ドラえもん
【どらえもん】
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ジャンル
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アクション
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対応機種
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アルカディア
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発売元
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バンダイ
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発売日
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1983年
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プレイ人数
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1人
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判定
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なし
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ポイント
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ドラえもん初の家庭用ゲーム 内容は『ルート16』の模倣 音の外れまくったジングル ランダムでミスになるボーナス 問題は多いがキャラゲーとしては及第点
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ドラえもんシリーズ
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概要
バンダイ・アルカディアでリリースされた国民的アニメ『ドラえもん』のゲーム化作品。
家庭用ゲーム機で発売されたドラえもんのゲームは本作が初である。
特徴
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ゲームシステムは『ルート16』に類似している。
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9種類ある迷路の中に配置されているどら焼きを全て集めることでゲームクリア。
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迷路の外に出るとキャラクターが縮小されて9つの迷路が1画面に表示された全体マップに移行する。この点も『ルート16』と同様。
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迷路上には敵となるネズミが徘徊しており、それに触れると残機を失う。
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迷路上には?マークが配置されていることがあり、これに触れるとタケコプターを3つ入手・スコアアップ・ネズミが現れてミスの3パターンが発生する。
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迷路上にどこでもドアが配置されていることがあり、それに触れると別の迷路にワープする。
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タケコプターを使用することで、全体マップ上を飛行して好きな場所に移動して降りることができる。
評価点
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キャラゲーとしては及第点なクオリティー。
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本作以前に存在したドラえもんを無断使用したACゲームと異なり、「敵がネズミ」「ひみつ道具が登場する」「どら焼きを集める」と言った具合に、ドラえもんらしさを上手く表現しつつ、ゲームとして成立させている。
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ゲームシステムも『ルート16』をベースに、タケコプターやどこでもドアといったアイテムやギミックを登場させるなど、上手くアレンジを効かせている。
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タイトル画面に描かれているドラえもんの文字のフォントや顔グラフィックも、この時代としてはそこそこなクオリティー。
問題点
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元ネタとなった『ルート16』と比べてゲームスピードが遅い。
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ドラえもんやネズミの移動速度が遅く、元となった『ルート16』と比較して全体的にゲームスピードが遅め。
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2周目以降やゲームモードによっては、ネズミの移動速度が上がり難易度も上がるのだが、ドラえもんの移動速度は変わらないため、ネズミに追いつかれやすくなってしまう。
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ボーナスを取得するとミスになることがある。
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特徴にも記した通り、これはカートリッジ裏にも書かれているれっきとした仕様なのだが、これのせいでボーナスの取得に常にリスクが付きまとうことになっている。
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マップが全体表示された際のドラえもんの操作性がやや悪い。
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元ネタの『ルート16』と異なり、自機が自動移動しないのに加えて、迷路に入る際の判定が妙に厳しく、迷路に入ろうと微調整をしているうちに、ネズミに追いつかれることになりやすい。
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グラフィック面・音楽面も悪め。
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タイトル画面のグラフィックに反して、ゲーム中のドラえもんのグラフィックはかなり悪い。正直ドラえもんには見えづらい。
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ゲーム開始時・クリア時に流れるジングルも不協和音にしか聞こえない。
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恐らくアニメの主題歌である『ドラえもんのうた』の「とっても大好きどらえもん」の歌詞の部分を再現したものと思われるが、テンポも音もズレまくっており、殆どそう聞こえない。
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その他
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スペックの限界なのか、迷路内でドラえもんとネズミが同じ画面に表示されるだけで処理落ちが起きる。
総評
『ルート16』をベースにネズミやひみつ道具などのドラえもんらしさを加えるなど、キャラゲーとしてはそこそこの出来ではあるが、ボーナスを取得するとミスをするなどゲーム性を損ねている点もある。
アルカディアの性能では限界があったのか、グラフィックや音楽もやや悪く、総合的には家庭用ゲーム機で発売された初のドラえもんゲームとしては、少々残念な内容と言えよう。
余談
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空前のアルカディアブームの火付け役?
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決してメジャーとは言い難い本作及びアルカディアであったが、とある動画投稿者が本作のプレイ動画を投稿したことがきっかけで2019~2023年辺りにアルカディアブームが巻き起こった。
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その影響か、その数年で本作の価値がかなり向上し、2026年現在では数万円はくだらない価格で取引されるプレミアソフトと化している。
最終更新:2026年02月26日 10:50