人形使い
【にんぎょうつかい】
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ジャンル
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対戦格闘
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対応機種
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PC-9801VM/UV FM TOWNS
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発売・開発元
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フォレスト
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発売日
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1992年5月29日
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定価
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8,800円(税別)
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レーティング
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アダルトゲーム
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判定
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なし
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概要
『ストリートファイターII』により対戦格闘ゲームの流行が全国的になり、その流れで制作されたPC-9801初の市販向け対戦格闘ゲーム。
後に発売されたTowns版では新キャラクターが2体追加されている。
ストーリー
近未来、産業技術の大幅な発展により、人類は他の惑星に移住し始め、その惑星開発の為に「SI-LHOUETTE(シルエット)」という遠隔操作式のロボットが製造された。
やがて、シルエット同士を戦わせる格闘技大会・デュエリングが人気を集め、シルエット業界は急成長をとげる。
シルエット開発を請け負う瑞穂ファクトリーは、優秀な会社であったが、新型機を納品する直前に親会社が倒産し、多額な借金を抱えてしまう。
そこへ、操縦者を美少女に限定した裏デュエリングが開催されるとの知らせが入った。
莫大な賞金を得るため、瑞穂ファクトリーの社長令嬢でシルエット開発者の瑞穂リカは母親である社長に唆され自身をモデルにした新型シルエット・ミミと共に裏デュエリングへ出場することに…
登場キャラクター
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ミミ
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操縦者:瑞穂リカ
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開発:瑞穂ファクトリー
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本作の主人公機。基本性能が高く唯一複数の必殺技を所持。
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ローグtypeβ
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操縦者:イライザ・サンディムーア
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開発:ストーン
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初戦の相手となるシルエット。そのためか唯一必殺技を持たない。
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アンナ
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操縦者:ジェシカ・ノートン
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開発:ダンブレード
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いかにも工業機械的なフォルムが特徴のシルエット。パワー型。
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ローグtypeβ改
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操縦者:サーシア・ルマストノフ
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開発:ストーン
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前述のローグtypeβから軽量化し機動力が向上したシルエット。
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スカイハウンド
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操縦者:デイジィ・A・ガーランド
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開発:ストーン・アフリカ
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ホバー技術を搭載しより機動性を向上したシルエット。
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蒼龍
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操縦者:霧羽早苗
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開発:金沢重機
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浮遊型のシルエット。瞬間移動を伴う攻撃の必殺技「閃歩」が脅威。
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+
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最終ボス
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シンク
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操縦者:李香華
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開発:不明
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その正体はミミの製造データを不正手段で入手して製造されたミミのコピー。
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評価点
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格闘ゲームの最低限の体裁はしっかり整っている。
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キャラクターサイズは当時のゲームでもかなり大きなサイズを確保しており、ほとんどのキャラには必殺技も実装。
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必殺技のコマンド一般的なものとは少々異なるが、コマンドそのものは単純で覚えやすい。
問題点
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操作性はあまり良いとは言えない
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操作についてはややもっさり気味で、コマンド受付に癖があり必殺技はやや出しづらい。
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キャンセルの概念もなく連続技もあまりないため地味。
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対戦格闘ゲームとしてのバリエーションに乏しい。
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ストーリーモードでの操作キャラはミミ固定であり、対戦相手も6体だけのためボリューム的にはやや物足りない。
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難易度調整的にもラスト2戦についてはこれまでとは格段に難易度が上昇するためやや大味な調整。
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本作の2P対戦モードは標準では同キャラ対戦固定となるため物足りない。
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裏技で2P側のキャラの変更は可能ではあるが、1P側のキャラは変更できないためどちらにせよ物足りない。
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必殺技は主人公機以外1つしか実装されていないのも物足りなさに拍車をかけている。
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R-18要素は脱衣のみのためアダルト要素は若干物足りない面あり。
総評
PC98での対戦格闘ゲームの先駆者ともいえる作品ということもあってかやはりいろいろと粗は多いものの、一応それなりに遊べる対戦格闘ゲームにはなっている。
続編
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人形使い2(PC98,Towns)
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本作の続編で本作主人公の孫娘「瑞穂マコ」を新主人公に据えた作品。
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必殺技コマンドが一般的な格闘ゲームと同じコマンドになり、キャンセルの概念も追加され連続技も行えるようになった。
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またパワーゲージの採用により超必殺技の概念も追加。
余談
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本作は海外でもMS-DOS用移植版として『Metal & Lace: The Battle of the Robo Babes』と改題されて1993年にMegatech Softwareより発売されている。
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本作はOVAにもなっている。
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OVAの独自設定として、OVAのシルエットは操縦者と感覚がつながっているという設定となっている。
最終更新:2025年12月07日 01:15