MADSECTA
【まっどせくた】
| ジャンル | FPS(一人称視点シューティング) | 
| 対応機種 | Wii(Wiiウェア) | 
| 発売元 | ハドソン | 
| 開発元 | シェード | 
| 発売日 | 2009年3月3日 | 
| 定価 | 1,028Wiiポイント | 
| プレイ人数 | 1人(Wi-Fi対戦時:2~4人) | 
| レーティング | CERO:C(15歳以上対象) | 
| 備考 | 2019年1月31日にWiiウェアの購入期間は終了済み | 
| 判定 | 良作 | 
 
概要
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Wiiウェアでは珍しいフィールドで昆虫群と戦うFPS。
ストーリー
外惑星“HS-0204”からの救助信号。
それは、数年前に行方不明になった「探査船」からのものであった。
すぐさま、先発隊として「調査隊」が組織され、行方不明となった探査船が不時着したと思われる外惑星“HS-0204”へ向かうことになった。
数週間後に発見した探査船の残骸は、何かに食い荒らされたような無残な姿。
そして、その周りには得体の知れない巨大生物の足跡が大量に残されていた・・・
(公式HPより)
特徴
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基本ステージは「殲滅ミッション」「防衛ミッション」「突破ミッション」の3種類。
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「殲滅ミッション」はフィールド内の巣穴を全て破壊すればクリアできる。
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「防衛ミッション」は一定時間護衛対象の破壊、敵のエリア進入を阻止すればクリア。
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「突破ミッション」はゴールを目指してひたすら突き進むステージでゴールに到達すればクリア。
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これらを3つクリアするとさらに「巨大ボスステージ」があり、ボスを倒すとクリア。
 
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メイン武器はアサルトライフル、サブマシンガン、ショットガン、ロケットランチャーの4種類。
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敵にはそれぞれ弱点となる部位があり、そこを狙っていくことによってガンガン敵を倒すことができる。
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逆にそれ以外の場所を狙うとあまり効果はない。
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敵の種類は少なく、ボスを含めても全7種類であるが、フィールドを埋め尽くすほどの数で押し寄せてくる。
 
評価点
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Wiiリモコンを上手く使った操作性。
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ポインターで照準を動かし弾を撃つ。ヌンチャクスティックで移動。
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リロードはリモコン振るだけでできる。手榴弾やムチはヌンチャクを使う。
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敵の体液が体に付着した場合ヌンチャクを振って素早く拭き取らないとダメージを受ける。
 
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敵を倒す爽快感。
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敵がとにかくたくさん現れて数で押してきて撃ちまくる楽しさがある。
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撃つ時のエフェクトや効果音も爽快なものである。
 
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グラフィック・BGM。
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グラフィックは1000円分のWiiウェアの中でもトップレベルに入る。
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BGMはテクノ調で地味ながらいい仕事をしている。
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曲はテンポがよいBGMや不気味なBGMで、世界観によくあった曲である。
 
 
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ストーリーモード以外にもWi-Fi通信で協力プレイが出来る。
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遊ぶことができるのは「フリーバトル」「ランキングバトル」の2種類。
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「フリーバトル」はストーリーモードに登場するミッションを、世界中のプレイヤーと共闘して攻略していくモード。
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いくらスコアを伸ばしても、クリアしなければ最終順位が出ない仕組みになっている。
 
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「ランキングバトル」は専用のバトルフィールド上で、制限時間一杯まで敵を倒しまくりハイスコアを競うモード。
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あくまでスコアを争うのであって、いずれも互いを撃ち合うのではない。
 
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2014年5月20日に任天堂がWi-Fiコネクションを終了したため、現在これらの機能は使用不可能。
 
問題点
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画面左上に表示されているミニレーダーマップが見にくい。
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ダッシュの動作に癖がある。
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ヌンチャクスティックを二回倒さないといけないため、連続で行うにはある程度慣れが必要。
 
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防衛ミッションの難易度が高い。
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他のミッションは時間をかければクリアできるが、防衛ミッションはごり押しがきかない。
 
気になる点
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ステージは意外と似たような背景の物が多く、敵のバリエーションも多くない。
総評
全体的に1000円分のWiiウェアとは思えない程の完成度とボリュームのあるゲーム。
操作性も良好でわかりやすく、値段も安いのでFPS初心者にも熟練者にもオススメのゲームである。
余談
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海外では「Onslaught」の名前で配信された。
最終更新:2025年01月14日 09:10