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BALL x PIT

【ぼーるぴっと】

ジャンル ローグライトアクション
対応機種 Windows(Steam/Microsoft Store)
MacOS(Steam)
Nintendo Switch
プレイステーション5
Xbox Series X/S
Nintendo Switch 2
メディア ダウンロード専売
発売元 Devolver Digital
開発元 Kenny Sun
発売日 【PC/Switch/PS5/XSX】2025年10月16日
【Switch2】2025年10月29日
定価 【Steam/Switch/Switch2】1,700円(税込)
【PS5】1,760円(税込)
【XSX/MS Store】1,750円(税込)
レーティング IARC:7+
プレイ人数 1人
備考 XSX/Win(MS Store)版はXbox Play Anywhere対応。
Switch版は100円でSwitch2版にアップグレード可能。
判定 良作
ポイント ブロック崩し×ローグライト


概要

Devolver Digitalから発売されたブロック崩しとローグライトを組み合わせたアクションゲーム。


特徴

  • 基本的なシステムはブロック崩しにローグライト要素を組み合わせたものと説明すれば、理解が早い。
    • プレイヤーはプレイアブルキャラクターとなるヒーローを選択して、ステージを攻略する。ヒーローごとに特性は異なる。
    • ヒーローは基本的には、1つの特殊ボールと、5つのベビーボールを所持しており、一度発射されたボールはプレイアブルキャラクターでキャッチすることで、再び発射することができる。
      • 一般的なブロック崩しと異なり、画面下部に落ちたボールが消えることはなく、下部に触れた後は、ヒーローのところへボールが戻っていき、再び発射可能となる。
    • ステージ攻略中は、敵にボールを当てて倒していくと経験値を落とし、それを一定量回収するとレベルアップし、新たな特殊ボールやアイテムを取得することができる。
    • ボール合成アイテムを取得することで、レベルが3まで到達した特殊ボールを融合させたり、進化させることができる。
      • 進化はレベル3になった特定の特殊ボールの組み合わせ次第で、進化先が決まっている。そうでないボールであれば融合のみ可能で、その場合は二つのボールの特性が混ざったボールになる。
      • 合成アイテムは、所持しているアイテムのレベルをアップさせる選択肢も選べる。最大5つまでレベルアップ可能。
    • 敵は、プレイアブルキャラクターに一定距離近づくか、画面下部まで到達することで、キャラクターに直接攻撃してくる。攻撃を受けてキャラクターのライフが0になるとゲームオーバーとなる。
      • これらとは別に、弾などを発射する敵も存在し、当然それに当たってもダメージを受ける。
  • 拠点建設
    • 拠点に畑や建物などを配置することができる。これらも同じくブロック崩しの要領で、ヒーローたちをぶつけることで、建築中の建物を作成したり、素材などを収穫することができる。

評価点

  • 1プレイが短く、気軽に遊べるゲーム構成
    • 本作は1つのステージを攻略するのに大体10~15分程度しかかからず、隙間時間に遊ぶのに丁度いいゲーム構成となっている。
      • 本作と似たようなゲーム性の『Vampire Survivors』がクリアまでに30分かかることを考えると、本作は区切りのつけやすいプレイ時間となっている。
  • ローグライト特有のアイテムの取捨選択とビルドの面白さ
    • アイテムや特殊ボールは組み合わせ次第によっては、強力なものへと進化可能であるため、アイテムやボールの種類を考えながら選ぶ、面白さがある。
  • 拠点建設も中々面白い
    • 拠点の建物もブロック崩しの要領で、建築したり素材を回収したりするので、建物の配置を自分で考えて、いかに効率よく素材回収や建築を進めるか考える楽しさがある。

賛否両論点

  • 死に育ちゲーであること
    • プレイアブルキャラクターとなるヒーローは得た経験値によって、レベルが上がりステータスも向上するのだが、初期レベルのステータスが低く、初見でプレイする場合、いきなりクリアすることはほぼほぼ無理となっている。
      • ゲームオーバーになれば、得た経験値の分だけ、レベルが上がりステータスも向上するのだが、これを何回も繰り返してゲームを攻略する必要があるため、最初はストレスがやや溜まりやすい。
    • とはいえ、この仕様により、プレイアブルキャラクターを育てて、徐々に強くなっていく面白さがあることも事実であるため、一概に悪いこととは言えない。

問題点

  • 最初のステージである「墓×庭」が実はかなり難しめ。
    • というのも、このステージのボスである「骸骨の王」が、裏側の王冠にしかダメージ判定が無いため、ダメージを与えにくい。
      • ブロック崩しというジャンル上、そのようなボスがいること自体は悪くないのだが、他のステージのボスの殆どが、正面からボールを当ててもダメージを与えられることを考えると、登場の順番を間違えている感が多少ある。
    • 上記を抜きにしても、ボールで相殺できない弾幕を撃ってくるなど、別方向の強さも持ち合わせており、中々侮れないボスとなっている。
  • 一部の進化が地雷。
    • 敵全体に火傷とめまいの状態異常を付与できる「太陽」という進化ボールがあるが、それに「暗闇」を組み合わせることで、触れた雑魚敵を即死させる「ブラックホール」という進化ボールが作成できる。
      • だが、この「ブラックホール」は一度敵に当たると壊れてしまい、一定秒数のクールダウンが無いと再び使用できず、当然「太陽」の特性は消失してしまうため、「太陽」を消費してまで作成するほどの強さが感じられない。

総評

ブロック崩しにローグライト要素を組み合わせたアクションゲーム。
方向性で言うと、『ヴァンサバ』に違いゲーム性をしており、それのブロック崩し版と捉えれば中々面白く、存分に楽しめるゲーム性をしている。
ごく一部気になる箇所は見られるものの、それらもゲームの評判を著しく落とすようなものではなく、基本的には良作と言って差し支えない作品である。

最終更新:2026年02月17日 22:22