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【あーすでぃふぇんすふぉーす いんせくとあるまげどん】
ジャンル | サードパーソンシューティング(TPS) | |
対応機種 |
プレイステーション3 Xbox360 Windows XP/Vista/7※ |
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発売元 | D3パブリッシャー | |
開発元 | Vicious Cycle Software | |
発売日 |
【PS3/360】2011年7月7日 【Win】2011年12月15日 |
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定価 |
【PS3/360】7,140円 【Win】9.99US$ |
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ポイント |
アメリカ生まれのシリーズ外伝 舞台・世界観一新、シリーズ異色作 TPSとしての出来は良くなっているが、EDFとしては…… |
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備考 |
【PS3/360】アップデートファイル:2011年10月6日 ※Win版はsteamでの配信販売 |
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地球防衛軍シリーズリンク |
SIMPLEシリーズの傑作・地球防衛軍シリーズの外伝作品。略称は「EDF:IA」。
開発は従来のサンドロットではなく、アメリカの会社であるVicious Cycleが担当しており、サンドロットのスタッフは世界観などの監修に回っている。
ゲームエンジンもVicious Cycleの独自エンジンが使われており、本家シリーズとは一風変わった作品になっている。
従来のシリーズ作品に比べ世界観や設定が大きく変化しており、システムも従来の物をベースに変化が加えられている。
以上に上げたように旧作の問題点はいくつか排除されているが、新たな問題点も浮上しており旧作ファンからは「EDFらしくない」という批判も強い。
+ | 終盤の展開 |
やや荒削りな面こそあれど普通のTPSとして見れば悪くない出来で、長くやっていれば面白味は出てくる作品である。
しかし『3』と同様にEDFのタイトルを使ってしまったために旧作のファンにはどうしても違和感と割高感が出てしまう作品となっている。
「SIMPLEだから許された」という部分も完全にぬぐいきれたとは言いにくく、別物としてみるとその点は余計目につくようになってしまう。
オフラインのみだと物足りないが、EDFの面白さの根っこの部分は一応掴んでおり、オンラインでの協力プレイ等据え置きでは今までなかった面白さもある。
シリーズの問題点は多くが排除されており、名作になりうるポテンシャルは充分に秘めていた作品……だったのだが、どうも詰めが甘かった。
なお、海外版は約40US$で、昨今の円高の影響と合わせ非常に安値で手に入る。
海外版であれば日本語吹き替えがされていない以外は同じ仕様なのでオフだけでも値段相応には楽しめるだろう。
2011年10月6日にアップデートが行われたことで一部の仕様が調整され、バグもいくつか排除されている。
2011年12月に海外の大手ゲーム配信プラットフォームであるSteamにてPC版(海外版ベース)が配信されている。
こちらは30fps制限など細かい変更があるもののほぼ家庭用(海外版)と同一である。値段も9.99US$と非常に安い。
さらに、PS3やXbox360版には無かったDLC武器が用意されている。レベルが高い武器もあるので、割とまんべんなく使えるDLCになっている。
上記の問題点や本家『4』が事前情報では『3』に近い作風なこともあり、EDFファンからの扱いは黒歴史に近い。
しかし『4』の事前情報では本作を意識したと思われる演出やシステムが取り入れられている。
いずれも旧作の問題点を修正した仕様であるため、本作が本家シリーズに与えた影響の大きさがうかがえる。