「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」を以下のとおり復元します。
*ソニック・ザ・ヘッジホッグ2
【そにっく ざ へっじほっぐつー】
|ジャンル|アクション|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AkZ6u895L.SL200.jpg)|
|対応機種|メガドライブ|~|
|発売元|セガ・エンタープライゼス|~|
|開発元|ソニックチーム&br()セガテクニカルインスティチュート|~|
|発売日|1992年11月21日|~|
|定価|6,800円(税別)|~|
//|配信|3DSバーチャルコンソール:2012年10月31日/300円|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[ソニックシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1023.html]]''|

**概要
-高速アクションで好評を博した超音速ハリネズミ『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のシリーズ第二作。
-今作でソニックの相棒となるキツネ「マイルス・"テイルス"・パウアー(以降、「テイルス」と表記)」が初登場した。

**特徴
-スピンダッシュの追加。
--本作では地上にて方向ボタンを下に入力した状態でボタンを押すとその場で回転を始める。そして、その状態から方向ボタンを離すとスピン状態のまま勢いよく加速することができるようになった。
--地上での攻撃や加速が容易になり、さらにスピード感のあるアクションが出来るようになった。
-2P側でテイルスを操作可能。
--通常はテイルスはソニックの後を付いていく動きをするが、これを2P側で操作が可能。テイルスがダメージを受けたりミスになってもソニックには影響しないし何度でも復活してくるので、ゲームに慣れていない初心者に対しても入り込めるように配慮されている。
--ソニックやテイルス単体での冒険も可能。オプション画面から選択できる。
---なお、一部のステージではゲームの展開上テイルスが参加できないようになっている。
-ゾーン構成が基本2ステージ構成になった(一部例外あり)。
--ゾーン内のステージ数が前作よりも減った反面、ゾーンのバリエーションが増えた形。
-2人対戦プレイの実装。
--画面を2分割して2人で同じステージを使ってどちらがうまくステージをクリアできるかで勝敗を競う。
--このモードで利用できるステージは既存のステージから3つ((エメラルドヒル・カジノナイト・ミスティックケイブ。それぞれに対戦用のBGMがある。))。また、スペシャルステージでの対戦も可能。

**評価点
-ステージバリエーションが豊富。
--1ゾーンに2アクトという構成になり、代わりにゾーンの数が増えているため、前作とほぼ同じステージ数を維持しながらもバリエーションはさらに豊富になっている。
---やや冗長気味だった3アクト構成の前作よりも評判はよく、続編にも受け継がれた。
--ステージのギミックバリエーションもさらに増加。カジノナイトゾーンのピンボールエリアやスロットエリアでリングを稼いだプレイヤーも多い。%%稼ぎ過ぎてタイムアップになったプレイヤーも多い。%%
-新キャラ「テイルス」の追加。
--その健気さからプレイヤーの評判もよく、ソニックの弟分として定着することになった。
-スピンダッシュの実装による移動バリエーションの追加。
--前作では地上での攻撃動作でスピン状態に移行するのにやや手間がかかっていた分、その場で即時に高速移動と攻撃が行えるこの動作は爽快感もあいまって以降のシリーズでは定番となった。
--簡便な操作性も損なってないので遊びやすさも前作に比べ確実に向上している。
-相変わらずクオリティの高いBGM。
--1に引き続き中村正人氏が作曲を担当。
-カオスエメラルドを全て集めるとスーパーソニックへの変身が可能になった。
--変身条件は、スペシャルステージをすべてクリア=カオスエメラルドを全て集めた状態で、リングが50個以上のときにジャンプ中にジャンプボタンを押すことで変身が可能。
---スーパーソニック状態のときは完全無敵状態となりスピードも向上するが、時間経過でリングが減少し、0になると変身が解除される。
--カオスエメラルドを全部集めてもエンディングが変化する以外特にメリットがなかった前作とは違い、このフィーチャーのおかげで集めるモチベーションも上がることとなった。
---以降のシリーズではストーリー上の強制変身・隠しラスボスステージなど、様々な形で定番となったフィーチャーである。

**問題点
-難易度が高い。
--前作に比べ敵や罠による初見殺しが大幅に増えたこともあってか、シリーズ初心者にはやや厳しい構成。
---特にラストステージであるデスエッグゾーンでの戦いは、前作同様リング0かつ、メカソニック+デスエッグロボという強敵2連戦が待ち構えているため非常にシビア。さすがに子供向けゲームでこれは厳しすぎたのか、CDやソニックジャム以降の作品ではラスボス戦ステージの最初にリングが数枚ほど設置された。
-スペシャルステージではテイルスが単なる邪魔になってしまいやすい。
--スペシャルステージは「長いチューブを走りながら一定数リングを集める」という形になったが、2人プレイの場合はノルマが2人用になる上にテイルスがトラップに引っかかりまくり、実質ソニック1人より難しくなる。
-テイルスがただソニックの後をついていくだけのキャラでしかない点。
--まだ初登場でキャラが確立していないためそこは仕方ない。
--後半でトルネード号を運転しソニックと共に逃げていったエッグマンの船を追いかけるという見せ場はある。ちなみに「飛行機操縦の腕は抜群」という設定で、そのゾーンではどんな操作をしても絶対にソニックが落ちてしまうことはない。スーパースピンダッシュすら使えるので安心して戦おう。
-セーブ機能がない。
--ステージ数の増加もあいまってプレイ時間がかなりの長丁場になりやすいのも厳しい。

**総評
前作から順当な進化をとげ、新キャラ「テイルス」の評判もよく、シリーズの認知度向上に大きく貢献した作品。~
難易度がやや高め、PSN等を除いてセーブがないという欠点はあるがそれも致命的というレベルではなく、今でも十分に楽しめるので遊んでみて損はない一品。

**余談
-音楽の権利関係のためか、一時期バーチャルコンソールでの配信が終了していたが、「ソニックロストワールド」の発売に合わせて再配信された。
-「Chemical Plant Zone」が、前作の「Green Hills Zone」同様「ソニックジェネレーションズ」にてアレンジされている。
-前作や今作は初期ソニックとして特に象徴的な作品であると扱われている。ソニック・ザ・ヘッジホッグ4は本作のギミックを再登場させたステージがいくつか存在する。
//-カットされたステージがある。この事は2014年7月9日のインサイドに詳しく載っていたプロトタイプが流出した模様

復元してよろしいですか?