*サンリオカーニバル 【さんりおかーにばる】 |ジャンル|パズル|~| |対応機種|ファミリーコンピュータ&br()ゲームボーイ|~| |発売元|キャラクターソフト|~| |開発元|サイトロンアンドアート|~| |発売日|【FC】1990年11月22日&br()【GB】1991年05月11日|~| |ポイント|便乗企画にキャラを乗せて出来上がり|~| **概要 -「サンリオ」ブランドのファンシーなキャラクター達を使った落ち物パズル。 --ステージをクリア/入門モード/めざせハイスコア/二人で遊ぼうの4モードが選択可能。 **システム -横7マス、縦13マス計91に、上から2つ1組で落ちてくるサンリオキャラクター達を3つ並べて行く。 --縦・横・斜めどの角度で並べても消滅する。キャラクターは設置した時点ではくっついてるが、隣接したキャラクターが消滅するとちぎれて全て落下する。 --画面上部まで積みあがるとゲームオーバー。 --オプションでただの色のブロックに変えることもできる。 --ゲームボーイ版は画面サイズの都合により横6マス、縦8マス計48となっている。 -ステージをクリア --ステージ毎に特定の条件が提示され、それをこなすとステージクリアになる。 --全12面。条件を満たしクリアするとフィールドは0からで、仕切りなおしになる。 --ステージをクリアするとサンリオキャラクターの絵が表示される。ステージが進むごとに表示されるキャラクターの数が増える。 --最初はステージ6まで選択可能で6をクリアすると7~12が選べるようになるコマンドを教えてくれる。 --ゲームボーイ版は全10面。ステージ5まで選択可能だがクリアしてもそれ以降が選択できるようにはならない。 -入門モード --やたら巨大なキャラクターブロックで練習できる。 --ゲームボーイ版ではカットされている。 -めざせハイスコア --延々消して行くだけのエンドレスモード。 -二人で遊ぼう --規定点数を先に稼いだ方が勝ちという、あまり対戦色の無い作り。 --ゲームボーイ版には「ならんでたいせん」と「むかってたいせん」の二種類の画面システムがあるもののノルマ制は変わらない。 **総評 『Dr.マリオ』と『コラムス』のルールを混ぜてサンリオキャラクターを乗せたようなゲーム。取り留めて目立ったシステムも無い、本当に「普通の落ち物パズル」である。その時点で気付くだろう。サンリオである必要性が全く無い事に。取ってつけたようなサンリオキャラクターは逆にプレイヤー層を絞ってしまい、いいとこ『ぷよぷよ』の代用品としてしか機能しない代物である。~ なお、BGMを手がけた大野木宣幸は『マッピー』や『ニューラリーX』の音楽を手がけた人で、本作の使用曲も単調ながら妙に印象に残るとして評価が高い。~ またゲームボーイ版はマス目が狭すぎる上にコンティニューが出来ないため運ゲーと化している。