【どらごんぼーるぜっと げきとうてんかいちぶどうかい】
| ジャンル | 対戦格闘アクション | ![]() |
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ | |
| メディア | 2MbitROMカートリッジ | |
| 発売元 | バンダイ | |
| 開発元 | トーセ | |
| 発売日 | 1992年12月29日 | |
| 定価 | 7,800円 | |
| プレイ人数 | 1~4人(直接的なバトルは2人まで) | |
| 周辺機器 | ファミコン用バーコードリーダー『データック』専用 | |
| 判定 | 良作 | |
| ポイント |
バーコードバトラーと格ゲーアクションの絶妙な合体 高頭身なドラゴンボールキャラがビュンビュン動く ドラゴンボールゲーにしては技が乏しい 伝説の超サイヤ人がサイバイマンより弱い? |
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| ドラゴンボールゲームリンク | ||
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データックシリーズ ドラゴンボールZ / ウルトラマン倶楽部 / SDガンダム / クレヨンしんちゃん 幽☆遊☆白書 / バトルラッシュ / Jリーグ |
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1992年12月29日にバンダイが発売した周辺機器『データック』により、バーコードを読み込んで生成されたキャラクターで対戦するゲーム。
より詳しく言えば『バーコードバトラー(1991年3月発売・エポック社)』では基本的に数値のみでバトルしていた部分を対戦格闘アクションゲーム化したもの(*1)。
そのため、根本的には巷に溢れているバーコードから、強いデータを探すことを趣とするが、付属品のカード(全40枚)(*2)を用いることですぐゲームをプレイすることもできる。
バーコードリーダー兼本体である『データック』をファミコン本体のカセット用スロットに挿して、専用のミニカセットを『データック』本体に挿してプレイする形式。
なお、本作はその第一弾ということもあり『データック』本体とセットでのみ発売された。
また、『データック』は公式で発売されたファミコン最後の周辺機器となった。
| フィールド | 特徴 |
| ナメック星 | 特にクセのない広いフィールド。 |
| 洞窟 | 上のスペースがないため舞空術が使えない。 |
| 地上 | 特にクセのない広いフィールド。 |
| 占いババの宮殿 | 内部の「悪魔の便所」がモチーフで、横に移動できる範囲が1画面分と狭い。 |
| 神様の神殿 | 常に舞空術状態の空中戦になる。 |
| 聖地カリン | 背景のカリン塔周辺で、飛行状態ならブレーキがかかる。 |
| 界王星 | 特にクセのない広いフィールド。 |
| 天下一武道会会場 | 特にクセのない広いフィールド。 |
天下一武道会
VSバトル
8人トーナメント
4人バトルロイヤル
カリン様の部屋
1人プレイで8人トーナメントでボスを倒す目標もあるが、本作の趣旨は『バーコードバトラー』よろしく現実でのキャラデータの収集要素を含めたプレイヤー同士の対戦にあると言っていいだろう。
当時のファミコンにしては中身が薄く思えるが『バーコードバトラー』のように「巷にあふれる多数の商品から強いデータを探す」という収集要素に重きを置いて、それにプレイヤーのテクニックを絡めてのバトルという趣向ありきであるため、これでも充分な内容。
バトルの決着がスピーディーで且つ多数のバーコードのデータで大量に行えるバランスも、このようなゲーム性にマッチしているし操作性も悪くはなく、バーコード抜きにして純粋な対戦格闘としてもHP・BP・DP制にしたことで独特のリアルさを出せており新しい面白みがある。
ただ『データック』そのものを順調にスタートさせるために大型コンテンツのタイアップは必要はあったにせよ、それを『ドラゴンボール』に宛がったためキャラクターにしても旧世代のキャラが変に強かったり、技の種類も少なかったりと物足りなさを感じる上に違和感のあるバトルになってしまった一面も否定はできない。
それでもゲームとしては過去例を見ない試み「バーコードデータと格闘アクションの融合」という根幹はしっかりしており全体的には新しいゲーム性を存分に楽しめるだろう。
*1 初代『バーコードバトラー』はボタンで「攻撃」「回復」を選ぶのみの簡素なものだった。
*2 そのうちの5枚はバーコードの付いていない絵柄だけの空カードなので実質的に初期データとして機能するのは35枚。
*3 5回分のラウンドを跨ぐと再使用可能になるが、ラウンド数を無制限する必要があるうえに大抵はそれまでに決着がついてしまうため。
*4 『ファイティングバイパーズ』のアーマー破壊、厳密には格闘ゲームではないが『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』のVアーマーなど。
*5 超サイヤ人などの形態別も含めれば29名
*6 目立つものでは「ラディッツ・栽培マンがいてナッパがいない」「ザーボンがいてドドリア・キュイがいない」「ギニュー特戦隊はギニューのみ」「20号(ドクター・ゲロ)はデモシーンのみの登場」
*7 カリン塔の地上部分は原作漫画ではサイヤ人編以降は数えるほどしか描写されなかった。
*8 HAL研究所「ジョイペア」、HORI「ツインアダプタ」など。
*9 少年ジャンプの連載では完全体が初登場した時期なので、開発期間を考慮すると出しようがなかった。
*10 情報元は2016年発刊の30th Anniversary ドラゴンボール超史集 ―SUPER HISTORY BOOK―より。