ボンバーマン ファンタジーレース
【ぼんばーまん ふぁんたじーれーす】
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ジャンル
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レースゲーム
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対応機種
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プレイステーション
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発売元
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ハドソン
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発売日
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1998年8月6日
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定価
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5,800円(税別)
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プレイ人数
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1~2人
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判定
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なし
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ポイント
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ボンバーマンシリーズ初のレースゲーム
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ボンバーマンシリーズ
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概要
ボンバーマンシリーズでは初となるレースゲーム。
『スーパーボンバーマン3』などに登場した「ルーイ」と『サターンボンバーマン』に登場した「ティラ」に乗ってレースをし、1位を目指す。
システム
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ゲームを開始するとまずは使用キャラを選択する。登場キャラはおなじみの白ボン、黒ボン、プリティーボンバー、バグラーの他にヒゲヒゲ団戦闘員と今作オリジナルキャラのマッハボンの計6名。
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その後モード選択から「1Pモード」を選択すれば、まずはレースに持ち込めるアイテムの選択、ただしボンバーマンコインというゲーム内の通貨が必要、買わない事もできる。
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続いてどのルーイかティラに乗るかを選ぶ。乗れるキャラは最初はグリーンルーイとブルーティラだけだが、モード選択で「オーナーズルーム」に行けば他のキャラと「契約」できる。ただし契約にはコインが必要。
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次はいよいよどのコースを走るかを決める。6つのコースが用意されているが最初は「ボンバーサーキット」と「ボンバーコースターレイク」の2コースだけ走れる。他の4つのコースはチケットを買えば走れるようになるが、これもコインが必要。
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アイテムの中には、好きなタイミングで起爆させられる「リモコンボム」やスタミナ消費無しでダッシュできる「ハート(大・小)」等、ショップでの購入のみ手に入るアイテムも存在している。
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レースはプレイヤーを含めて5人でのレース。コースを3周するのが目的。
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3位以内に入ってゴールすれば賞金という形でコインが手に入る。順位が高い程賞金も高額。
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レースで1位になればボーナスゲームに挑戦できる。途中に落ちているコインを拾いながらコースを1周する。ゴール時の残りタイムもボーナスとして加算される。
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ボンバーマンらしくレース中にも爆弾が使える。前方に投げてライバルの妨害が出来る。ボタンを長く押し続ければより遠くに投げられる。
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なお一度投げると次に投げられるまで少し時間が必要になる。
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爆弾を少し前に投げ、自分が爆弾を追い越すタイミングで爆発すると加速する「ボムダッシュ」という技もある。
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方向キーの上を押し続ける事でルーイ及びティラが猛ダッシュする事が出来る。ただしダッシュはスタミナを消費する。スタミナは普通に走っていれば回復していく。
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コーナーで壁に向かってジャンプし、ぶつかるタイミングでボタンを押すと壁を蹴って曲がる事ができる。特にカタパルトを蹴れば一気に遠くまで飛んで距離を稼げる。
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コース内にはアイテムも落ちている。卵のアイテムは3個までためておく事ができ、ルーイが使えば加速、ティラが使えばバリアの効果が出る。ハテナパネルは取るとランダムで何かのアイテムに変わる。
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6つのコース全てで1位を取れば7番目のコースが解禁され、そこで1位を取ればエンディング。
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クリア後はコースが左右反転した「裏面」に挑戦可能、ただし別途チケットの購入が必要。
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裏面も7コース全てで1位を取れば再度エンディングの後、最後のおまけコース「ハイウェイスターロード」が解禁される。
楕円状のコースであり一切のギミックが存在していないコースであり、1位になれば多額のコインが貰える一方で他コースとは異なり2・3位では一切貰えないといったコースとなっている。
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モード選択からは「タイムアタックモード」や「VSモード」も選択できる。
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「VSモード」は二人対戦。互いのコインを賭けて対戦し、勝った方が賭けた分のコインがもらえる。
評価点
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この手のキャラ物レースゲームで『マリオカート』との差別化に成功したのは刮目すべき所。
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同じくプレイステーションで発売された『ロックマン バトル&チェイス』や『クラッシュ・バンディクー レーシング』は車に乗ってのレースなのに対し、今作は動物に乗ってのレース。誰でもわかるレベルで違いは明白。
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実際のレースでもダッシュや壁蹴りといった動物である事を活かしたシステムが存在する。
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画面左下にセレクトマークが出ている時はセレクトボタンで説明が見られる。ルーイやティラの性能も教えてもらえる。
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オプションモードでキーコンフィグも出来る。いくつかのパターンの他、自分で独自の操作を割り当てる事も出来るので自分のやりやすい操作で遊べる。
問題点
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ほとんどのアイテムが役に立たない。
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レース前に持ち込めるアイテム、ハテナパネルから手に入るアイテム、多くの種類のアイテムが存在するが、役立つのは一定時間自分以外の時間が止まる「タイムストップ」や上記の「ハート(大)」くらいで、それ以外のアイテムはまず役に立たない。
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中にはその場で立ち止まってしまう「うんち」や、ランダムで悪影響が出る「ドクロ」のアイテムも存在する。肝心な時にこれらのアイテムが出て逆転されてしまう事も…
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そもそも本作はコースアウトしたり勢いよく壁にぶつかったりするとアイテムを失ってしまう仕様。使うチャンスを狙ってアイテムを保持してもアクシデントでアイテムを失う事がほとんど。
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実際にレース中で使えるテクも少ない。
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爆弾でライバルを狙ってもまず当たらない。ボムダッシュもタイミングが難しいし使える状況も限られる。スタミナを消費してのダッシュが一番手軽に使えるため結局これに頼り切りという事になってしまう。
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ちなみにタイムアタックでは、ボムダッシュによる加速や壁蹴りによる軌道調整が重要となる為役に立たない訳では無い。
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コース数もあまり多くない。
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左右反転コースを除いた純粋なコース数は8コース。本作より2年前に発売された『マリオカート64』が計16コースである事を考慮すれば、同程度とはいかなくてもせめて10コース以上は欲しかった所。
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ルーイ、ティラの選択肢もほぼない。
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契約金の高いキャラほど高性能、特に隠しキャラは非常に高性能。それ以下のキャラはほぼ選ぶ機会がなくなる。
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ましてや裏面となるとライバルも平然と隠しキャラを使ってくるので、こちらも隠しキャラを使わないと対抗が難しい。
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白ボンや黒ボンといった使用キャラを途中変更できない。
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ゲームの最初にキャラを決めると以降変更できない。他のキャラを使いたい時は別途セーブデータを用意して最初から始めなければならない。
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モード選択が使いにくい。
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背景の画像に合わせているのだと思われるが、はっきりいって使いにくいだけ。目当ての項目が出るまで方向キーを何度も押さなければならない。
総評
マリオカートとの差別化に成功したのはいいが、いかんせんレースゲームとしてはかなり粗削り。
とはいえ致命的な欠点もなく普通に遊ぶ分には楽しめるゲーム。
マリオカートとは違う一風変わったレースゲームを楽しみたい人にはいいかもしれない。
余談
後にプレイステーション2用ソフトとして『ボンバーマンカート』が発売されている。
こちらはタイトルの通りカートに乗ってのレースとなる。
最終更新:2026年05月15日 20:14