【ろっくまんだっしゅつー えぴそーどつー おおいなるいさん】
ジャンル | フリーランニングRPG | ||
対応機種 |
プレイステーション Windows 98/Me/2000/XP プレイステーション・ポータブル |
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発売・開発元 | カプコン | ||
発売日 |
【PS】2000年4月20日 【Win】2002年8月23日 【PSP PKG】2005年9月20日 【PSP DL】2009年12月16日 |
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定価 |
【PS】6,090円 【Win】5,280円 【PSP PKG】3,990円 【PSP DL】700円 |
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レーティング | CERO:全年齢対象 | ||
廉価版 |
【PS】PlayStation the Best for Family 2001年4月5日/2,940円 【Win】カプコンPCお得シリーズ 2003年5月30日/1,980円 【PSP】カプコレ 2006年12月21日/1,980円 |
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判定 | 良作 | ||
ロックマンシリーズ |
前回のカトルオックス島の冒険の後、ロック達は変わらず「大いなる遺産」を探して旅を続けていた。
しかし「大いなる遺産」が「この世界のエネルギー源であるディフレクターに代わる、無限大の新エネルギー」である、
という説を最初に提唱した事業家、ウェルナー・フォン・ミュラーが「大いなる遺産」を手にいれる為の一大プロジェクトを開始。
巨大飛行船・サルファーボトム号で、「大いなる遺産」が眠ると噂ながらも誰も生還できなかった、常に嵐吹きすさぶ危険地帯「禁断の地」に乗り込もうとしていた。
ずっと追い求めていた夢であり、行方不明の両親の唯一の手掛かりだと信じていた「大いなる遺産」を先に見つけられてしまうのかと失意に暮れるロール。
ロックはそんな彼女を慰めながらミュラーの会見の様子をテレビで観ていたが、
その最中、会場にいた記者の女性が「あれは大いなる遺産と言うより、大いなる災いなんだから!」と意味深な言葉を残し、白銀のリーバードに乗って飛び去って行った。
その女性は、行方不明になっているロールの母・マチルダであった。
突然の出来事に始めは戸惑っていたロールだったがロックの後押しを受け、真実を知る為に自分達も禁断の地へと向かう事を決意する。
様々な思惑が交錯する中、「大いなる遺産」を巡る冒険に身を投じたロックは、やがてこの世界の真実、そして自身の正体に対面する事になる。
フリーランニングRPGとしての面白さは健在で、前作の不満点も概ね改善されている。
メインストーリー重視の作風など前作との若干の方向性の違いはあり、それ故の突っかかる点は所々にあるが、
総合的に見ても完成度は良好で、良作の続編としての出来栄えは安定している。本作もまた十分良作と呼べる作品だろう。
エンディングや残された謎などから現在も続編を望むファンは多い。
*1 同作ではロース一家だったが、ボスのロースが逮捕された事でNo.2のグライドが新たに組織した。
*2 ロールの方も日記に「あの子(トロン)は嫌いだ」と書くなどと、エピソード1の件もあってか犬猿の仲になっている。但し、2人の実際の掛け合いはエンディングでようやく見られる。
*3 プレゼントを贈るとそれについてもしっかり書いてくれる。
*4 このテクニック自体は前作から使えた。問題は本作でロックオンの仕様が「ロックオン中も移動可能」と変更されたため。前作ではロックオンが(テクニックを使う場合は)使えないので自分で視点を調整するなどの下準備が必要だったが、本作ではロックオンのボタンを押すだけで済んでしまう。
*5 ちなみに前作で手に入れた装備はフラッター号の改造の為にロールが全部売ってしまったらしい。しかもロックには事後報告。
*6 また、改造費はロールの好感度で変動し、高ければ安く、低ければ高くされてしまう。しかも割引は1割だが、割増は2割。そりゃあピンハネ疑惑も浮上するはずだ…。
*7 他の特殊武器を持っていくケースがあるとすれば、探索不十分で開発材料のアイテムを発見できなかった場合くらいである