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サンリオカップ ポンポンバレー - (2015/04/21 (火) 17:15:39) のソース

*サンリオカップ ポンポンバレー
【さんりおかっぷ ぽんぽんばれー】
|ジャンル|バレーボール|&amazon(B000068I9F)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|キャラクターソフト|~|
//|開発元|不明(アスキー?)|~|
|発売日|1992年7月17日|~|
|価格|3,980円(税抜)|~|
|判定|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~|
|ポイント|スタイリッシュかつカオスな必殺技&br()超次元バレーボール&br()覇王鬼帝CPU|~|

**概要
サンリオのキャラクターたちが一同に会してバレーボールで勝負する対戦スポーツゲーム。~
見ため通りのほのぼの系・・・・・・かと思いきや、演出が''ド派手な必殺技''という要素のおかげでカオスなバカゲーと化している。

**ストーリー
サンリオ村の住人たちが楽しみにしている、年に一回の大イベント、それが「サンリオカップ」という、大運動会なのです。~
この日のために、みんないっしょうけんめいに練習しました。今回の競技は、ポンポンバレーという、とってもおもしろいゲーム。~
そして、参加選手は、運動神経もばつぐん(?)な、キティ、けろっぴ、たあ坊、ポチャッコがえらばれました。~
競技に参加できなかったキャラクターも、きっと、ベンチから熱い声援を送っているはず。~
さあ、どの選手が勝つかはやってみてのお楽しみ、みんなの手にかかっています!

はじまり、はじまりー!

**システム
十字キー+2ボタン(レシーブとジャンプ)で操作。2チームともキャラクターを選べるようになっているが、性能に差は無い。~
基本的にバレーボールのルールと同じで、レシーブ(アンダー)でボールを打ち返し、ジャンプアタックや必殺技で攻めて、相手のコートに入れると1点、それで10点取るのが目的

**特徴
-キャラクターは「ハローキティ」「けろっぴ」「ポチャッコ」「たぁ坊」の中から選べる。
--上記の通り、キャラクターそれぞれの特徴は無い。
-実況はサンリオキャラの「だちょの助&だちょ美」
--初めて必殺技を出すと、だちょの助が必殺技の名前を叫ぶ。''「ポチャッコのちょうてんじょうレシーブ!!!」''
-ボールを打ち返せば打ち返すほど、キャラクターが強くなる(足が速くなったり球が早くなる)
--打ち返しを一定以上繰り返すと、必殺技が編み出せるようになる。

**評価点
-キャラゲーとしては操作性が良い、アタックも爽快感がある。
-下記の「妖精」や「怒り爆発」など、逆転要素が多い。
-テトラスなどの特殊なモードがある。

**おバカな点
-妙に演出に力が入っているスタイリッシュな必殺技。
--画面がチカチカしながらボールが激しく上下する「イナズマアタック」、ボールを無数に分身させる「分身ボール」など派手な技が多い。
--''巨大な息で''ボールを浮かせてアウトにしようとする「ふうふう」などサンリオらしい技もある。
--「超天井レシーブ」(ボールを高く打ち上げる技)に対して防御技「回転レシーブ」を使うとボールの着地地点でグルグル回り続ける。
--勢いがあるボールにレシーブせずに触れると''デッドレシーブ''が発動して打ち返す。しかし怯んで弱体化してしまう。
---デッドレシーブを繰り返すと''怒り爆発''が発動して能力が一気に最上値へアップしてしまう。1点取るか取られると戻る。
---この状態で超天井レシーブにカッティングを混ぜて使用すると、1バウンドで点が取れてしまう。
-途中で妖精が登場してボールを取られてしまう事がある、しかも妖精がボールをどちらかのコートに勢い良くぶん投げるのだからたまったもんじゃない。
-何故か相手のコートに入れる、但し自分で自分のボールを打ち返す事は出来ない。

**問題点
-強くなれば強くなる程、対戦時間が長くなってしまう。
-CPUが強すぎる。CPUの強さを「普通」にしても超天井レシーブの着地地点を先読みしてくる。
--「弱い」でもアウトは取ってくれない。
-ダブルスのCPUの強さは全員一致の為、『強い仲間』&『弱い敵』は出来ない。
-セーブデータでの成長の引き継ぎが出来ない。

**余談
-このゲームを作ったキャラクターソフトといういかにもな名前の会社はサンリオの子会社であり、既存の作品のキャラクターをサンリオキャラクターに挿げ替えた版権ゲームを主に制作していた。
--比較的有名なところでは、任天堂の『[[バルーンファイト]]((厳密には、海外で発売されたGB版「Baloon Kid」))』のキャラ替え版である『ハローキティワールド』が有名。