【ざ きんぐ おぶ ふぁいたーず ないんてぃえいと どりーむ まっち ねばー えんず】
ジャンル | 対戦格闘アクション | ![]() 裏を見る |
対応機種 |
アーケード(MVS) ネオジオ・ネオジオCD |
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発売・開発元 | SNK | |
稼働開始日 | 1998年7月23日 | |
発売日 |
【NG】1998年9月28日 【NGCD】1998年12月23日 |
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レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | |
配信 |
アケアカNEOGEO 【Switch】2017年3月3日/823円(税8%込) 【PS4】2018年1月11日/842円(税8%込) 【One】2018年1月11日/823円(税8%込) アケアカ2NEOGEO 【PS5】2025年2月27日/1,100円(税10%込) 【Series X/S】2025年2月27日/1,100円(税10%込) |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
オロチ編の集大成とも言えるキャラクター数 整ったシステム面と優れた対戦バランス ドリームマッチのためストーリー性は皆無 |
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THE KING OF FIGHTERSシリーズ |
+ | キャラ一覧 |
システムが異なる2つのモード
共通システム
CPU戦について
総勢50名を超える圧倒的なキャラクター数にしてシリーズ中最高の対戦バランスを誇り、今でも本作をKOF最高傑作に挙げる声が多い。
それだけに、KOFオロチ編のカーテンコールというには若干欠けのあるラインナップであることが惜しまれる。この点の補完は後のリメイク『'98 ULTIMATE MATCH(及びFINAL EDITION)』(どちらも後述の「リメイク」で紹介)で果たされることになる。
+ | UM追加キャラ及び追加・変更演出 |
+ | PS2版の不具合と対処方法 |
*1 複雑なコマンドを入力する必要は無く、裏キャラが存在するキャラにカーソルを合わせてスタートボタンを押しながら選択することで使用可能になる。家庭用はスタートボタンを押している間顔アイコンが表キャラと異なるアイコンに変化して裏キャラを選択しているのが分かるようになり、更にルガールの裏キャラとしてオメガ・ルガールも使用可能になる。
*2 前作『'97』の暴走庵&覚醒レオナは建前上では乱入キャラクターだが「通常戦を全て勝ち抜いた後で必ず対決することになる」「倒さなければ先に進めない」という仕様から、実質中ボスとして扱われていた。
*3 投げスカリポーズの硬直はキャラごとに差があり、例えばシェルミーは比較的短いが、チャン、山崎などは極端に長すぎてリスクが非常に高くなっている。また、スカリポーズにおいて手を伸ばしたり前進した距離で投げ間合いをある程度測れるようにもなり(勿論クラークなど例外もあり)、例えば大門の天地返しはその広すぎる間合いを示すかのように他のスカリポーズよりもかなり前進する。
*4 1フレーム投げは通常技キャンセルで連続技に組み込めるが、若干フレームを挟む投げはほぼ密着状態の弱攻撃キャンセルでなければ連続技にはならない。これにより前作で使えた庵の屑風絡みの永久連続技は使えなくなった。
*5 この表記に変更された初のネオジオ作品は同年に稼働開始の『リアルバウト餓狼伝説2』。
*6 過去作は「MAX 330 MEGA」(最大アクセス速度=毎秒330メガビット、を意味する)表記。
*7 前々作『'96』、前作『'97』など例外もあるにはあるが
*8 どちらもフロントステップ中に出すと強力な空中必殺技がある点が共通して挙げられる(ブライアン:スクリューボディプレス、バイス:レイヴナス)。
*9 ハリケーンアッパーが画面端まで飛ぶようになったが硬直が長すぎて使い物にならず、さらに黄金のカカトも無いためラッシュがかけられない。なお『'98UM』ではプレッシャーニーやサンダーファイヤーといった『RB2』での必殺技も追加されている。
*10 アレンジ移植であるという理由で、タイトルが変更されている。2000年に同じくDCで発売された『THE KING OF FIGHTERS'99 EVOLUTION』とは別物。余談だが、同ハードでタイトルが両者同じ年代表記で紛らわしいためか、2001年に『'99 EVO』の廉価版を発売する際にパッケージ・レーベルが『'99 EVO』の状態で中身を間違えて『DM1999('98)』をプレスしたことが判明したため、店頭分が即日回収され、発売延期されるというトラブルが起きた。
*11 この京が目を閉じているイラストは、主に当時の新聞広告や販促ポスターにも使われていた。
*12 ギースの秘書、リッパーとホッパーと揃って出演していた。
*13 ULTモードでダッシュタイプをフロントステップにした場合も歩き速度がEXモード準拠になる。
*14 その約1年前には同じくUMシリーズの『2002UM』(アーケード版以降準拠)もPS4にて発売されており、PS4でUMシリーズを2作とも最終バージョンで楽しめようになった。
*15 似たような例だと、『餓狼伝説』シリーズの設定において、「クラウザーはかつてジェフ・ボガード(ボガード兄弟の義父。故人)から‘‘地を這う飛び道具’’のパワーウェイブを食らって‘‘額に’’傷をつけられたという明らかに不自然な記述があったが、これは本来は‘‘顔面’’を殴るバーンナックルで、パワーウェイブは誤植であった。しかし実はチェックの時点で誤植に気づいており、「面白いからそのままでOK」と敢えて公式設定とされたという、本作以降のレオナとチャンの関係に通じる逸話がある。
*16 削除理由は件のラップのセリフが「Play that shit like you just got your butt fucked...」と明らかに問題のある内容だったため。