【らいざのあとりえ とこやみのじょおうとひみつのかくれが】
ジャンル | RPG | ![]() ![]() |
対応機種 |
Nintendo Switch プレイステーション4 Windows(Steam) |
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発売元 | コーエーテクモゲームス | |
開発元 | コーエーテクモゲームス(ガストブランド)(*1) | |
発売日 |
【Switch/PS4】2019年9月26日 【Win】2019年10月29日 |
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定価 | 8,580円(全機種・全メディアで一律) | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
心機一転した意欲作 手軽にもディープにも出来る調合システム 戦略的かつ爽快なバトル シナリオは最近のアトリエとしては短め |
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アトリエシリーズ |
1997年から続く錬金術RPG『アトリエ』シリーズの実質ナンバリング21作目。
売上の低迷が続いていた同シリーズの中で久しぶりのスマッシュヒットとなった作品。
システム面で調合・バトル共に過去作から大きく変化した一方、イラストレーターのトリダモノ氏がデザインした主人公ライザのルックスが発売前から大きな注目を集めた。
なお、2019年には『ライザ』に先立って20周年記念作の『ネルケと伝説の錬金術士達』と、『アーランド』シリーズの新作『ルルアのアトリエ』が発売されており、同年内だけで3本目のアトリエとなっている。
小さな島の農家の娘ライザは、閉鎖的な村の中で退屈し、 男友達と冒険ごっこをして遊んでいるような平凡な少女だったが、 島を訪れた錬金術士アンペルとの出会いによってその日常を大きく変化させていく。
ストーリー面
バトル関連
その他システム面
アップデートで改善された点
常にマンネリ化に悩んできた『アトリエ』シリーズに新たな風を吹き込んだ意欲作である。
新システムにはシリーズ経験者でもすぐには把握し切れないような複雑な部分が有る。
だが、逆にシリーズ経験の蓄積があまり関係無いので、『アトリエ』シリーズ初挑戦にもお勧め出来る作品だと言えるだろう。
一方で少なからず問題点が存在し、やや短めのボリュームの割に高価な点は否めない。
シリーズにつき物のバグや強制終了なども相変わらず存在している点は注意が必要。
*1 現在のガストはコーエーテクモゲームスの社内開発部門兼ブランド名となっているためこの様に表記している。
*2 基本的には『FF』シリーズのATBに近いが、本作ではターンが同時に来た場合も順番待ちにならず、同時に複数のキャラが動くことが出来るためテンポが良い。
*3 AP上限と通常攻撃回数が増え、アイテムなどの演出と効果が増加する。
*4 ターン待ち時間を無視して操作キャラが即座にアイテムやスキルを使うことが出来る。
*5 単に最上級アイテムのレシピをそのまま使うのでは足りず、レシピ変化ツリーの一番下の最弱アイテムのレシピを選択して、事前に準備した大量の素材を組み込んで一度の調合中に連続的にレシピ変化させていく必要が有る。また、これまでは比較的簡単に作れた「蒸留水」に当たるアイテムが若干手間が必要になっている。
*6 金が潤沢に手に入るというより、参考書販売が少なく在庫の補充も遅め、武器防具の錬成強化もすべてアトリエで完結するなど金を使う場面がさほど多くない。
*7 周りが真っ暗な夜中なのに「昼間から飲んでいるのか?」と発言するなど明らかにおかしな場面が発生することもある。
*8 ゲーム上はマップで瞬間移動することが増えるのでプレイヤーが意識することは少ないだろうが
*9 一応、予めランドマークを発見した上でキャラを指定することですぐコメントを見ることが出来るので、そのデータのロードを繰り返せば全キャラのコメントを見ることが出来る。
*10 まず「移動」コマンドを選び、移動先の指定位置を最後尾にすることで「逃げる」コマンドに変化するという仕様になっている。
*11 あくまで攻略時の話でありダメージ追求のやり込み要素としては優秀。
*12 一定値まで回復ではなく残り回数に錬金レベルに応じた回数が加算されるため、高位レベルのアイテムを基礎レシピから調合すると最終的に50個近くのアイテムを投入することができる。
*13 これまではボーカルコレクションを含めてCD3~4枚が通例だが、今作は2枚のみ。
*14 1話のみ1時間のため実質13話構成。
*15 毎回舞台が変わった『イリス』シリーズやシリーズ最終作を除けば次回作で仲間にならないのはエリー・ユーディ・ヴェイン・アーシャの4名のみ。その内エリーとユーディに関しては時代背景的に登場が不可能なので実質2名のみ。