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*Custer's Revenge
【かすたーず りべんじ】
|ジャンル|アクション|CENTER:&image(kasuta.jpg,height=160)※パッケージに不適切な表現があるため一部修正しています。|
|対応機種|ATARI2600|~|
|発売元|Mystique|~|
|発売日|1982年8月13日|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|備考|&color(crimson){''18歳未満禁止ソフト相応''}|~|
|ポイント|''仕様がクソ''&br;PTA・インディアン団体に喧嘩を売るが如きゲーム&br;まさに誰得&br;''北米版クソゲーワースト3位([[参考>http://anotherway.jp/archives/000835.html]])''|~|
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#contents(fromhere)
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#center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br;&size(20){''本作はエロ要素のあるゲームです。''}}
#center{&size(8){''たぶん。''}}
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**概要
-''史上初の家庭用ゲーム機用エロゲー''とでも言えばいいか。
--史上初のエロゲーではない点に注意。詳しくは後述。

-題名の「カスター(Custer)」とは、南北戦争とインディアン戦争で活躍したアームストロング・カスター中佐のこと。

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**ゲームの内容・問題点
-「&color(#FF6666){(おそらく全裸の)人型のドットを空から降ってくる槍を避けつつ進ませて、画面端にいる(おそらく全裸の((胴体が肌色のみで発色されているだけで、全裸とは表現しづらいキャラクターである……)))女性のドットを}&color(white,black){''自主規制''}する」というもの。「回数」が得点になる。
--槍は落ちてくる途中で消えるため、あとは推測して避けなくてはならない。

-スクロールはしない。キャラクターに顔がほとんど無い。
--そもそも、わずか十数ドットで描かれた「自称」人間は''全く性的に見えない''。
--そのくせ、カスターのアソコだけはきちんと描写されている。しかも勃つ。槍に当たるとアソコがしぼむ。

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**評価点
-一応槍を避けるというゲーム性はある。ただしATARI製ソフトの中では断然ゲーム性に乏しい。
--もう少し有名なゲームで例えるなら、前年に日本で発売された任天堂ゲーム&ウオッチの『ヘルメット』・『オクトパス』あたりを思いきり劣化させた感じである。

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**総評
当のアメリカ人も、このゲームにはさすがに我慢がならなかった様で、今でも『[[E.T. The Extra-Terrestrial]]』、『[[Pac-man (ATARI2600)>パックマン (ATARI2800)]]』と並んで史上最悪のゲームランキングの上位に食い込む。~
上記のとおり、''北米版クソゲーワースト3位''にもなっている。

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**本作の反響
-このソフト、子どもが誤って買うことがないよう、皮製のケースに収められ、店のカウンターの奥でひっそり売られていたという。しかし内容があまりにもアレだったため、このように人目に触れない販売形態をとっていても、女性団体・人権団体・教育委員会とありとあらゆる団体から非難を浴びた。
-しかし話題性も手伝ってか''全米で8万本売れた''。
--過剰な反対運動が、却ってそのゲームに似つかわしくない売り上げを与えてしまうのは、どこの国も同じである。
--当時のATARIは「ソフトがあればあるほどいい」と制限やプロテクトを設けなかったためソフト会社が乱立し、このようなアレなゲームが多く産み出された。
--本ゲームを制作したMystiqueも『Kaboom!』や『ブレイクアウト』といった名作ゲームのキャラを''男と女に変えただけ''のゲームを乱造して荒稼ぎしていた。
--このような粗製乱造のソフトを黙認していたことも、「''アタリショック''」を引き起こす要因の一端となったと言えよう。

-こういったソフトの系譜はやがて「非公認ソフト」として''裏''で生き続けることになる。

**カスターに関して
-カスター将軍とも呼ばれるが、これは戦争中に戦時特例で一時的に将軍位を与えられたためであり、南北戦争終了後は若輩なのを理由に将軍位を解かれている。が、インディアン戦争が始まると名誉将軍へと返り咲いた。
--北軍(黒人奴隷解放派)として南北戦争で活躍した人物だが、戦後は紆余曲折もあって当時の政権の方針に従いインディアン(ネイティブアメリカン)虐殺を繰り返した。しかし部族同盟軍の逆襲によりリトルビッグホーンの戦いで戦死した。
--遺族共々マスコミを上手く利用したので当時は英雄扱いされていたが、現在はネイティブアメリカン虐殺などの行いが問題視され評判が割れている。
---ただし、あくまでも当時のアメリカ政府の方針に従ったものであり、彼だけが悪かったわけではない。当時は白人の多くが「良いインディアンは死んだインディアン」と考えていた。
--近年では映画『ナイトミュージアム2』に登場している。

**史上初のアダルトソフト
-1981年の『Softporn Adventure』(AppleII用)が史上初の商業エロゲーと言われている。
---こちらはショボいテキストアドベンチャーだが、それでも[[抗議が殺到した>https://en.wikipedia.org/wiki/Softporn_Adventure]]とか何とか。
--日本においては、82年に出された光栄マイコンシステム(現コーエーテクモゲームス)のマイコンソフト『ナイトライフ』が一番最初と言われている。ただし、これは「性生活支援ソフト」でゲームとして扱えるかは意見が分かれる。
---「アダルトソフト」というジャンル上、発売日などのソースがはっきりしないため曖昧な言い方になっている。

**外部リンク
-Wikipedia[[英語>https://en.wikipedia.org/wiki/Custer's_Revenge]]、[[日本語>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%80%86%E8%A5%B2]]

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