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武装神姫バトルマスターズ - (2012/07/12 (木) 03:17:59) の編集履歴(バックアップ)


武装神姫バトルマスターズ

【ぶそうしんき ばとるますたーず】

ジャンル アクション
対応機種 プレイステーション・ポータブル
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
開発元 ピラミッド
発売日 2010年7月15日
ベスト版&DL版価格改定日:2011年3月3日
定価 UMD版:5,800円
UMDベスト版:2,940円
DL版:4,800円→2,300円
特別版: 19,800円 (限定フィギュア2セット同梱)
ポイント クソと言うほどでは無いかもしれない
良と言うには問題がありすぎるロード地獄
フィギュア部門との連携もちゃんと取りましょう


概要

  • 2006年に発売されたフィギュアをオリジナル(原作)として、オンラインゲーム『BATTLE RONDO』や漫画など、メディアミックスを展開している「武装神姫」プロジェクトの一つ。通称「バトマス」。
    • 玩具発祥のメディアミックスといえば『ゾイド』『トランスフォーマー』などの前例もあるが、武装神姫は美少女モノであることで一線を画し、本作発売時点で5年目と息も長い。前二者と同様の休止期間もあったが…。
  • 人工知能を搭載した全長15cm程度の少女型ロボット「神姫」を武装させた「武装神姫」によるバトルホビーが流行している世界観を持つ。
    • 媒体によって(半ば意図的に)設定を変えている箇所がある。神姫をマスターの意思で動かせる「神姫ライドシステム」が導入されたという独自の設定により、本作はアクションゲームになった。
      本作以外の作品では、自律稼働する神姫にマスターが指示をする(神姫が従わないこともある)という描写が主。
    • 神姫の起動に使用した「チップ」、周囲の環境などの要因で、個体によって形成される性格が異なるという設定がある。プレイヤーの神姫は標準的な設定だが、NPCは千差万別。

システム

ゲームの流れ

  • 主人公は神姫を初めて購入するため、物語はショップから始まる。最初は他機種の在庫不足を理由に「天使型アーンヴァルMk2」しか選べないが、ゲームの進行に伴い他の神姫も販売されるようになる。
  • ショップでパーツを買い揃えたり神姫を買い足したり、ゲームセンターでフリーバトルを行い、神姫センターの公式戦でFバトルへの挑戦権を獲得し、Fバトル会場でランカーとなったライバルを打ち倒し、頂点を目指していく。
    • Fバトルは下から順にF3/F2/F1のグレードが設定されており、F1チャンピオンになればゲームクリア。
    • カスタマイズは『AC』ほど難しくなく、アクションも『ガンダムVS.シリーズ』ほど難しくない。
    • 合間合間に神姫との会話イベント、対戦相手との会話イベントも挟まれる。人間はシルエットしか描かれていない。主役はあくまで神姫である。
  • やりこみ要素として、ゲーム内で特定の条件を満たすと「称号」が手に入る。

カスタマイズ

  • 持ち込める武器は3種類まで。威力は低いが出が早い「ハンドガン」、出が遅い代わりに攻撃時は怯み無効になる「大剣」、相手に向けて子機を飛ばす「ビット」など、武器のカテゴリごとに性能は大きく異なる。
  • 持ち込める防具は「ヘッド」「ボディ」「アーム」「スカート」「レッグ」「シューズ」「リア」「シールド」8系統を各1種類づつと、「アクセサリ」を3種類まで。
    • 防具にはHP増強やスピードアップといったステータス強化の他にも、「ダッシュ性能」「空中ダッシュ」「二段ジャンプ」「武器エネルギー回復」といったアビリティも設定されており、総合的なセッティングが求められる。
      • 「ダッシュ性能」のアビリティが無い状態では「4方向ダッシュ、方向転換前に停止」だが、アビリティを付与すると「ダッシュ中1度だけ方向転換が可能」になる。
        アビリティの重ねがけも可能で、ダッシュ性能アビリティレベル2は「斜めを含めた8方向ダッシュ、方向転換が無制限」になる。
    • 武器・防具には「ランク」「コスト」が設定されており、神姫は同ランク以下かつ総合コスト内のパーツしか装備できない。「LOVE(経験値)」を対戦で一定値まで稼ぐと、ランクとコストの制限が緩まる。

アクション

  • レールアクション(RA)
    • カスタマイズで設定した4つまでを持ち込め、時間経過で回復する「SP」を消費して発動する。移動・攻撃が一体となった「ATK」、移動のみの「MOVE」に分けられる。
    • 発動後はレールを滑るような自動操作に切り替わり、全RAが共通してロックオン外しを持つなど、移動・攻撃ともに通常とは大きく異なる挙動を取る。
      • 「ATK:小剣」は「相手の右前方へ移動し、真横から突く」、「ATK:ショットガン」は「上昇して乱射、相手の背後に回り込んでもう一発」、「MOVE:ROUTE1」は「ショットガード付与の直進」など。
      • RAによっては「ボタン入力で経路を変更する」「近距離で発動すると即座に攻撃する」ものなどもあり、安直に挙動を予測できるとも限らない。
    • 各神姫には、まさに必殺技とも言うべきATK相当の「専用レールアクション」も用意されている。
  • アタックチェイン(AC)
    • 武器の使用中に別の武器で追加攻撃を行う。RAと同じくSPを消費する。
      • 射撃武器には弾数制限、格闘武器には連打コンボによるヒット数の制限があるが、ACによって更に多くのダメージを与えることができる。
    • ACからRAを発動させることも可能。
  • ターン
    • アビリティでアクション解禁。通常はダッシュ移動で使われる「ブーストゲージ」を消費して発動。相手の攻撃に合わせてターンを行うことで完全回避となる。
  • ライドレシオ
    • 攻撃を当てる、ターン回避に成功するといったプラス評価によって上昇していく。
    • 最大まで溜めると「ダッシュ速度上昇」「SP回復速度上昇」「ブーストゲージ・SP消費半減」、神姫に応じたその他の強化を一定時間得ることができる。
      • 神姫固有の効果を度外視しても十分強力で、RA/ACという本作の特徴的な要素を存分に生かして戦うことができる。

アドベンチャー

  • 神姫のLOVEレベルを高めると発生する、神姫がヒロインのギャルゲー。題材が題材だけにこちらも十分メイン。
    • シナリオによっては選択肢が表示される場合もあるが、前後の会話が若干変わる程度。ゲームオーバーになるようなことはなく、ハッピーエンドで終わる。
    • シナリオクリアの特典が、前述の「専用レールアクション」。本編の進行とは無関係だが、クリアせずに終わるのは勿体無い。

評価点

神姫がかわいい

  • かわいい。あんばるさんマジ天使。かわいいだけじゃ具体性のかけらもないのだが、ギャルゲーで「どのようにかわいいか」を詳細に分析するのも無粋というものである。
  • 「素直な良い子」を絵に描いたような性格の神姫やお節介焼きで素直じゃないボクっ娘、他人には吼えかかるけどマスターには尻尾振って甘えてくる番犬気質の神姫など様々な性格の神姫がいる。
  • 「ロボットが主人に従順なのは当然である」というのを抜きにしてもかわいい。
    • 起用声優も前出の『BATTLE RONDO』から変わらず豪華で、主役レベルがゴロゴロいる。

個性豊かなライバル達との、バリエーション豊かな戦闘前会話

  • 対戦の前後には相手側のマスターと神姫、こちら側の神姫によるちょっとした会話(神姫はフルボイス)が展開される。相手側が喋ったあと、それに対してこちらの神姫がコメントするのが基本的な流れ。
  • 概要で述べたように神姫は同機種であっても異なる性格に育つ可能性があり、そのためライバル神姫はプレイヤー側とは違う性格のものが多い…のだが、もはや完全に別人、もとい別神姫になっていることが多い。
    • 神姫を演じる声優陣の怪演も大きな魅力。
      嘘みたいだろ…リリスもあざみもドナもみんな中の人は長門なんだぜ…百花と夏姫とミランダとヘンゼルはゆかりんだし…。
    • 「容姿は同じまま全く異なる性格に設定することで、キャラクターの別の側面・別の可能性を表現する」というのはパラレルワールド物のSFやライトノベルではお約束のギミックだが、設定を上手く利用している。
  • そしてそれを上回る、サブカルチャーネタに溢れるマスター達。神姫と違って声なし、しかも立ち絵どころかシルエットのみなのだが、とにかく濃い。
    フルメタルジャケットや漢坂ネタはまだ序の口、神姫が女王様を担当するSMプレイ実行中なマスター、人間の妻を持つ身でありながら本気で神姫に惚れちゃった結果完全に愛人として扱っているマスター、神姫バトルにハマる人間の心理に興味津々だけど話が長いせいで度々相棒の「クラリス」に怒られる「埴場教授」(埴場→はにば→ハンニバ…)など、まさにカオス。
  • 更にライバルに応じてこちら側の神姫のコメント(初回対戦時のみ。2回目以降は汎用のものとなる)も異なるので、これまた非常にバリエーションが多い。
    当然同じライバルが相手でもこちらの神姫が違えば当然違うコメントをするので、各神姫のイベントだけでなくこの戦闘前会話でも各神姫の魅力が引き出されており、同時に2周目以降の「ただ神姫のレベルを上げるだけ」という単純作業に「戦闘前会話を見る」といった目的を持たせている。
  • ちなみに主人公くらいならまともか、と言えばそうでもない。
    まだ仲良くなっていない状態の神姫に対しては「とりあえずバトルを重ねて仲良くなるしかないな」、問題が発生している時は「バトルしながら様子を見よう」、女性をデートに誘う際は「よろしければ今度ご一緒にバトルでもいかがでしょうか?」
    重度のバトル脳である。確かにゲームシステム上バトルしないと話が進まないのだが。
    • 神姫も神姫で「二人っきりになったところで…バトルしに行きましょう!」とか言い出す。
      ついでにバトルに誘われた女性の方も、終盤ではバトル脳が感染している様子が見受けられる。
  • しまいには神姫から「『人間の』彼女が出来たらマスターとして認めてやる」との条件を提示された時に
    「よし、さっさと彼女作ってマスターとして認めてもらうぞ!」なんて考えている始末。

問題点

UMD版のロード時間

  • 本作最大のゲーム以前の問題点。PS1時代に戻ったかのように頻発する上に長い。メディアインストールも無い。
    • ひたすら対戦をこなしていくゲームであるにも関わらず…
      • 対戦相手の選択・立ち絵の表示でロード
      • 使用神姫の決定前の立ち絵の表示でロード
      • 戦闘前会話でロード
      • 戦闘終了後の賞金・パーツ獲得でロード
      • 戦闘後会話でロード
    • 1回対戦するだけでも5回もロードが入り、最新型のPSP-3000でも20秒前後かかる。
    • ダウンロード版が同時に発売されており、ロードの発生頻度こそ同じだが、所要時間は短い。ロード中に回転音が絶えないことから、UMDの限界と思われる。
    • ゲーム開始直後はチュートリアルを受けるようNPCから提案されるのだが、UMD版ではチュートリアルを受けるだけでもロード地獄。ここで早々と投げ出したくなる。
  • UMDという形を残したいユーザーや、フィギュア同梱の高価な限定版を買ったユーザーでさえ、ロード時間に耐え切れなくなくなり、DL版への乗り換えが続出した。
    • 意図的にロード時間を長くして両方買わせようとしたのではないか、と皮肉られたほどである。実際は後述する開発スキルの低さに起因しているものと思われるが。
    • ダウンロード販売ランキングでは一時期トップの座についていたのだが、乗り換え組が相当数居たであろうことを考えると、大ヒットと喜ぶのも微妙な気分。

登場キャラクターの少なさ

  • 本作発売時点で神姫は40体近く*1発売されていたが、本作に登場しているのは10体。
    • うち2体は本作初登場の「アーンヴァルMk.2」「ストラーフMk.2」なので、事実上は8体。
    • 登場キャラクターとしては少なくはないかもしれないが、プロジェクト全体の総数に対しては少ないと言わざるを得ない。『ポケモンスタジアム』か。

低クオリティのグラフィック

  • 3Dモデルのテクスチャが荒い。顔は比較的精密だが、表情が変らない。
    • このせいで一部の神姫の勝利のポーズが不気味。高笑いのつもりなのだろうが、無表情で顔を激しく上下させるマリーセレスは最早危険。
  • アドベンチャーパートの立ち絵
    • アクションパートの3Dモデルとは違い、2Dのアニメ塗り。神姫によっては両パートで頭の大きさなどのバランスも違っていることがあり、違和感がある。こちらも3Dで良かったのでは?
    • 神姫によっては立ち絵で中途半端に武装しており、不自然で統一感にも欠ける。
      • 同じデザイナーが手がけた「アーク」と「イーダ」でも、アークは胸部のみ武装、イーダは肩のみ武装。
      • ほとんどの神姫が素体状態にも関わらず、「紗羅檀」「ベイビーラズ」はしっかり着込んでいる。

バランス・システムの調整不足

  • 装備が揃っていない状態での操作性の悪さ
    • スピードが遅い、ダッシュがイマイチ、攻撃が貧弱…など、全体的に爽快感に乏しく劣悪。
      • チュートリアルは装備をある程度まで揃えている状態のもの。頑張ってチュートリアルを受けても、この落差に落胆して、ここでもやはり投げ出したくなる。
  • ボタン設定の悪さ
    • RAは方向キー+○+△の同時押し、ターンは□+×同時押しで発動するが、武器(○/△/□)とジャンプ(×)のボタンが含まれており、同時押しの判定がシビアで、ミスしやすい。
    • PSPのボタン数に起因する問題でもあるが、必要以上にシビアな判定、「方向入力を十字キーとアナログパッドのどちらかにする」ことしか出来ないキーコンフィグも問題。
  • 凶悪な「ターン」
    • ターン中は行動不可でターン終了時にも隙がある、というデメリットでバランスを取っているはずなのだが、アビリティの重ねがけでデメリットが緩和されると「半永久ターン」になってしまう。
    • 対人戦で自粛しないと、ターンを連発して相手のミスを待つだけの不毛な展開になりがち。 「ずっと俺のターン」ってね!コナミだし!!
  • 2対1or3対1の自分が不利な状況で戦う「ハンディキャップマッチ」
    • 挑戦状が届く頃に挑んでもリンチされるだけ。「強い武器を手に入れてからごり押しする」しか手がない。
    • ゲーム本編の進行には影響しないので、無視していてもクリアは可能だが、一定期間内に対戦しておかないと以降現れなくなり、称号の獲得に悪影響を及ぼす。
      • 敗北しても再戦フラグを立てておくことはできるので「お礼参り」と揶揄される。
  • 「入手不可能パーツ」の存在
    • 「対戦相手に勝つと、その相手が装備していたパーツが一定確率でショップに並ぶ」という単純なゲームシステムなのだが、誰も装備していないためにショップへ入荷されないパーツが1つだけ存在していた。
    • 称号の中には「特定カテゴリのパーツを全て集める」というものがあったため、その称号も入手不可、称号のコンプリートで解禁される隠し要素も解禁不可能になっていた。
      • パッチ、というかDLCの無料カタログデータによって修正はされたが、開発体制への不安は拭えない。
  • キャラ個別イベントをクリアすると「髪の色」のパターンが追加される。
    • ただし、新規購入時に限る。既に持っている神姫の髪の色は変えられない。
    • NPCは「瞳の色」も変えているので、不公平感もある。

高額で不出来なDLC

  • 本作から数ヶ月後にフィギュアが発売される神姫8体をDLCで先行登場させる、というものがあったのだが…
    • 1体1600円という強気の設定。素体のみを600円で購入することもできるが、武装のデザインを楽しめず、専用RAも使えないので、あまり意味は無い。
    • 各神姫の会話イベントも本作の大きな魅力であることは先に述べたが、DLC神姫にイベントは無い。戦闘前の会話すら無い。キャラクターセレクトと戦闘中の掛け声だけ。
    • 神姫のDLC配信は4回に分けて行われたが、2回目から「戦闘前会話もない」と記載されるようになった。根本的には何も解決していない。
    • 『BATTLE RONDO』でも神姫を1体1300円*2で販売していたが、こちらは5,800円のソフト+DLC、あちらは基本無料のオンゲーで、キャラ1体あたりの価値も投資額も違う。そして、キャラ個別イベントが無いなどということも無かった。
  • その他にもセーラー服やスクール水着などのコスプレ衣装(平均500円)やカッコイイ武器(平均200円)も多数配信されており、全部揃えると 21,900円 。PSP本体よりも高額。
    • 2010年12月のクリスマスの時期と、廉価版が発売された2011年3月に、期間限定のDLC半額セールが行われていた。それでも総額は1万円を超えるが…。
    • DLCの中にゲームバランスを完全に崩壊させる装備がゴロゴロ…なんてことが無かったのは不幸中の幸いではある。

販促になっていない展開

  • 10体の神姫が登場するが「プレイしてからフィギュアが欲しくなったのに、売っていない」という本末転倒な状態。
    • 本作の「特別版」に同梱された「アーンヴァルMk.2」「ストラーフMk.2」。
    • 本作発売直後に受注再生産を開始した「アーク」「イーダ」。
    • 本作発売時点で受注生産の申し込みを締め切っていた「アルトアイネス」。
      • 10体中上記5体がコナミスタイル(直販サイト)での限定販売、残り5体も入手が容易と言えるほどではなかった。
      • 特にアーンヴァルMk.2とストラーフMk.2は、本作が初登場にも関わらず、19,800円の高額な特別版*3でのみ販売すると告知しており、ユーザーを悩ませた。
        この2体がプレイ後に買えなかったわけではないが、発売日から売り切れまでの時間は短く、ソフトもダブることになった。
  • フィギュア発売前だったDLC神姫も、イベント無しという暴挙により、販促になっていたかと言われると微妙。

総評

  • つい完璧な物を求めがちではあるが、本作は十分すぎるボリュームを持っていると言える。対戦相手の神姫もフルボイスで、対戦オーナーによって神姫ごとに違う会話まで用意されているのだから、キャラゲーとしては合格点だろう。
  • 対戦ゲームとしても一部に目を瞑ればなかなかの出来で、装備の揃ったプレイヤー同士なら機敏に飛び回っての爽快な対戦が楽しめる。
  • しかし、如何せんロード時間が長すぎる。アクションゲームとしての問題点、キャラゲーとしての問題点も少なくない。
  • ハマった人間でも「クソゲーではないが、胸を張って良ゲーだとも言い切れない」という残念な代物。

その後

  • 2011年に『武装神姫BATTLE MASTERS Mk.2?』の発売が決定、データインストール対応も同時に発表。期待を寄せられていた、が…。