【どらごんくえすとせぶん えでんのせんしたち】
ジャンル | RPG | ![]() 裏を見る |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
メディア | 2Gbyte3DSカード | |
発売元 | スクウェア・エニックス | |
開発元 | アルテピアッツァ | |
発売日 | 2013年2月7日 | |
定価 | 6,090円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
セーブデータ | 3個+中断データ1個 | |
判定 | なし | |
ポイント |
転職を中心に、荒削りながらも改善点の多いリメイク シンボルエンカウントは練り込み不足 ストーリー・仲間の追加要素はほぼ皆無 DQM並の配信要素 相変わらずのフリーズバグ(ほぼ改善済) |
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ドラゴンクエストシリーズ |
2000年に発売された『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』(以下PS版)のリメイク作。
DSで天空三部作『IV』『V』『VI』が順当に発売されたため、次は次世代機の3DSで『VII』が発売されるという大方の予想が的中し安堵の声が多く上がった。
一方で、PS版は石版集めの作業感やストーリーの重さ等で賛否が割れていたこともあり、リメイクのコンセプトには「プレイヤー全員が最後まで終われる『VII』」が挙げられるなど、どれだけストレスを感じさせない作品に仕上がるかも注目されていた。
※以下は修正パッチ以前に確認されていた不具合。
+ | 修正パッチ以前の不具合 |
原作の大きな問題点だった石版集めなどのストレス要素を大きく改善。
職業絡みも大胆な変更や調整により、原作からはプレイ感覚が変化したため「別ゲー」と評価されることも少なくないほど、リメイクとしては良好である事は間違いない。
一方、元が賛否両論の激しいゲームであるにしても、死に職業や新たなバランスブレイカーが登場してしまったり、明らかに昨今の作品から劣化しているシンボルエンカウントや練りこみ不足なシステム周り、パッチで修正されるまで存在したソフトの動作の不安定さなど、評価を下げるポイントが目立っている。
ボリューム面は原作と遜色なく膨大だが、ストーリー面の変化や追加が薄く、PS版のプレイヤーからすれば気になる点や劣化も多い。
しかし、シリーズの中でも異端児的存在だった本作が格段に遊びやすくなったこともまた事実。
ストレス要因の多くが改善されて遊び心地のいい作品に仕上がっているため、初心者やPS版を途中で投げ出してしまったプレイヤーにとってもプレイの価値があるといえる作品となっている。
【どらごんくえすとえいと えでんのせんしたち】
ジャンル | RPG | ![]() |
対応機種 |
iOS11.0以上 Android5.0以上 |
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発売元 | スクウェア・エニックス | |
開発元 | トーセ | |
発売日 | 2015年9月17日 | |
定価 | 1840円(税込) | |
判定 | なし |
ナンバリングタイトルのスマートフォン移植シリーズ第8弾。DQ1〜8の中ではいちばん最後に移植された。基本的には3DS版のベタ移植であるため詳細は3DS版を参照して頂きたい。アプリ容量は1.9GBあり、DQのスマホ移植の中では最も大きい。
基本的な内容は3DS版と同じであるため楽しめる内容となっている。3DS版をベースに上手くスマホに操作を落とし込んでいるためUIに関しては悪くない。ただし操作性は微妙な点があり一部のダンジョンでは操作性の悪さがストレスになるのが残念なところである。
*1 海上と、ごく一部の3Dダンジョンはランダムのまま。また特技の「くちぶえ」の効果は今まで通りある。
*2 しかし、本作の前後に発売された『テリーのワンダーランド3D』『イルとルカの不思議なふしぎな鍵 』には普通に登場している。
*3 エンディングの最中にのみ、グランエスタード城下町の井戸の底にて入手でき、崖の宝箱に入れることで復元される特別な石版。その入手方法の困難さに数多くのプレイヤーが頭を悩ませていた。
*4 このため設定上はゴッドハンドでも覚えるのだが意味がなくなっている。
*5 宝箱でも確定で1つ手に入りかなりなりやすいモンスター職
*6 主人公のみデイン系に、ガボとメルビンはバギに耐性がある。
*7 PS版にあった「999体倒した敵は1ターンで倒せる」システムは削除されている。
*8 過去作のナンバリングタイトルにいた一部の呪文特技以外をまるまる該当作から輸入されたものと、『VII』に本来いた既存種の強化版がいる。