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ジェットコースターをつくろう!3D - (2015/07/16 (木) 18:13:43) の編集履歴(バックアップ)


ジェットコースターをつくろう!3D

【じぇっとこーすたーをつくろう すりーでぃー】

ジャンル ジェットコースターシミュレーター imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
対応機種 ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)
メディア ダウンロード専売ソフト
発売元 アークシステムワークス
開発元 Big John Games
発売日 2013年7月13日
定価 820円(税込)
判定 なし
ポイント オリジナルのジェットコースターを作れる
PS2版とは別物、あまりぶっ飛んだ要素はなし

概要

  • 3DSでジェットコースターを「つくって、乗って、共有する」シミュレーションゲーム。
    • 海外で先行配信された『Coaster Creator 3D』のローカライズである。
  • 作成したコースにオブジェや乗り物を設置することも可能で、QRコードに変換して交換することもできる。

ゲームモード

キャリア

  • 新人の設計士となり、与えられるチャレンジ(課題)をクリアしていくのが目的。クリアする毎にサンドボックスにて使えるカートの種類やデコレーションなどが増加していく。
  • このモードでは作成ツールの全てを使うことができず、限定されたツールのみで課題をクリアしていく必要がある。時には頭を使わねばクリアできないものも。
    • このためジャンルはどちらかというとパズルゲームに近いものがある。 サンドボックス
  • 自分のオリジナルのジェットコースターを作成するモード。ゼロから作るだけでなく、QRコードを読み取ってインポートし、カスタマイズすることもできる。
    • また、作成したコースターで星をキャッチするミニゲームも遊べる。
  • カートやレールの種類、配色まで自分好みに設定することができ、さらにオブジェや屋台を置いて本物の遊園地らしく作ることもできる。
  • レールの種類は「木製」「鋼鉄」「宙吊り」の3種類から選べる。一度設定しても再度変更可能だが、鋼鉄と宙吊りを木製に変更すると(仕様の関係で)コースが大きく変化する場合がある。
    • 木製は所謂レトロコースター。ループやツイストを入れることはできず、選べるカートの種類も限られている等、制限がかなり多い。しかし慣れれば迫力のあるコースターも作成できるので、玄人向けと言える。
    • 鋼鉄が最もポピュラー。カートの先頭のグラフィックや種類、ループやツイストを自由に設定できる。初心者でも決行簡単に凝ったコースターを作成できる。
    • 宙吊りはカートの種類が少ないこと以外は鋼鉄と一緒。見た目以外の変化はないので、特別な理由がない限りは選ぶこともない。

評価点

  • 作成したジェットコースターに様々な視点で乗れる。乗客からの視点で見て立体視にすれば、なかなか迫力のある映像になる。
  • 作ったコースターを他者と共有できる。インターネットにアップすることも勿論可能。

難点

  • 作成ツールの使い方に癖がある。下画面にはレールの情報が表示されるのだが、上手くレールを動かすにはいちいち視点を変えなければならず、さらにレールはちょっと引っ張っただけで簡単に動いてしまう上、思ったように動いてくれないことも多々ある。
  • キャリアのクリア条件に分かりにくいものがある。
    • クリア条件に「肩を強打しないコースにする」というものがあるが、どうやれば強打しないコースになるかについてはノーヒント。自分でツイスト等を工夫しなければならない。
    • 黄色いターゲットを通過するものに関しては、どうやればそこに到達するかはやはりノーヒント。レールをその場に持って行くだけなら簡単だが、もちろんちゃんと完走できるように作らねばNG。スピードやGなども考慮する必要がある。しかも番号などは振られてないので、どこから先に手を付けるべきなのか分かりにくい*1
    • 横のGを一定値以下に抑えるというものはまだ簡単な部類である。
  • 「ジェットコースターを作る」以外の目的・ギミック・演出等に乏しい。
    • 通行人など存在しないし、園内のアトラクションは完全に置物。そしてコースターを(それこそ現実には不可能なレベルで)どのように作ってどのように走らせようが、乗客は失禁もせず行方不明にもならず楽しんだり驚いたりするだけ。
    • 最も仮に入れたとしても値段がそれなりに増していただろうが。

総評

シンプルに作ってシンプルに楽しむのが目的の本作だが、肝心のオリジナルコースターの作成には慣れが必要なので、そこまでシンプルに遊べるかと言われるとやや微妙。
またジェットコースター以外の要素には乏しく、人によってはすぐに飽きてしまうだろう。最も、それも値段相応だと考えれば仕方ないのだが。