アットウィキロゴ

KovaaK's

【こヴぁーくす】

ジャンル FPS(エイムトレーナー)
対応機種 Windows(Steam)
開発元・発売元 KovaaK Games
配信日 【Steam】2018年4月3日
定価 1,010円(税込)
プレイ人数 1人
判定 なし
ポイント FPS/TPSのトレーニングツール
純粋なエイム精度を極限まで上げることが可能


概要

2018年4月3日にKovaak GamesよりSteamでリリースされた、エイム練習専用のアプリケーション。
世界最高峰のエイムトレーナーと評され、数千人のプロプレイヤーやストリーマーが活用している。
20万以上のコミュニティ作成シナリオ・プレイリストを備え、FPS/TPS向けに特化している。


システム

標的を撃つシンプルな構成であり、リコイルなしで動く標的を狙う練習が可能。
フリック・トラッキング・スイッチングなどエイムの基本要素を個別に鍛えられる。 (リコイルとは、武器で撃つたびに上または左右に動く反動)

主な練習要素

  • フリック:素早く照準を合わせて撃つ
  • トラッキング:動く標的を追い続ける
  • スイッチング:複数の標的を素早く切り替える

プレイリスト機能

  • 複数のシナリオを組み合わせる
  • 自分で作成が可能

統計機能

  • スコアの推移をグラフで確認
  • 世界ランキングで自分の実力を把握

評価点

シューティングゲームのエイム精度を向上できる

  • FPS/TPSにおける練習ステージでは、止まっている的しかなかったり、狙いを定めるのにリコイルが練習の妨げになる場合がある。それを解決するのがこのアプリである。
  • 武器のデフォルト設定にすればリコイルがない状態、かつ大きく動く的を狙う練習ができる。時間を決めて使うことでいつもの感覚を取り戻すこともできる。

豊富なシナリオとプレイリスト

  • 概要でも述べた通り、20万以上のコミュニティ作成シナリオが用意されている。
    • 自分にとって最適なプレイリストを選ぶことでアプリを使う時間を最小限にすることもできる。

自分好みの練習ルーティンを構築可能

  • プレイリストは自分で手軽に作成できる。
    • シナリオ実行の回数や順番を決めることもできる。さらに、自分スタイルなステージを作ってシナリオにするにしても、十分練習になる。

賛否両論点

ハイスコア達成に多大な時間がかかる

  • エイム精度が上がっているかどうかを確かめるためにはスコアを確認するのが醍醐味。だが、ただ単に繰り返してトレーニングするのは効率が良くないことがある。その対策は数えきれないほどの改善案がある。ゲーム内だけでなく家の部屋や環境そのものの方が多い。
    挙げるのに多すぎるので特にスコアの影響が最も大きい改善案を2つ紹介する。非常にマニアックな内容が含まれている。
  • マウスの持ち方
    • 基本的な持ち方、かぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ち の3つがある。どれを決めるべきかは自分で操作しやすい持ち方を決めなければならない。
    • 正解になる持ち方は存在しない。この3つから派生した持ち方もたくさんある。その中の1つが最適と感じる場合もある。
  • マウス感度の振り向きの割り当て
    • 振り向き一覧:速いタイプ:平均:180°/12cm バランスタイプ:平均:180°/17cm 遅いタイプ:平均:180°/23cm (速いタイプに向いてるゲーム例:quake,バランスタイプに向いてるゲーム例:apex legends,call of duty,遅いタイプに向いているゲーム例:valorant,counter-strike)
    • kovaak'sはスコアを少しでも上げるためにはこのような振り向き変更を視野に入れる必要がある。なぜならシナリオによって命中率が大きく変化するからである。しかしながら、感度はマウスの持ち方と同様、感度を決める正解はないので最悪の場合、感度を決められなくなって調子が悪化してしまう。
    • また、マウスのDPIの設定を確認するのも必要である。400DPI~1600DPIが推奨。これ以外に設定するとゲーム内感度の調整が厳しくなる。FPSなどが初めての人は気づかないまま正しくない設定になっていることもある。
  • その他:部屋の温度と湿度、モニター設定、ゲーム設定、グラフィックボードの設定など、細かい設定や環境の見直しするのが重要である。 このように、改善案で補うことで、FPS/TPSの視点操作を良くすることができる場合もある。大抵はコミュニティを活用するのが必須だが、スコアの限界が来ると感じる人もいるため、スコアを重視するかしないかで好みが分かれる。

問題点

PC環境によりスコアが左右される

  • このアプリを快適に使用するには高性能なPC環境が推奨されている。PC環境が悪すぎると一からPCと周辺機器を買う必要がある。
  • モニターの最大Hzに影響する
    • 多くのユーザーが使用しているモニターは60hzである。最低でも144hz以上のモニターが必要になる。しかし144hzのモニターは当時も現在も高額であり、手を出すのが難しい場合がある。
  • マウス性能に影響する
    • 基本的に高性能マウス(5,000円以上のマウス)を購入しないと、操作の違和感を感じることが多い。なぜなら、マウスセンサーの性能に大きな影響が出る。
    • また、マウス重量もかなり重要。競技FPSプレイヤーの多くは70g以下の軽量マウスを好んで使用しており、特にKovaaK'sのような高負荷なエイム練習では90gを超えると「長時間プレイで疲れやすい」との声が多い。

長時間プレイで疲労・調子低下が発生しやすい

  • このゲームは他のFPSやTPSと違って無意識に目を画面の中央に集中する。1時間以上シナリオ練習をしていると、画面酔いが起きてしまう。シナリオによっては数分で酔う場合もある。
  • その結果、他の本編のゲームに移ると気分が悪くなる場合がある。アプリ目的で使う場合、時間制限が必要になる。

チュートリアルがない

  • ゲームを起動した瞬間、メニュー画面に「プレイ」「Sandbox」「プレイリスト」「シナリオ」「フリープレイ/チャレンジ」など項目が並んでいるだけで、どれを押せば何が始まるのかの説明が一切ない。
  • ここでは最低用語を説明したが、実際のゲーム内の用語説明がほとんどない。「フリックとは?」「トラッキングとは?」といった解説もゼロ。初心者は「何を練習すればいいのか?」すら分からず、適当にシナリオで撃ち始めて「なんか難しい…」で終わってしまうケースが非常に多い。

練習が単調になりやすい

  • 基本は「同じシナリオを延々と繰り返してスコアを伸ばす」だけなので、1~2週間もすると飽きがくる人が続出する。
  • BGMは環境音のみ。ストーリーも報酬スキンも一切ないため、純粋なモチベーション維持が難しい。

総評

エイム練習に特化した実用的なツールとして、FPS/TPSの精度向上のサポート目的のためのアプリケーション。
ウォーミングアップや日常的なトレーニングに活用可能であり、シナリオを基にカスタマイズできる点が特徴的。

一方で、チュートリアル不足や単調さ等が問題点として挙げられる。
PC環境依存の側面を考慮し、シューティングゲームの補助ツールとして活用しても良いだろうか?


余談

  • 筆者の推奨PCスペック(144Hz基準): OS: Windows 10/11 64-bit、CPU: Intel i5-6400以上 or AMD Ryzen 3 1200以上、メモリ: 8GB以上、GPU: NVIDIA GTX 960以上 or AMD RX 470以上。
    • 現在(2025年時点)のゲーミングPCを推奨スペックで例えるとローエンドくらいである。※このスペックはKovaaK's専用推奨です。AAAタイトルを快適に遊ぶにはさらに上のスペックが必要です。
    • 筆者が記事を書いた時の累計プレイ時間: KovaaK's:600時間、他のFPS:約1500時間。エイム向上にはプレイ時間が大きく影響する。
  • エイム上達をスコア以外で確かめたい場合: "Voltaic"コミュニティのDiscordでベンチマーク可能。

タグ:

FPS Steam 2018年
最終更新:2025年12月16日 07:07