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おみこしウォーズ - (2013/05/19 (日) 07:20:07) のソース

*おみこしウォーズ
【おみこしうぉーず】

|ジャンル|お祭りわっしょいアクション|~|
|対応機種|ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)|~|
|発売・開発元|トムクリエイト|~|
|配信開始日|2010年12月15日|~|
|価格|200DSiポイント|~|
|プレイ人数|1人|~|
|セーブデータ|1箇所|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|ポイント|お神輿達がデストロイバトル&br()人員不足で即ゲームオーバーの恐怖|~|

**概要
-定期的にニンテンドーDS(3DS)のダウンロードソフト配信を行っているトムクリエイトがリリースした一作。
-公式のジャンルはアクションとの事だが、実際は縦スクロールシューティングゲームに近いジャンルとなる。
-祭りの定番であるお神輿を操り、宇宙を舞台に敵のお神輿を粉砕するという設定。色々と突っ込みどころ満載である。
-オートセーブ方式。DS本体の上下二画面が繋がった状態でのゲーム表示となる。

**主なルール
-モードについて。
--本作のプレイモードは「のーまる」と「えんどれす」の2つが用意されている。
---"のーまる"は全7ステージ構成を攻略していくステージクリア方式のモード。
---"えんどれす"は自機であるお神輿がミスするまでステージがエンドレスで続けられるモード。

-ゲームの流れについて。
--各モード共通のルール。
---一般的な縦スクロールシューティング同様のノリでステージが進行する。但し、自機の操作や状況によってスクロールスピードが変化するレースゲーム的な要素もある。  
--"のーまる"に関して。
---このモードは全7ステージ構成((ゲーム内のステージは「すてぇじ」表記だが、このページでは「ステージ」表記で統一する。))によるステージクリア方式を採用している。一度プレイ(クリア)したステージは後のプレイで何度でも選択可能。
---各ステージの奥に待ち構えるボスお神輿を倒した後に出現する終点ゲートに触れれは、そのステージがクリアとなる。
--"えんどれす"に関して。
---自機であるお神輿がミスすればゲーム終了。ミスするまでステージは延々と続き、ステージクリアの概念はない。
---プレイする度にステージ構造がランダムに変化しており、プレイヤーに腕前だけでなく、運の要素も若干絡む。

-操作系統。
--自機であるお神輿((以下:自機と表記。))の操作は以下の通り。 
---十字キー左右で左右移動。
---十字キー上で上移動、兼スクロールスピード(時速速度)を上げる効果。
---十字キー下で下移動。兼スクロールスピード(時速速度)を下げる効果。
---Aボタンでジャンプ動作。ジャンプ中に十字キーで移動調整を行う事も可能。&br()ジャンプ中は自機が完全無敵になる効果が発生するが、着地後に若干の隙を伴ってしまう。また、着地後は攻撃判定が発生する(敵お神輿を踏み潰せる)。&br()ジャンプを行うと「飛翔ゲージ」が消費され、時間経過でゲージを回復させないとジャンプできない制限を伴う。
---Bボタンでカツギーを1人消費しての「カツギー攻撃」(メインショット)。

-自機性能について。
--本作の自機はお神輿である関係上、以下の特色を持っている。
---当然ながらお神輿は複数人で担がなければ動かせない。本作において、この担ぐ人は「カツギー」と呼ばれる。
---ステージ内にはどのお神輿にも属さない「はぐれカツギー」が定期的に出現する。出現方法は「敵お神輿を倒す」「自機側がダメージをもらう」「一定感覚で出現」といった条件がある。
---自機がはぐれカツギーに触れると、自機を担いでくれるカツギーが増員される。カツギーは最大で16人まで増員可能。
---逆に「敵お神輿の攻撃で自機がダメージをもらう」「画面両端の壁に触れる」「落とし穴に落ちる」「カツギー攻撃を発射する」という条件を満たしてしまうと、カツギーが減員されてしまう。&br()カツギーが4人まで減員された状態で何かしらのマイナス要因(ダメージなど)を受けてしまうとお神輿が大破してしまいミス(即ゲームオーバー)。
---はぐれカツギーは自機だけでなく、近くにいた敵お神輿に触れるとそちら側の担ぎ仲間となってしまう性質がある(中ボス・ボスお神輿は例外)。&br()よって、はぐれカツギーを敵お神輿に近づけさせない状況に持っていく事も攻略する上で重要となるだろう。
--カツギーの増減状態に関して。
---カツギーが多ければ多い程、自機のスクロールスピードが増し、敵とぶつかった場合にひるみにくくなり、横風(下記)の影響を受けにくくなる。
---カツギーが少ないと、上記と逆の状態となってしまい、大きな危険を伴ってしまう。さらに減員が激しいと、カツギー攻撃が発射できなくなる。

-敵の倒し方について。
--ステージ内には様々な敵お神輿が自機に襲いかかってくるが、以下の方法で倒す(ダメージをあたえる)事が可能(各自、効かない敵もいる)。
---自機のカツギー攻撃を敵お神輿に当てる。
---自機を敵お神輿にぶつけ、その衝撃で画面両端や落とし穴などに追い込む。
---自機のジャンプ動作にて敵お神輿の下に着地し、下敷き状態で踏み潰す。
---敵お神輿は全員敵対関係者であり、自機が手を下すまでもなく敵お神輿同士がお互いを破壊してくる場面も多々ある(勝手に自爆する)。

-障害物・仕掛けについて。
--ステージ内には以下の障害物などが配置されており、上手く回避したり、有効に利用する事が求められる。
---「画面両端」…各ステージ毎に絶える事なく配置されている。これに触れると自機・敵側を問わずダメージ。
---「落とし穴」…これに落ちると自機・敵側を問わずダメージの上に、大幅なスピードダウンの状態での復活となる。ジャンプ動作で回避可能。出現前には必ず黄色の警告表示がされる。
---「岩」「隕石」…これらに触れると自機・敵側を問わずダメージ。ジャンプ動作、もしくは岩などの隙間を潜り抜ける事でも回避可能。
---「横風」…これが吹いている間は自機の風の方向に飛ばされやすくなる。自機のカツギー数が少ないと、まともな操作が極めて困難となってしまう。
---「走パネル」…これを踏むと一定時間、スクロールスピード(時速速度)が倍速化する。
---「跳パネル」…これを踏むと、自機が強制的にジャンプする。このパネルによるジャンプは飛翔ゲージが消費されない。
---「中ボスお神輿」「ボスお神輿」…倒さないと先に進めない強敵。こいつらが出現すると、一時的に通常の敵お神輿が撤退する。出現前には必ず赤の警告表示がされる。
---「終点ゲート」…"のーまる"限定で登場。ボスお神輿を倒すと出現し、これに触れればステージクリアとなる。

**批評点
-お神輿大爆発!!
--「宇宙を舞台としたお神輿シューティング風味」というゲームデザインが激しくアホ臭くて素敵である(褒め言葉)。
---自機と敵側のお神輿がぎゅうぎゅう状態で画面内に暴れまくる様がカオスであり、お神輿が大破した後に豪快な効果音と共に大量のカツギーが吹っ飛ばされる様がバイオレンスで怖い…。
---自機のショット手段が「カツギーを前方に飛ばす」、すなわち''カミカゼアタック''であり、飛ばされたカツギーが敵と共に吹っ飛ばされる様がこれまたバイオレンスで酷い…。
---はぐれカツギーは敵味方に関係なく近くにいたお神輿に近づくと担ぎ仲間となる。つまり、彼らは「''近くにいたお神輿こそがわが主''」というお祭り思考ばかりである。

-コミカルなカツギーの容姿・変てこなボスお神輿の数々。
--本作の最大の顔といえるカツギーが非常に可愛い。
---ステージ開始前に「そ~れそ~れ~」、はぐれカツギーを仲間にすると「わっちょ~い」、自機ダメージでカツギーが減ってしまうと「ほほ~い」とハスキーボイスを喋ってくる。
---ちょこまかとした動きでお神輿を担ぐデフォルメタッチのカツギーがめっさプリティであり、はぐれカツギーのあたふたした動きがこれまたプリティでいい味を出している。
--もはや「お神輿じゃねえだろこれ」と突っ込みたくなる程に中ボス・ボスお神輿の容姿がとち狂っているのも見所である。
---一例として「はにわ型お神輿」「戦車型お神輿」「戦闘ロボ型お神輿」など、ボス関係のお神輿が前衛的すぎて吹く事請け合いであろう。&br()こいつらの攻撃手段に関しても「火炎放射をぶっ放す」「手裏剣やまきびしをばら撒く」「ロケットミサイル発射」と、やたらぶっそうなブツで襲い掛かってくる有様である。
---自機や通常の敵お神輿は割と普通な容姿だが、それらが脱線者続出のデストロイなぶつかりあいバトルに興じる絵図はやっぱり普通ではない…。