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きみのためなら死ねる」を以下のとおり復元します。
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*きみのためなら死ねる
【きみのためならしねる】
|ジャンル|ミニゲーム集|&amazon(B00067HN3Y)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|発売元|セガ|~|
|開発元|ソニックチーム→セガ(吸収合併に伴う継承)|~|
|発売日|2004年12月2日|~|
|定価|5,040円|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|~|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~|
|ポイント|全編に渡る怪しげなノリ&br()中毒性満載のBGM&br()ヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノ♪&br()ラヴィッ!|~|

**概要
DSのローンチソフトの1つとしてセガが発売したミニゲーム集。略称『きみ死ね』。~
公式サイトから流れる独特かつ怪しげなBGMが当時のネットで大ブレイクし、これをネタにしたFlashがいくつか作られた。~
ニコニコ動画でも人気を博し、「CDで聞いてみて。~ニコニコ動画せれくちょん~」に本作の主題BGMが収録された。~

**ストーリー
-ある日、街ですれ違ったカノジョに一目惚れをした主人公は、頭にウサギの耳を付けた謎のパフォーマンス集団ラブラビッツにパフォーマンスを手伝ってくれと懇願される。とりあえずパフォーマンスを手伝った主人公はカノジョの笑顔を見て、ラブラビッツに入団を決意。彼らと共にカノジョの気を引くために様々なパフォーマンスを披露していく…。
--というストーリー。初っ端から突っ込みどころ満載である。
--時にはハプニングからカノジョを守ったり、ライバルの妨害にあったりもする。

**ゲーム内容
-「ストーリー」モードでは1ステージごとに設定された1~3個までのミニゲームを一定回数(約3~5回)クリアするとポイントが加算され、そのポイントが100まで達すると次のステージへ進めるようになるという形式。
--ボスバトルやラブシーンなど特殊なミニゲームもある。これらは1回クリアすれば次のステージへと進められる。
-ミニゲームの内容は「''買い物カートで滑走していたら目の前にトゲトゲを発見。取り除かなければパフォーマンスが失敗してしまう''」「''一輪車でパフォーマンスをしようと思ったら何故か高層ビルの屋上でする羽目に''」「''無人島に漂着したら巨大なヘビに飲み込まれたので脱出しなければ''」と、バラエティかつ突っ込みどころに富んでいる。
--「ストーリー」モードをクリアすると最初からミニゲームの難度が高めに設定されている「ハード」「ヘル」モードを選択できるようになる。
-ミニゲームを自由にプレイできる「メモリーズ」モード。一つのミニゲームにつき難易度が10段階(ボスバトル・ラブシーンのみ1段階のみ)用意されており、また1ミスでゲームオーバーとなるので難易度は高め。
-カノジョを着替えさせる「マニアック」モード。「メモリーズ」のミニゲームをクリアすると貰える星マークを集めたり、「ストーリー」の4コマあらすじの怪しい部分をタッチする事で見つけるウサギマークを集める事によってカノジョの衣装が増える。
-キャラクターは黒のシルエットで表現されており、ほとんどの登場人物がシルエットのみで表現されている。
--これを逆手にとって、「マニアック」でのカノジョの隠し衣装として''全身黒タイツ''なんてものがある。

**問題点
-「マニアック」モードでカノジョを着替えさせても、ミニゲーム選択画面でのカノジョに反映されるのみであり、肝心のミニゲーム内容には反映されない。
--続編では反映されるようになった。
-ミニゲームごとの難易度にバラつき感がある。ハードやヘル、メモリーズモードでプレイするとそれを顕著に感じる事も。
--簡単なものはカノジョが振り向いた時にマイクに向かって叫ぶ(息を吹くだけでもOK)だけの「マイク」、難しいものは1発勝負の「バスストップ」、高層ビルの上というシチュエーションのせいで手に汗握る中で微妙な操作を要求される「イチリンシャ」、強制スクロールで「イチリンシャ」と同じ操作をしなければならない「ツイセキ」など。
--シーンによっては2〜3つのミニゲームから任意で選択できるので、苦手なゲームを回避することもできるが、1つ固定になっている場合はそれをクリアできなければストーリーが進まない。

**総評
-その独特な世界観とBGMでプレイヤーを魅せたゲームであると言える。ミニゲームも操作性・演出共に良好で、丁寧に作られている。
-ストーリーのラストは、本作のタイトルの意味と感動的な結末が待っている。

**余談
-攻略本「きみのためなら死ねる ラブラブ大作戦CD+」にはゲーム本編では一切明言されなかった主人公とカノジョ、ライバルの名前が記載されている。
--主人公は「JOE」、カノジョは「JUN」、ライバルは「SIN」であるとの事。また、タイトルでわかるようにこの攻略本にはアレンジを施したBGMと短編ドラマが収録されたCDが付属している。
-公式サイトで流れるBGMには何とボーカル版がある。ちなみに歌詞の内容はゲーム内容とリンクしている。
--また、本作と同じセガの音ゲー「maimai」にはこのボーカル版が収録されている。ムービーも新規に作られている。
-タイトルの元ネタは過去に週刊少年マガジンで連載され、ドラマ化もされた漫画「愛と誠」よりヒロインの愛に一方的に片思い…というより現代ではストーカーレベルの一途な想いを持つ秀才キャラ、岩清水の名台詞から。
--ちなみに、このキャラのパロディで漫画「1・2の三四郎」では岩清水という変態キャラが登場する。知名度ではむしろ後者の方が高いかもしれない。

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*赤ちゃんはどこからくるの?
【あかちゃんはどこからくるの?】
|ジャンル|ミニゲーム集|&amazon(B000AOX7MY)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|発売・開発元|セガ|~|
|発売日|2005年10月20日|~|
|定価|5,040円|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|~|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~|
|ポイント|やっぱりこんなノリ&br()またまたラヴィッ!&br()タイトルが病気&br()ウワホー!|~|

**概要
『きみ死ね』の続編。独特のノリとBGMは本作でもしっかり健在している。
タイトルがアレだがCEROレーティングは全年齢対象で、決して卑猥な行為を想像させるシーンは無い。
BGMはクラシック音楽に''例のノリ''でアレンジを加えたものが多く使われている。勿論オリジナル曲もある。

**ストーリー
-街で見かけたカノジョに主人公が恋をする…という筋書きは前作と同じだが、本作では何と同時に''11人''ものライバルが一目ぼれしてしまい、さらには幼馴染の天才少女が主人公にヤンデレ気味なアタックをかけるという前作よりも泥沼(?)な状況になっている。

**ゲーム内容
-基本的には前作とほぼ同じだが、いくつか追加点がある。
--前作ではセーブデータは1つのみだったが、今作では3つまで持てるようになった。
--ミニゲームにDS本体を逆さに持ったり横に持ったりすると言うゲームが登場した。
--前作では1つのステージに複数のミニゲームが設定されていたが、本作では1つのステージにつきミニゲームは1つとなった。
--「ストーリー」モードでは、「ハード」「ヘル」の他に「ヘヴン」という難易度が登場。
---「ハード」「ヘル」とは真逆で最低難易度のミニゲームを延々とクリアする内容となっている。
---また、彼女の服装は''全身黒タイツ+はだし''固定。実質おまけモード。
--「メモリーズ」モードでは、ボスバトルとラブシーンにもレベルが設定され3段階の難易度を通してプレイできるようになった。
--「マニアック」モードではカノジョの服の模様を描く事が出来るようになった。
---また、本作では着せ替えたカノジョの衣装がミニゲームに反映するようになった。
--通信対戦モード「ツウシン」
---ミニゲームによる対戦やカノジョの服の模様を交換する事が出来る。
--相性診断モード「コヅクリ」
---2人用のモードでもあり、1台のDSを2人で片手ずつ持ち、ケーキカットをする事によって赤ちゃんを作るというもの。作った赤ちゃんは「ツウシン」で交換する事も可能。
--多人数用ミニゲーム「クンズホグレツ」
---一人が指定されたボタンを押したら、もう一人が別に指定されたボタンを押し、前の一人がボタンを離し、それを延々と繰り返すというゲーム。タッチ・マイクの操作も要求され、当然一人だけだと難易度が跳ね上がる。
--サイドストーリーを楽しめる「アナザーストーリー」
---このモードではミニゲームにおけるカノジョのポジションが幼馴染に当てはまっている。ストーリー自体はかなり短いのでおまけ程度のモード。
-何故か前作に合った英語表示機能が無くなっている。

**総評
-前作の正当進化版。いくつかの新要素を加え、ボリュームも前作以上となっている。
-反面、ミニゲームは前作の焼き直しと呼べるものもある。
-幼馴染のキャラが強烈なので、カノジョのキャラが薄い、という意見も見られる。また、前作ほどストーリーの本筋にタイトルが関わっていない。

**余談
-公式サイトで流れる「赤ちゃんはどこからくるの?」を連呼するアレなBGMにも、しっかりとフルバージョンが存在する。タイトルやゲーム内容同様、こちらも前作よりおバカ度が高いが、実は歌詞がいろいろと考えさせられる内容になっているので侮れない。
-本作のゲームのEDは前作と密接に結びついている。

#region(ネタバレ注意)
-なんと、本作の主人公は前作に登場したラブラビッツのリーダーであり、エンディングで11人のライバル達と共にパフォーマンス集団ラブラビッツを立ち上げた…という事実が明らかになる(カノジョもうさ耳をつけていることから、恐らく一員である)。最後の画面は「つづきは、『きみのためなら死ねる』でおたのしみください」。すなわち、本作はラブラビッツ誕生のいきさつを描く前日譚で、時系列上、「きみ死ね」の前の物語ということである。余談だが、海外版はタイトルが「ザ・ラブラビッツ(The Rub Rabbits!)」であり、タイトルの時点でネタバレしている。いいのか?
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