将軍
【しょうぐん】
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ジャンル
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シミュレーションRPG
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対応機種
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MSX ファミリーコンピュータ
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発売元
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【MSX】日本デクスタ 【FC】ヘクト
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開発元
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ヴァージン・ゲームズ
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発売日
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【MSX】1987年9月 【FC】1988年5月27日
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定価
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【MSX】7,800円 【FC】5,800円
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プレイ人数
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1人
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判定
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ゲームバランスが不安定
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ポイント
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フリーダムでハチャメチャな戦国模様 手下に襲いかかって金を奪う世界 「戦えない」のではなく「戦わない」 忠誠心だけでなく戦うためにもコツコツ人心マネジメント
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概要
戦国時代を舞台にしたシミュレーションRPGで元々はヴァージン・ゲームズが1986年にアメリカでコモドール64用のソフトとして発売したシミュレーションRPG。
日本では日本デクスタが1987年にMSXで、ヘクトが1988年5月にファミコン用ロムカセットソフトとして発売した。
名前の通り、将軍を目指すゲームで一部実在の戦国武将の実名が使われているが特に本物とは関係ない。
ストーリー
1550年4月、英国人ジョン・ブラックスロンの船は日本沖合で難破した。その頃日本は内乱で分裂状態にあり、各地で豪族や大名が分割して支配し、百姓は不満から一揆を起こし、大名はそれを鎮圧し更に武力や策略をめぐらして他国に支配地域を伸ばしていった。
そして天皇に次ぐ絶対権力者である将軍になるべく、各地での大名や豪族たちの間で戦いが繰り返された。
大阪城の君主「石道和義」、関東の大名「義寅長」、東北の暴れ大名「奥羽正宗」が権力を伸ばしていたが、その優劣は予断を許さない情勢であった。
そんな矢先に権力をほしいままに振るっていた将軍が、城と地域を残して死んでしまったことで世の中は大混乱。
寅長や石道ら大名はもちろんのこと、各地の武士、難破した船から外人、僧侶、百姓、盗賊、果ては漁師や飯炊き女までもが将軍になろうと策略をめぐらしはじめた。
内容
様々な者たちが武力、ワイロ、富、野心、憎悪、裏切りと様々なものが混濁する中で、戦いを勝ち抜いて将軍の座を狙う。
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自分を含め40人の武将や百姓、奥方など様々な人物がこの世界を闊歩している。
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戦術の通り、将軍を目指してそんな彼らと戦い、家来を増やしていくことが目的。
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全体マップの中で40人のキャラがリアルタイムで動いており戦いを仕掛けていく。
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戦国模様のシミュレーションではあるものの、戦いは常にタイマンで兵士を率いての合戦などはない。
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行動は下記コマンドに紐づいている。
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基本的には、戦って相手を倒すと自分の家来にできる。
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ただし家来になっても忠誠心がないと家来をやめてしまうので、家来になったら忠誠心を上げていかないと維持できない。
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また、戦うことは自分の家来に対してもしかけることができる。
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相手の好戦度が低いと戦えない。
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この場合「○○と○○はたたかわない」と出る。
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好戦度を上げるために武器などを渡す必要がある。
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城に入るためには巻物が必要で、3人の大名は最初から1つ持っている。
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また将軍になるためには、これを3つとも集めなければならない。これは家来20人を達成したあとに知らされる。
コマンド
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拾う(青色で上向きの開いた手)
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捨てる(青色で下向きの開いた手)
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命令(オレンジで一本立てた指)
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家来になった者に命令をする。同じ画面内にいることが条件。
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渡す(2本の手)
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アイテムをほかのだれかに渡す。同じ画面内にいることが条件。
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戦う(2本の交えた刀)
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見る(目)
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セーブ(巻物)
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話す(ハート)
パラメータ
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年齢
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力
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「腕力」「パワー」「攻撃力」的なものではなく「生命力」つまりHPのようなものを意味している。
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食料などを買ったり拾ったりで増える。
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お金
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食料を買ったり家来にするために与えて買収したりもできる。
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家来
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自分の配下にあたる家来の数。まずはこれを20人以上にすることを目指す。
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野心
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将軍を狙う野望の高さ。59以下の者はお金やアイテムで買収できる。
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お金を拾うと上がり、お金が少なくなると下がる。
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好戦度
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大きいほど戦いが有利になる。つまり、これが一般的なRPGでいう「力」のようなもの。
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反対に低すぎると戦ってくれないので武器を与えてやることで戦いに応じさせるようにすることができる。
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知識
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毎年1ポイントずつ増えていく。これが高くなると命令の持続時間が長くなる。
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忠誠心
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家来になったキャラが主君に対する忠誠度合い。お金を与えて増やすことができる。
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これが50以下になると家来を辞めてしまう(他作品でいう謀反)。辞めるのは月に1人ずつだが、対象の家来が複数いる場合は低い方から順番に辞めていく。
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武器
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実質的には武器だけでなく防具も含む。戦闘での攻撃力や防御力を高める。
評価点
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ステータスはそれぞれが役割を持っている。
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忠誠心が低いと翌月には家来をやめてしまったり、好戦度が低いと戦わなかったり、それぞれに理論的に整合した対処すべきやり方があり決してただの運ゲーなどではない。
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全員がしっかりポジショニングを持っており、いわゆる「行動しているように見せかけたランダムエンカウント」ではない。
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それも前述通りリアルタイムで動いている。
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例えば同年発売され名作と名高い『キャプテン翼』でさえ実際はランダムエンカウントの形が取られているだけに40人近いキャラが明確にそれぞれ動いているシステムは時代を先取りしている。
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戦いの決着はスピーディー。
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ぶつかり合いを数回しただけでの10秒程度で結果が報知される。
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全体的に戦いを繰り返しやすいバランスなので、早い決着ができることでテンポを良くしている。
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マップ上でのキャラの動きは速いので移動でイライラさせられるようなことにはなりにくい。
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他の39人のライバルたちは、広いマップの中を動き回っているのだが、その目標が遠くてもそこまで行くのに大した時間はかからない。
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BGMは緩急が付けられており、戦国の世界観によく合った和のイメージに怪しげなメロディーと雰囲気を醸し出している。
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バックアップの完備。
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まだ標準とは言えない時代に長期プレイを予測できている。
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大名や武士あたりはまだしも漁師や飯炊き女といった弱キャラで縛りプレイをするとなると1日で終わるのは難しい。
賛否両論点
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キャラ選択はかなり当りとハズレがハッキリしている。
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特に大名の3人は最初から城を持っているので、クリアーまでの道順が大幅にカットできる反面、漁師や農民の女はステータスも全体的に低いのでその道のりはとんでもなく遠いなど最初に選ぶ者でその差は非常に大きい。
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ただ裏を返せば最初から大名を選ぶことで初プレイでも進めやすく、一度クリアーすれば今度は弱いキャラで挑戦したりもできるためちょっとした難易度調整の役目にもなっている。
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元々難しいゲームであるため、そういった選択肢があるのは親切な部分。複数人の対戦もできないので取り合いによる不公平も発生しない。
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また、ただの農民から天下人に成り上がった豊臣秀吉のような体験は他のゲームでは味わえない独自性がある。
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『信長の野望シリーズ』のような正統派戦国シミュレーションでは考えられないようなことがいろいろできる。しかも、それが攻略の上で効果的だったりする。
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まず敵を倒すにも自分が強ければいいというわけではなく相手が戦ってくれないという姿勢に律儀に従う主人公。
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そのため、武器をあげたりして戦わせるように仕向ける必要があるなどシュールすぎる。
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自身の家来をも襲えてしまう。
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そしてこれが乱心でもなんでもなく立派な経済的戦略に基づいたものである。
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この手のゲームとしては武将、侍、兵士以外はそもそもお呼びでない存在なのだが、女や百姓までも対等に戦ったりする。
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強くなれば、そんな彼ら彼女らが侍を従えたりなど、完全にカオスな戦国時代、江戸時代の構図が出来上がっている。
問題点
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システムの理解がかなり難しい。
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前述の通り、好戦度や忠誠心などをお金や武器を渡してマネジメントのようなことをしなければならないため、一般的な戦国シミュレーションのような感覚がまるで通用しない。
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相手の好戦度が低いからといって、あっさり「たたかわない」というのもシュールすぎる。本来野心があるならば相手がどうだろうが力で潰しにかかりそうなものだが。
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評価点とは裏腹にステータスやシステムは大味な一面もある。
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例えば忠誠心は「高いと裏切らず、低いと翌月には家来を辞めてしまう」が基本概念だが、実は50でクッキリ線引きされている。つまり50さえ満たしていれば同じ。
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このあたりは明記されているわけではないが、かなり大雑把に感じる部分。
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前述通り戦いの決着はスピーディなのは良いが、ぶつかり合いのアニメーションそのものは均一な動き。
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これは優勢な方が押し気味になっているなど、もう少しそれに応じた有利不利の演出でもあれば多少は見ごたえもあったのだが結局待つだけになってしまう。
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一応、力のパラメータが減っていくのは見えるが、折角だからこれもビジュアルで優劣が見える方が面白かっただけに詰めが甘い。
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「拾う」をわざわざ設定しないと拾えない。
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元々マップが広いので、普通にアイテムのシンボルと重なったら自動で拾う方式でよかったと思われる。
総評
独特なステータスバランスなどに加えて家来にしたのに襲い掛かったり、或いは戦わない相手には武器を渡したりなどシュールなマネジメントが必要という滑稽な戦国模様はヘンな意味ではあるが一応個性的ではある。
ただファミコンにおけるシミュレーションゲーム黎明期ということもあるが、PCなどを見ても他に例を見ないシステムは理解が難しく「戦って家来を増やして巻物を得て将軍になる」という目的は提示されていても戦国シミュレーションの代名詞『信長の野望シリーズ』のような感覚とは似ても似つかず初心者がそのような感覚で手を出せば、まったくつかみどころのない謎なゲームになってしまうこと間違いなし。
とはいえキャラの動く速度は決して遅くはなく、目的のキャラ探しなどゲーム進行を妨げないスピードがあったり、戦いは短時間で決着するので長期プレイでもダラついた展開になりにくい点はスタイルに合っている。
クセが強くお世辞にも秀逸とは言えないがシミュレーション好きで、それらに慣れたプレイヤーが一風変わったものを求めるなら選択肢に入るだろう。
余談
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概要やストーリーにあるように、本作は日本を舞台とした戦国模様のシミュレーションゲームだがファミコン版のカセット自身には「SHOGUN」と大きな英語表記のみで「戦国」や「和」を感じさせるものは一切ない。
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そのため中古などでカセットを単品で購入した場合、世界観が伝わらない可能性が高いだろう。
最終更新:2026年10月31日 20:20