注意:ここでは『ポピュラス』と、GB移植版『ポピュラス外伝』の2本を紹介しています。
【ぽぴゅらす】
ジャンル | RTS | ![]() |
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対応機種 |
Amiga、Atari ST、IBM PC、Macintosh PC-9801VM/UV以降、X68000、FM TOWNS、 スーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジン |
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発売元 | Electronic Arts他 | |||
開発元 | Bullfrog | |||
発売日 |
【X68k】1990年3月1日 【PC98】1990年3月1日 【FM TOWNS】1990年7月1日 【SFC】1990年12月16日 |
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定価 | 【SFC】8,800円 | |||
判定 | 良作 | |||
ポピュラスシリーズ POPULOUS/POPULOUS2/ザ・ビギニング/DS |
「神」として世界を俯瞰する立場で対象物の繁栄を導いていくシミュレーション……いわゆる「ゴッドゲーム」の先駆けで、対戦型箱庭ゲーム。
プレイヤーは様々な奇跡を起こせる神となり、神を信奉する信者の発展を促し、一方で敵対する悪魔教徒を滅ぼすのが目的。
神への信仰
ポピュラスの世界
基本的な世界環境。これら以外にも移植作品によってバラエティーに富んだ世界がある。
+ | 拡張パック・SFC版のオリジナル地形 |
神の奇跡
神のおつげ
広大な世界
超自然モンスターの存在
人間達を高みから見下ろし、奇跡を存分に振るい、その趨勢を左右する。超越者を味わえ、同時にどこかサディスティックなゲーム性は他にはないものだった。また、システムがシンプルだが戦略を必要とするゲームであり、中毒性も生みやすい。一つのジャンルを確立するだけのことはある。本作以後、シリーズとして続編が続くこととなる。
【ぽぴゅらすがいでん】
ジャンル | RTS | ![]() |
対応機種 | ゲームボーイ | |
発売元 | イマジニア | |
開発元 | Enigma Variations | |
発売日 | 1993年5月28日 | |
定価 | 5,233円(税込) | |
判定 | スルメゲー | |
ポイント |
画面の狭いGBに無茶移植 パワーを隕石に! |
ゲームボーイで発売された『ポピュラス』。
タイトルに「外伝」と付いているが、内容的には初代『ポピュラス』とほぼ同一(*1)である。
大きな違いとして、隕石(Rain of Fire)が使えるようになった。
オリジナル版ポピュラスは良作だが、やはり箱庭ゲームを画面が狭く容量も少なめのGBへの移植は無理があった。
操作性が悪化していたり、UIの改善も特にないため、ゲーム全体としての評価は一段落ちてしまっている。
それでも本作独自の追加要素である隕石は非常に強力であり、使いこなせれば他機種版では味わえない至上のカタルシスを得ることができるだろう。
ただし隕石解禁は中盤以降なので、それまではひたすら辛抱の日々である。
良作を無理にGBに移植して劣化した作品は他に『魂斗羅スピリッツ』や『ストリートファイターII』などがある。