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ロックマンズサッカー - (2015/05/03 (日) 05:09:59) の編集履歴(バックアップ)


ロックマンズサッカー

【ろっくまんずさっかー】

ジャンル サッカーゲーム
対応機種 スーパーファミコン
メディア 10MbitROMカートリッジ
発売元 カプコン
開発元 さんえる
発売日 1994年3月25日
定価 9,450円
ロックマンシリーズリンク


概要

当時のJリーグブームに便乗し、人気アクションゲーム『ロックマンシリーズ』の登場キャラを使った、8対8のミニサッカーゲーム。
ロックマン1~4、ワールド1のボスキャラ達が登場する。
CMソングは嘉門達夫氏の『WE ARE ROCKMAN』。

本家ロックマンシリーズのキャラが登場する、初のSFCソフトでもある。

使用可能キャラ

  • ストーリー・対戦両モードに登場
    • ロックマン、ブルース、エンカー、カットマン、ファイヤーマン、エレキマン、ウッドマン、ニードルマン、スカルマン、ファラオマン、ダストマン
  • 対戦モードのみ
    • アイスマン、ボンバーマン、エアーマン、バブルマン、フラッシュマン、ジェミニマン、タップマン、スネークマン、トードマン、Drワイリー(隠しキャラ)

ストーリー

ロック、Drライト、ロールの3人はテレビでスポーツニュースのサッカー試合を見ていると突然、ワイリーが率いるロボット軍団にサッカー場が占拠されてしまった。
ロックはサッカー場を取り戻すため、ライトにサッカー用の体に改造してもらい戦いに向かうのであった。*1

特徴

  • 基本的にはオードソックスなサッカーゲームだが、以下のような特徴がある。
    • ファウルの概念がない。
    • オフサイドもない。全体的にゲームテンポがゆっくりなので仮にあったとしてもほとんど意味は無かっただろうが…
    • サイドライン・ゴールラインの外側に背の低い「壁」が設置されており、ボールがこの壁に跳ね返った場合はスローイン・コーナーキック・ゴールキックにならずにプレイが続行する。これを利用したテクニックも存在する。(後述)
    • 各キャラに「必殺シュート」があり、1試合に2回まで使用できる*2。必殺シュートは相手を吹き飛ばすのでGKから確実にゴールが奪えるが、キャラの必殺シュートによっては効かない相手もいる。
  • チャンピオンシップモード
    • ストーリーにあたるモードであり、8つのボスキャラのチームを自由な順番で攻略していく。
      • 撃破するとそのチームにいたキャラが仲間となり新たな必殺シュートが使用可能。各キャラは「足が遅いがキック力は高い」などステータスもある程度特徴付けがされている。

評価点

  • 使用キャラの豊富さ。1~4のボスキャラの一部+ブルースにワイリーと、計21のキャラが使用できる。
  • サウンドテストには、ブルースの口笛が短縮版・フルバージョンと2種類共収録されている。
  • ワイリーのボス紹介デモが、『1』の「手を振るアクション」だったり、ワイリーステージ出現の際のBGMが『2』の曲(通称「実家」)のアレンジ版だったりと、芸が細かい。
  • カリンカが登場する数少ないソフトでもある。本当にチョイ役だが。

問題点

  • 使用可能キャラが1~4のボスすべてではなく中途半端。
    • 『5』のキャラは出ていないのだが、なぜかボスセレクト画面のBGMは同作のアレンジ版。
    • リーグモードでエレキマンかダストマンのチームを選択すると、なぜかチームにワイリーが混ざっている。なぜこのチームに?*3
  • キーパーがやたら硬い。
    • センタリングからオーバーヘッドキックをすれば点が取れるのだが…それ以外の通常シュートはまず入らない。つまり点を取る手段は必殺シュートorセンタリングからのシュートの2つだけ。
      • 必殺シュートは1試合中に2回しか使えないので、試合の殆どの時間はひたすらセンタリングを狙うしかない。
    • システムの仕様を突いた攻略法で、ゴールラインに設置されている壁にわざとパスを跳ね返し、飛び出してきたキーパーの裏側にパスを通す「壁ワンツー」というテクニックも存在する。これは当時の攻略本でも裏ワザとして掲載されていた。
  • チャンピオンシップモードは、クリアするとエンディングもスタッフロールも無く唐突に終了する
    • またサウンドテストでもエンディングと思われる曲を2つほど確認できる。没なのかなんなのか…。
  • パスワードは、例によって方眼紙のマスにチップを置く方式だが、「8×8」とマス目が異常に多く、とにかくメモしにくい。
    • 保存できる内容は倒したボスだけであり、アイテムなどは存在しないのに、なぜそこまでマス目とチップが必要なのかがわからない。