤退する。出現前には必ず赤の警告表示がされる。 ---「終点ゲート」…"のーまる"限定で登場。ボスお神輿を倒すと出現し、これに触れればステージクリアとなる。 -リザルトについて。 --"のーまる"はステージクリア時、"えんどれす"はミス時にて以下のリザルト表示がされ、各自最高記録が残せる("のーまる"に関しては、ステージ単位での記録となる)。 ---「神輿破壊数」…そのステージ内で破壊した敵お神輿の数。 ---「連続撃退数」…そのステージ内で到達した最大撃退連鎖の数。 ---「カツギー確保数」…そのステージ内で自機が確保したはぐれカツギーの数。カツギー攻撃で消費したカツギーはカウントに含まれない。 ---「最速記録」…"のーまる"のみの項目。ステージクリアまでの時間。 ---「最長記録」…"えんどれす"のみの項目。ミスまでの走行距離数。 **批評点 -お神輿大爆発!! --「宇宙を舞台としたお神輿シューティング風味」というゲームデザインが激しくアホ臭くて素敵である(褒め言葉)。 ---自機と敵側のお神輿がぎゅうぎゅう状態で画面内に暴れまくる様がカオスであり、お神輿が大破した後に豪快な効果音と共に大量のカツギーが吹っ飛ばされる様がバイオレンスで怖い…。 ---自機のショット手段が「カツギーを前方に飛ばす」、すなわち''カミカゼアタック''である。飛ばされたカツギーが敵と共に吹っ飛ばされる様がこれまたバイオレンスで酷い…。 ---はぐれカツギーは敵味方に関係なく近くにいたお神輿に近づくと担ぎ仲間となる。つまり、彼らは「''近くにいたお神輿こそがわが主''」というお祭り思考ばかりである。 ---というか、''隕石が降り注ぎ、落とし穴の罠がところかしこに掘られている空間でお神輿が行われている状況からして、突っ込みどころ満載なのだが…''。 -コミカルなカツギーの容姿・変てこなボスお神輿の数々。 --本作の最大の顔といえるカツギーが非常に可愛い。 ---ステージ開始前に「そ~れそ~れ~」、はぐれカツギーを仲間にすると「わっちょい」、自機ダメージでカツギーが減ってしまうと「ほほ~い」とハスキーボイスを喋ってくる。 ---ちょこまかとした動きでお神輿を担ぐデフォルメタッチのカツギーがめっさプリティであり、はぐれカツギーのあたふたした動きがこれまたプリティでいい味を出している。 --もはや「お神輿じゃねえだろこれ」と思わずにはいられない程に、中ボス・ボスお神輿の容姿がとち狂っているのも見所である。 ---一例として「はにわ型お神輿」「戦車型お神輿」「戦闘ロボ型お神輿」など、ボス関係のお神輿が前衛的すぎて吹く事請け合いであろう。&br()こいつらの攻撃手段に関しても「火炎放射をぶっ放す」「手裏剣やまきびしをばら撒く」「ロケットミサイル発射」と、やたらぶっそうなブツで襲い掛かってくる有様である。 ---自機や通常の敵お神輿は割と普通な容姿だが、それらが脱線者続出のデストロイなぶつかりあいバトルに興じる絵図はやっぱり普通ではない…。 -油断していると即ゲームオーバーの恐怖。 --本作の自機は一瞬のダメージでも大破しかねない程にもろい性能となっている。 ---そもそも「''カツギーを多く増員させないと確実に戦況不利となる''」という仕様であるが故に、カツギー不足で死亡フラグ直行に陥りやすくなっている。 --「具体的にどういう具合で死亡フラグになるのか」という一例を以下に示すと…。 ---普通にカツギー攻撃をするだけでもカツギー1人消滅。すなわち無駄なカツギー攻撃は死亡フラグとなる。 ---本作の自機はお神輿である関係上、非常にでかく敵攻撃や障害物を回避し辛い。それ故に、いつの間にか溜め込んでいたカツギーがダメージで大量消滅してしまい死亡フラグとなる。 ---横風に吹かれると自機が横方向に飛ばされるが、カツギーの数やスクロールスピードが遅いと、横風を制御しきれずに画面両端にめり込んでしまい、そのまま死亡フラグとなる。 ---カツギーが4人状態だと「カツギー攻撃できない」「横風制御ほぼ不可能」「些細なダメージも許されない」と、詰みに近い事態に陥りやすくなる惨事に…。 --"のーまる"における各ステージが妙に長いのも厄介な要因となっている。 ---急ぎ足でプレイしても中盤ステージは5分以上、後半ステージはその倍近くのプレイ時間を要する。何故か各ステージが長期戦になりがちなまでに引き伸ばされている。 ---その長いステージ構造の中に死亡フラグがわんさか詰まっているせいで、「どれだけ順調に進んでいようが死亡フラグ直行でステージ最初からのやり直し」という最悪な結末になりやすい。 ---DSiウェアの容量的な事情があるのか、敵や障害物などの使い回しが大分多く、尚更プレイがだれやすいのも辛いところ。何でも引き伸ばせばいいってものではなかろうに…。 -お祭り全快なBGM。 --楽曲が極めて少ないのが残念だが、BGMのクオリティは素晴らしい。 ---メインステージのお祭りBGMがハイテンションでかなり燃える。ボス戦BGMは何故か硬派なるシューティング風曲調だがこれはこれで燃える良曲である。 **総評 死亡フラグだらけ故にその難易度は非常に高いが、ワッショイ気分で豪快に敵を吹き飛ばしながらお神輿バトルを堪能するのも一興かと。ボリュームの割に安価なのも嬉しい。
*おみこしウォーズ 【おみこしうぉーず】 |ジャンル|お祭りわっしょいアクション|~| |対応機種|ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)|~| |発売・開発元|トムクリエイト|~| |配信開始日|2010年12月15日|~| |価格|200DSiポイント|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|1箇所|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |ポイント|お神輿達がデストロイバトル&br()人員不足で死亡フラグの恐怖|~| **概要 定期的にニンテンドーDS(3DS)のダウンロードソフト配信を行っているトムクリエイトがリリースした一作。~ 公式のジャンルはアクションとの事だが、実際は縦スクロールシューティングゲームに近いジャンルとなる。~ 祭りの定番であるお神輿を操り、宇宙を舞台に敵のお神輿を粉砕するという設定。「宇宙でお神輿…?」と思われる方は、ゲーム画面を見れば嫌でも分かる。~ オートセーブ方式。DS本体の上下二画面が繋がった状態でのゲーム表示となる。 **主なルール -モードについて。 --本作のプレイモードは「のーまる」と「えんどれす」の2つが用意されている。 ---"のーまる"は全7ステージ構成を攻略していくステージクリア方式のモード。 ---"えんどれす"は自機であるお神輿がミスするまでステージがエンドレスで続けられるモード。 -ゲームの流れについて。 --各モード共通のルール。 ---一般的な縦スクロールシューティング同様のノリでステージが進行する。但し、自機の操作や状況によってスクロールスピードが変化するレースゲーム的な要素もある。 --"のーまる"に関して。 ---このモードは全7ステージ構成((ゲーム内のステージは「すてぇじ」表記だが、このページでは「ステージ」表記で統一する。))によるステージクリア方式を採用している。一度プレイ(クリア)したステージは後のプレイで何度でも選択可能。 ---各ステージの奥に待ち構えるボスお神輿を倒した後に出現する終点ゲートに触れれは、そのステージがクリアとなる。 --"えんどれす"に関して。 ---自機であるお神輿がミスすればゲーム終了。ミスするまでステージは延々と続き、ステージクリアの概念はない。 ---プレイする度にステージ構造がランダムに変化しており、プレイヤーに腕前だけでなく、運の要素も若干絡む。 -操作系統。 --自機であるお神輿((以下:自機と表記。))の操作は以下の通り。 ---十字キー左右で左右移動。 ---十字キー上で上移動、兼スクロールスピードを上げる効果。&br()十字キー下で下移動。兼スクロールスピードを下げる効果。&br()ステージ中は時速表示がされており、スクロールスピードを上下させる事により、その数値が変動する。最高速度は時速約250Kmあたりとなる。 ---Aボタンでジャンプ動作。ジャンプ中に十字キーで移動調整を行う事も可能。&br()ジャンプ中は落とし穴などを回避できる上に、自機が完全無敵になる効果となるが、着地後に若干の隙を伴ってしまう。また、着地後は攻撃判定が発生する(敵お神輿を踏み潰せる)。&br()ジャンプを行うと「飛翔ゲージ」が消費され、時間経過でゲージを回復させないとジャンプできない制限を伴う。 ---Bボタンでカツギーを1人消費しての「カツギー攻撃」(メインショット)。 -自機性能について。 --本作の自機はお神輿である関係上、以下の特色を持っている。 ---当然ながらお神輿は複数人で担がなければ動かせない。本作において、この担ぐ人は「カツギー」と呼ばれる。 ---ステージ内にはどのお神輿にも属さない「はぐれカツギー」が定期的に出現する。&br()出現方法は「敵お神輿を倒す(敵カツギーがはぐれ化する)」「自機側がダメージをもらう(自機カツギーの一部がはぐれ化する)」「一定感覚で出現」といった条件がある。 ---自機がはぐれカツギーに触れると、自機を担いでくれるカツギーが増員される。カツギーは最大で16人まで増員可能。 ---逆に「自機が敵・障害物ダメージなどのマイナス要因を受ける」「カツギー攻撃を発射する」という条件を満たしてしまうと、カツギーが減員されてしまう。&br()カツギーが4人まで減員された状態で何かしらのマイナス要因を受けてしまうとお神輿が大破してしまいミス(即ゲームオーバー)。 ---はぐれカツギーは自機だけでなく、近くにいた敵お神輿に触れるとそちら側の担ぎ仲間となってしまう性質がある(中ボス・ボスお神輿は例外)。&br()よって、はぐれカツギーを敵お神輿に近づけさせない状況に持っていく事も攻略する上で重要となるだろう。 --自機カツギーの増減状態に関して。 ---カツギーの数が多ければ多い程、自機のスクロールスピードが増し、敵とぶつかった場合にひるみにくくなり、横風の影響を受けにくくなる。 ---その逆にカツギーの数が少ないと、上記と逆の状態となり大きな危険を伴ってしまう。カツギー4人状態だとカツギー攻撃も発射できなくなり、風前の灯状態となる。 -敵の倒し方について。 --ステージ内には様々な敵お神輿が自機に襲いかかってくるが、以下の方法で倒す(ダメージをあたえる)事が可能((一部のボス関係のお神輿には、以下攻撃が通用しない場合もある。))。 ---自機のカツギー攻撃を敵お神輿に当てる。 ---自機を敵お神輿にぶつけ、その衝撃で画面両端や落とし穴などに追い込む。 ---自機のジャンプ動作にて敵お神輿の下に着地し、下敷き状態で踏み潰す。 ---敵お神輿は全員敵対関係者であり、自機が手を下すまでもなく敵お神輿同士がお互いを破壊してくる(自爆する)場面も多々ある。 --敵を連続で倒すと「撃退連鎖」というカウンターが蓄積される。 ---撃退連鎖は「倒した敵お神輿を担いでいた敵カツギー」単位でのカウントとなる((一例としては、6人のカツギーが担いでいた敵お神輿を倒すと、カウンターが6蓄積される。))。 ---自機が何かしらのダメージをもらうか、"のーまる"にてステージクリアするまで撃退連鎖はずっと溜まっていく。 -障害物・仕掛けについて。 --ステージ内には以下の障害物などが配置されており、上手く回避したり、有効に利用する事が求められる。 ---「画面両端」…各ステージ毎に絶える事なく配置されている。これに触れると自機・敵側を問わずダメージ。 ---「落とし穴」…これに落ちると自機・敵側を問わずダメージの上に、大幅なスピードダウンの状態での復活となる。ジャンプ動作で回避可能。出現前には必ず黄色の警告表示がされる。 ---「岩」「隕石」…これらに触れると自機・敵側を問わずダメージ。ジャンプ動作、もしくは岩などの隙間を潜り抜ける事でも回避可能。 ---「横風」…これが吹いている間は自機の風の方向に飛ばされやすくなる。自機のカツギー数が少ないと、まともな操作が極めて困難となってしまう。 ---「走パネル」…これを踏むと一定時間、スクロールスピード(時速速度)が大幅に高速化する。 ---「跳パネル」…これを踏むと、自機が強制的にジャンプする。このパネルによるジャンプは飛翔ゲージが消費されない。 ---「中ボスお神輿」「ボスお神輿」…倒さないと先に進めない強敵。こいつらが出現すると、一時的に通常の敵お神輿が撤退する。出現前には必ず赤の警告表示がされる。 ---「終点ゲート」…"のーまる"限定で登場。ボスお神輿を倒すと出現し、これに触れればステージクリアとなる。 -リザルトについて。 --"のーまる"はステージクリア時、"えんどれす"はミス時にて以下のリザルト表示がされ、各自最高記録が残せる("のーまる"に関しては、ステージ単位での記録となる)。 ---「神輿破壊数」…そのステージ内で破壊した敵お神輿の数。 ---「連続撃退数」…そのステージ内で到達した最大撃退連鎖の数。 ---「カツギー確保数」…そのステージ内で自機が確保したはぐれカツギーの数。カツギー攻撃で消費したカツギーはカウントに含まれない。 ---「最速記録」…"のーまる"のみの項目。ステージクリアまでの時間。 ---「最長記録」…"えんどれす"のみの項目。ミスまでの走行距離数。 **批評点 -お神輿大爆発!! --「宇宙を舞台としたお神輿シューティング風味」というゲームデザインが激しくアホ臭くて素敵である(褒め言葉)。 ---自機と敵側のお神輿がぎゅうぎゅう状態で画面内に暴れまくる様がカオスであり、お神輿が大破した後に豪快な効果音と共に大量のカツギーが吹っ飛ばされる様がバイオレンスで怖い…。 ---自機のショット手段が「カツギーを前方に飛ばす」、すなわち''カミカゼアタック''である。飛ばされたカツギーが敵と共に吹っ飛ばされる様がこれまたバイオレンスで酷い…。 ---はぐれカツギーは敵味方に関係なく近くにいたお神輿に近づくと担ぎ仲間となる。つまり、彼らは「''近くにいたお神輿こそがわが主''」というお祭り思考ばかりである。 ---というか、''隕石が降り注ぎ、落とし穴の罠がところかしこに掘られている空間でお神輿が行われている状況からして、突っ込みどころ満載なのだが…''。 -コミカルなカツギーの容姿・変てこなボスお神輿の数々。 --本作の最大の顔といえるカツギーが非常に可愛い。 ---ステージ開始前に「そ~れそ~れ~」、はぐれカツギーを仲間にすると「わっちょい」、自機ダメージでカツギーが減ってしまうと「ほほ~い」とハスキーボイスを喋ってくる。 ---ちょこまかとした動きでお神輿を担ぐデフォルメタッチのカツギーがめっさプリティであり、はぐれカツギーのあたふたした動きがこれまたプリティでいい味を出している。 --もはや「お神輿じゃねえだろこれ」と思わずにはいられない程に、中ボス・ボスお神輿の容姿がとち狂っているのも見所である。 ---一例として「はにわ型お神輿」「戦車型お神輿」「戦闘ロボ型お神輿」など、ボス関係のお神輿が前衛的すぎて吹く事請け合いであろう。&br()こいつらの攻撃手段に関しても「火炎放射をぶっ放す」「手裏剣やまきびしをばら撒く」「ロケットミサイル発射」と、やたらぶっそうなブツで襲い掛かってくる有様である。 ---自機や通常の敵お神輿は割と普通な容姿だが、それらが脱線者続出のデストロイなぶつかりあいバトルに興じる絵図はやっぱり普通ではない…。 -油断していると即ゲームオーバーの恐怖。 --本作の自機は一瞬のダメージでも大破しかねない程にもろい性能となっている。 ---そもそも「''カツギーを多く増員させないと確実に戦況不利となる''」という仕様であるが故に、カツギー不足で死亡フラグ直行に陥りやすくなっている。 --「具体的にどういう具合で死亡フラグになるのか」という一例を以下に示すと…。 ---普通にカツギー攻撃をするだけでもカツギー1人消滅。すなわち無駄なカツギー攻撃は死亡フラグとなる。 ---本作の自機はお神輿である関係上、非常にでかく敵攻撃や障害物を回避し辛い。それ故に、いつの間にか溜め込んでいたカツギーがダメージで大量消滅してしまい死亡フラグとなる。 ---横風に吹かれると自機が横方向に飛ばされるが、カツギーの数やスクロールスピードが遅いと、横風を制御しきれずに画面両端にめり込んでしまい、そのまま死亡フラグとなる。 ---カツギーが4人状態だと「カツギー攻撃できない」「横風制御ほぼ不可能」「些細なダメージも許されない」と、詰みに近い事態に陥りやすくなる惨事に…。 --"のーまる"における各ステージが妙に長いのも厄介な要因となっている。 ---急ぎ足でプレイしても中盤ステージは5分以上、後半ステージはその倍近くのプレイ時間を要する。何故か各ステージが長期戦になりがちなまでに引き伸ばされている。 ---その長いステージ構造の中に死亡フラグがわんさか詰まっているせいで、「どれだけ順調に進んでいようが死亡フラグ直行でステージ最初からのやり直し」という最悪な結末になりやすい。 ---DSiウェアの容量的な事情があるのか、敵や障害物などの使い回しが大分多く、尚更プレイがだれやすいのも辛いところ。何でも引き伸ばせばいいってものではなかろうに…。 -お祭り全快なBGM。 --楽曲が極めて少ないのが残念だが、BGMのクオリティは素晴らしい。 ---メインステージのお祭りBGMがハイテンションでかなり燃える。ボス戦BGMは何故か硬派なるシューティング風曲調だがこれはこれで燃える良曲である。 **総評 死亡フラグだらけ故にその難易度は非常に高いが、ワッショイ気分で豪快に敵を吹き飛ばしながらお神輿バトルを堪能するのも一興かと。ボリュームの割に安価なのも嬉しい。

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