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ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー

【じょじょのきみょうなぼうけん らすとさばいばー】

ジャンル スタンドバトルロイヤル
対応機種 アーケード
発売元 バンダイナムコアミューズメント
開発元 ヒストリア
発売日 2019年12月18日
プレイ料金 1クレジット100円 200PP
(1マッチ400PP)
プレイ人数 1人~20人
周辺機器 バンダイナムコパスポート
判定 良作
ポイント アーケードでバトロワ
戦闘よりも立ち回りが重要な”スタンドバトルの心理戦”
ジャンルと嚙み合った原作再現
ジョジョの奇妙な冒険シリーズ


概要

荒木飛呂彦氏の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』を題材にしたTPS形式のアクション。Part1からPart6までのキャラが実装されている。 最大20人のプレイヤーで最後の1人(1組)になるまで生き残りをかけて争う、バトルロイヤル形式のゲームとなっている。
これまでのジョジョゲーと異なり「敵から逃げる」「偵察する」など戦闘以外の要素があり、そのまま原作の雰囲気を味わうことができる。
スタンド能力を比較的原作に近い形で使用することができ、なりきりゲーの側面も強い。


システム

  • 各プレイヤーはレベル1、初期体力1000の状態でスタート。
    • レベルはbotや他のプレイヤーを倒すと落ちる「魂のチップ」を取ることで最大6まで上がっていき、レベルに応じてスキル強化など様々な解放要素がある。強化内容はキャラごとに固定。
    • 体力は1000が最大値で、更にダメージを肩代わりする「シールド」を1000まで取得することができる。体力とシールドを合計した2000が最大HPとなる。体力が0になると「再起不能」となりマッチから退場する。
      • ペア戦の場合は「ダウン」となり腹ばい状態になる。30秒以内に隣接して蘇生することで復活できる。
  • 武器探しや持ち替えはなく、キャラごとに異なる性能の通常攻撃と通常スキル、アルティメットスキル(いわゆる必殺技)を持っている。
    • さらにL2ボタンで特殊姿勢を取る。スタンドを出現させ攻撃やスキルの発生が速まる「スタンドON」、画面を拡大し集団性を上げる「構え」、スタンドを操作する「遠隔操作」、一定のリズムでボタンを離すことでバフを得る「波紋の呼吸」の4種類がある。
    • スキルや攻撃の残弾は「精神力ゲージ」で一元管理され、精神力が尽きると何もできなくなる。精神力を使い切っても数秒で回復するため弾切れは起きないものの、逆に言えば数秒間は何もできなくなる上、精神力回復にかかる時間もキャラごとに異なるため、息切れは起きうるという駆け引きがある。
  • マップは「生存エリア」を「再起不能エリア」が取り囲んでおり、再起不能エリアに出るとダメージを受け続けてしまう。生存エリアは時間とともに収縮していき、最後にはマップ全体が再起不能エリアに覆われてしまう。
  • ルールはソロ戦とペア戦の2種類
    • メインとなる全国対戦は一人で戦うソロ戦と二人組で戦うペア戦の2種類があり、どちらで遊べるかは日によって異なる。公式サイトで翌月までのスケジュールが掲示される。
      • ペア戦にはペア戦限定のスキルを持つキャラもいる他、相方がいることっで運用が大きく変わるスキルもあり、より多彩な戦略が採れる。同キャラペアも可能。
    • 全国対戦以外では同店舗内でマッチを組む「交流モード」や、無双してスコアを競う一人用モード「ディーラーズチャレンジ」といったものもある。
  • 恒例のジョジョ立ちや独特なセリフ回しはいわゆるエモートとして実装されている。
    • 最大4種類までセットすることができるがはじめは1種類ずつしかなく、ゲーム内ガチャで引き当てて増やすことになる。
      • ガチャから出るのはカスタム用のセリフ・ポーズ・カラバリ・スキン・アイコンの5種類。引いたアイテムは連動サイトにバンダイナムコパスポートを登録することでカスタムできるようになる。
    • 期間限定イベントもあり、期間内にゲームを遊ぶとセリフやポーズなどがもらえる。

特徴

  • 近距離戦主体のバトルロイヤル
    • 大半のキャラがスタンドによるラッシュ攻撃をメイン装備としており、威力が高く当たり判定が大きい。狙いをつけるのが苦手な人でも一般的なシューティングに比べると非常に当てやすい。そして射程距離が数キャラ分しかないため、被弾を避けることが難しい。
      • ここにバトロワの要素が加わることで戦闘よりも不意打ちのほうが安全牌となるゲーム性となり、後述のウルトの強力さもあって位置取りやヘイト管理といった大局的な視点が重要となる。
    • ラッシュ攻撃はキャラごとに威力・射程・リロード時間が細かく調整されている。食らいモーションやリロードモーションがなく、ほんの1発・数フレームの違いで生死が決まるため正面対決では格闘ゲームに近い緊張感がある。
  • 音を「擬音」で表現
    • 移動や攻撃など、アクション時に鳴る音がジョジョらしく「擬音」で画面に表示される。騒音の大きいゲームセンターでも音から情報収集ができるようになっている。
      • 擬音が見える距離(音の大きさ)はキャラやアクションによって異なる。キャラバレを防ぐため隠密行動する、音を出して自分からキャラを開示してヘイトを下げるなど、音による立ち回りが重要なのは他のゲームと同様。
  • 必殺技が非常に強力
    • アルティメットスキル、いわゆる必殺技が非常に強力で、適切に使えば確実に敵を倒すことが可能。その代わり回数制限や解放レベルで差別化されており、「いつ誰に使うか」、「使用できないがブラフをかける」など駆け引きに大きく影響する。
  • 極端なほど個性的なキャラクター性能
    • キャラ毎に個性付けがはっきりしており、強い場面、地形が大きく異なる。「序盤は厳しいが最終盤で敵を詰ませることのできる東方仗助」「市街地戦では強力だが平地では性能の活かせないアナスイ」など選ぶキャラによって立ち回りは別物になる。
      • キャラを変えるとゲーム性が全く異なってくるため、マンネリ化しにくいことも高評価につながっている。
    • キャラ性能が尖っている分、キャラ間相性もかなり明確であり、不利な相手に勝つことは非常に難しい。
  • 副題に「the Animation」を冠しており、声優やビジュアルは2012年以降のアニメ版が元になっている。セリフはすべて新録。

評価点

  • バトロワ初心者であっても比較的ハードルの低いゲームシステム
    • 近接タイプのラッシュ攻撃は特に判定が大きく攻撃を当てやすい。更に単発火力が高くリコイルコントロールのような要素もないため、ある程度狙いをつけやすい。
    • 物音が「擬音」として表示されるため、SEに聞き耳を立てたりしなくても目視で状況が把握できる。
    • 必殺技が強力なことから、「最後まで隠密して残り二人になったときに必殺技で残った敵を倒す」というセオリーがあり、初心者が上級者を倒すことは決して不可能ではない。同ジャンルで嫌われがちな「芋」が最適解になることも珍しくない。
  • 戦闘よりも大局的な視点が必要なゲーム性
    • 「アイテムは持ち歩くことができずその場で取得して使う仕様」「敵を倒しても得られるのはレベルのみで最大値が6」といった仕様から、戦闘を繰り返し敵を倒して回るのは難易度が高く、できても生き残るのが難しい。
    • 大半のキャラは通常攻撃が強力かつ射程距離が短いため、上級者でも無傷で戦闘を終えることは難しい。そのため有利なポジションを取ったり漁夫の利を狙うなどして立ち回りで優位に立つ動きが勝ちにつながりやすい。
      • 必殺技が非常に強力なうえキャラ相性が明確なため、キャラ割りやヘイト管理といった戦闘以外の要素も重要。「強力な敵を倒すため一時的に共闘する」「必殺技を無駄撃ちして狙われにくくする」など大胆な駆け引きも。
  • ゲーム性に噛み合う形での高い原作再現度。
    • スタンド能力を原作そのままに使用できる キャラが多い。
      • 遠隔操作スタンドは建物をすり抜けることができ、索敵や奇襲が可能。
      • 空気弾を操作し離れた位置から敵を攻撃する川尻浩作、足跡から敵の位置と正体を割り出すアバッキオなど、バトロワというジャンルならではの能力になっている。
      • 時止めには当然のように時止め返しが可能。
    • アニメでは描写がなかったものにも演出が付け足されている。
      • フーゴは自分の毒でダメージを受けてしまう。
      • ザ・ワールド(時間を止める)とキング・クリムゾン(時間をスキップする)の相互作用。ファンの間でも解釈が分かれるものに一つのアンサーを提示した。
  • マップはアニメ制作時の資料を参考に作られており、原作の舞台を再現している。
    • トニオのレストランなど原作に登場した建物も配置されており、外観はそのままにアニメに登場しない部屋まで作り込まれている。 自由に散策ができるのはジョジョゲー初
    • 固有の建物(DIOの屋敷や露伴邸など)にはキャラによっては専用のセリフが用意されている。
  • 絶妙なバランス調整
    • キャラクター性能はどれも独自の強みと弱みを持っており、上位互換やいわゆる産廃と言われるようなキャラクターはいない。
      • 新キャラやバランス調整により意外なキャラが日の目を見ることもままある。
    • アルティメットスキルの仕様も細かく差別化されており、「前隙が長いが敵1人を確実に倒せるザ・ワールド」「発生が速く、防御力上昇により実質的に無敵になるプッツーーン」「防御力上昇などの強化状態を打ち消して初期状態に戻す記憶のDISC化」など明確に相性が設けられており、均衡した盤面を作るのに一役買っている。
    • 1シーズン3か月を基本単位とし、シーズン初めの大型アップデートとシーズン半ばの中間アップデートと、2回のバランス調整が行われる。
      • 使用率や勝率だけでなく、環境全体を見たうえでの調整が為されている。勝率が中間でも環境に強い影響を持つキャラが弱体化されたり、逆に勝率が高くても少数の上級者が勝率を引き上げており本来環境に対応できていない性能の場合には強化される。
    • PvPの例に漏れず微細だが確実に使用感を変える調整が多い。

実装キャラクター

+ 1部登場キャラ
  • ジョナサン・ジョースター
    • 防御力を上げ猛スピードで走るスキル「重機関車タックル」で距離を詰め、被弾をものともせず拳を叩き込むインファイター。  アルティメットスキル「幸運と勇気の剣」は高い火力を更に引き上げる攻撃特化の性能をしており凄まじい爆発力を誇る。
  • ディオ・ブランド―
    • 敵から体力を吸収する吸血モードと敵を凍らせて動きを鈍らせる気化冷凍法モードとの2モードを使い分ける。  更に移動スキルで壁を上る・アルティメットスキル「空裂眼刺驚」は遠距離から障害物を貫通するレーザーを放つなど、多彩な能力で策を弄するユーティリティ。
+ 2部登場キャラ
  • ジョセフ・ジョースター
    • 「スタンドバトルロイヤル」というゲームジャンルを破壊した初の波紋タイプ。長射程かつ相手を後退させる通常攻撃と敵の攻撃"だけ"を防ぐバリアーにより、平地ではめっぽう強いものの接近戦=終盤戦は苦手。   アルティメットスキルの「波紋疾走」は性能の底上げに加えて移動力・ジャンプ力が大きく強化される。3回まで使うことができ、この3回で如何に有利な盤面を作るかの駆け引きが肝となる。
  • シーザー・A・ツェペリ
    • 爆風で壁を抜いて敵を削れる通常射撃「シャボン・ランチャー」、敵をロックオンし回避不能のホーミング弾を撃つ通常スキル「シャボン・カッター」を使い分ける射撃型の波紋使い。アルティメットスキルの「シャボン・レンズ」は正面にダメージゾーンを照射し高い瞬間火力を出せる。
    • ペア戦では再起不能になるとチップ3枚を出す「ツェペリ魂」という特殊アイテムを相方に残し、死んでなお相方へ未来を託す。
  • + 3部登場キャラ
  • 空条承太郎/スタープラチナ
    • 射程が短いが高火力の通常攻撃とガードで精神力を回復するスキル「ブロッキング・ラッシュ」を備え、接近戦では無類の強さを誇る。
    • アルティメットスキルの「スタープラチナ・ザ・ワールド」は止まった時の中で自分一人だけ動き回る事ができる。前隙が長いものの敵一人を回避も反撃も許さず確実に倒す事ができ非常に強力。
  • DIO/ザ・ワールド
    • 通常スキル「力の片鱗」は時間停止を用いて一瞬で移動するワープ技。走るよりも速く移動でき、屋根から屋根へ飛び移ることも可能と高い機動力を持つ。通常攻撃も優秀で、攻めも逃げもこなせるオールラウンダー。
    • アルティメットスキルはもちろん「ザ・ワールド」による時間停止。承太郎と同じ能力でありもちろん超強力なのだが、DIOのほうが止めていられる時間が短い。
  • DIO(最高にハイver.)/ザ・ワールド
    • ジョースターの血がよくなじんだ最終決戦のDIO。再起不能になったキャラから吸血することで「最高にハイ状態」となり、一定時間手数や移動力が大幅に強化される。一気に距離を詰めて高火力の通常攻撃を叩き込み、倒したキャラからまた吸血して次の獲物を襲う、とかなり前のめりな性能。
    • アルティメットスキルは「ロードローラー」時間を止めて狙いを定め、時が動き出すとロードローラーを叩きつけて直撃・衝撃波・爆発により広範囲に大ダメージを与える。
  • 花京院典明/ハイエロファントグリーン
    • 有効射程が長く手数の多い通常射撃「エメラルド・スプラッシュ」と散弾で敵を後退させる通常スキル「拡散エメラルド・スプラッシュ」により、撃ち合いに非常に強い砲台のようなキャラ。
    • 遠隔操作も可能で、建物をすり抜けての索敵や空中からの射撃など縦横無尽に撃ちまくることができる。精神力が多く、弾数や遠隔操作時間が他のキャラとは一線を画している。
    • アルティメットスキルは「半径20mエメラルド・スプラッシュ」球形の結界を張り範囲内の敵すべてにダメージを与える。範囲が非常に広い上にフルヒットすれば体力満タンでも削り切れる威力がある。
  • モハメド・アヴドゥル/マジシャンズ・レッド
    • 通常射撃「クロス・ファイヤー・ハリケーン」はいわゆる焼夷弾で、炎のアンクを飛ばし着弾箇所を数秒間炎上させ触れた敵にダメージを与える。通常スキル「レッド・バインド」は近くの敵を拘束し一瞬だけ行動不能にする。
    • アルティメットスキル「クロス・ファイヤー・ハリケーン・スペシャル」は通常射撃と同じ威力の弾丸を数十発連射する。連射が速いことから威力が非常に高く、また炎上時間も通常より長くなっている。
  • ジャン・ピエール・ポルナレフ/シルバー・チャリオッツ
    • パワーの承太郎に対してスピードに特化した性能。ラッシュは射程が長い上に連射スピードが他キャラの2倍相当と手数で高いダメージを叩き出し、スキル「剣さばき」は敵の攻撃を防ぐガード技で、ただ防ぐだけでなく飛び道具を相手に反射することが可能。更にガードの構え中は移動速度が上がるので接近戦になったときに敵の背後に回るなど足回りの良さを活かした動きが可能。
    • アルティメットスキルは「奥の手・剣針飛ばし」原作と違って跳弾しないが、射程無限・障害物貫通・敵貫通・一撃必殺の威力に発生が速い、判定も大きい、持続も長いと強力な要素のオンパレード。まさに奥の手。
  • ホル・ホース/エンペラー
    • セミオートで連射できる通常射撃と弾の近くの敵を自動で探知するスキル「曲がる弾丸」、被弾すると移動速度の上がる「逃げ足」により付かず離れずの中距離で戦う。
    • アルティメットスキル「皇帝の独壇場」は障害物を貫通する弾丸を乱射する。放射状に弾が散らばるため、近くで当てれば非常に強力。
  • + 4部登場キャラ
  • 東方仗助/クレイジー・ダイヤモンド
    • 通常スキル「インスタント・ウォール」で直角三角形の形をした壁を生成する。敵の攻撃を防ぐ遮蔽になるだけでなく、上に乗って足場にする、隘路で敵の侵入を防ぐなど使い道は多彩。
    • 触れたものを直すクレDらしく、相方の体力を回復できる。また、味方を蘇生したときの体力が通常より多くなる。
    • アルティメットスキル「プッツーーン」は発動から一定時間、受けるダメージを大幅に下げるとともに精神力が一瞬で回復する状態になる。高火力の通常攻撃を連打できるようになるため終盤の制圧力は凄まじい。
  • 虹村億泰/ザ・ハンド
    • スキル「空間けずり」は他のキャラクターを自分の目の前に引き寄せる。位置取りが勝敗に直結するゲーム性のため敵を強制的に移動させられるのは非常に強い。またダウンしたキャラクターやアイテムを引き寄せることができるため戦闘以外でも多彩な使い道がある。なお敵を引き寄せるということはそれだけ自分の被弾も多くなるが、特殊スキル「不良のタフネス」により受けるダメージが軽減される。
    • アルティメットスキル「喧嘩上等」は発動するとシールドが回復し、一定時間受けるダメージを減らすとともに精神力が一瞬で回復する状態になる。仗助の「プッツーン」に似ているが、空間けずりの仕様上時間稼ぎを防いで確実に攻撃できるため、より攻撃的。
  • 広瀬康一/エコーズ
    • 遠くまでスタンドを飛ばせる遠隔操作をメインにチクチク敵を削るキャラ。音にちなんだスタンドからか、擬音の聞こえる範囲が広く自分の足音は小さい。通常スキル「エコー・スタンプ」は遠距離攻撃ができる飛び道具で、当てた場所に擬音を発生させる。
    • アルティメットスキル「3FREEZE」Act3による直接攻撃で、一定時間相手の移動速度と射程距離を大幅に減衰する。移動も反撃もほぼ不可能となる。
  • 岸辺露伴/ヘブンズ・ドアー
    • 特殊スキル「メモリー・リーク」再起不能したキャラの記憶を読み、最大4回まで精神力を上昇させる。豊富な精神力から遠隔操作とラッシュ攻撃を
    • 触れた敵を一定時間行動不能にする罠を設置するスキル「ピンクダークの少年」で建物に籠もり、敵の攻撃を禁止するアルティメットスキル「ヘブンズ・ロック」で反撃不可にして敵を殴り倒す、建物さえあれば非常に強力なキャラ。
  • 吉良吉影/キラークイーン
    • 通常スキル「第一の爆弾」には触れた敵を爆破する地雷と。敵を直接爆弾化し大ダメージを与える2通りの使い方がある。そこに優秀な通常攻撃と敵を自動追尾する爆弾を射出するアルティメットスキル「シアーハートアタック」を絡め、ワンチャンスで敵を消し飛ばすコンボキャラの側面を持つ。
    • 特殊スキル「負傷者の熱感知」により体力が残り少ない敵が判別できるようになる。静かに暮らしていてもある程度は周囲の消耗度合いが把握できる。
  • 川尻浩作(吉良吉影)/キラークイーン&ストレイ・キャット
    • 通常スキル「空気弾」は敵から見えない爆弾を飛ばし、任意の場所で爆発させることができる。吉良とは逆に、敵を遠ざける・削るといった牽制力に優れている。
    • アルティメットスキル「バイツァ・ダスト」は体力が0になると自動発動、全キャラの位置を8秒前に戻し、自分の体力を回復する。
  • + 5部登場キャラ
  • ジョルノ・ジョバァーナ/ゴールド・エクスペリエンス
    • 足場を生成して高台に移動するスキル「オーバー・グロウ」は自分にも相方にも使用可能。更に相方の体力を回復する特殊スキルを持つなど戦闘は不得手だが味方のサポートに長けている参謀タイプ。
    • アルティメットスキル「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」はあらゆる攻撃・状態異常を無効化する完全無敵状態となりエリアダメージすら無効のため、最終盤で発動できればほぼ確実に勝つことが可能。
  • ブローノ・ブチャラティ/スティッキー・フィンガーズ
    • スキル「ジッパー」により壁や天井をすり抜けて移動でき、物体に仕掛けた場合は家具や車など物体に隠れる事が可能。更に長射程かつ威力もある強力な通常攻撃を活かし、どんな地形でも安定して立ち回れる汎用性を持つ。
    • アルティメットスキル「スティッキィ・ダイブ」は地面に潜り攻撃を回避しながら高速で移動する。使用回数が多い上ダウン中でも使用可能。
  • レオーネ・アバッキオ/ムーディー・ブルース
    • 敵の足跡を見ることができ、それを 再生 (リプレイ)することでキャラを表示するとともにその敵に対しオートエイムが発動する。
    • アルティメットスキル「ギャングの覚悟」は一定時間、精神力が一瞬で回復する状態になるとともに、どれだけダメージを受けても体力が少しだけ残るようになる。
  • グイード・ミスタ/セックス・ピストルズ
    • 射撃精度が非常に高い通常射撃と弾丸を操作するスキル「ロデオ・ショット」により遠距離から攻めるスナイパーキャラ。
    • アルティメットスキル「ピストルズ・ストライク」はスキルと同様に弾丸を操作し、任意の場所に小さなダメージゾーンを展開する。当たればほぼ確殺の高い威力を持つ。
  • パンナコッタ・フーゴ/パープル・ヘイズ
    • 相手の体力をじわじわ削る状態異常「感染状態」を与える通常攻撃とガス弾を投擲し感染エリアを作るスキル「キラー・ヘイズ」で敵を動かすアウトボクスキャラ。
    • アルティメットスキル「どう猛なる本性」は一定時間精神力が一瞬で回復するとともに、スキルの連射速度と感染エリアの範囲が大きく拡大する。
  • ナランチャ・ギルガ/エアロスミス
    • 近距離で威力の上がる通常射撃と近くの敵を感知する通常スキル「CO2スキャン」、更に遠隔操作から敵に接近して戦う近接寄りの射撃キャラ。
    • アルティメットスキルの「ボラーレ・ボム」は爆弾を投下し爆風ダメージと炎上エリアを生成する。
  • リゾット・ネエロ/メタリカ
    • 通常スキル「砂鉄の迷彩」で透明化して姿を隠し、チャージ式の通常射撃「刃の生成」で大ダメージを与えるステルスキャラ。
    • アルティメットスキル「メタリカの侵入」は透明化から前触れなく撃つことができ、敵にスリップダメージと鈍足化の状態異常を与える。
  • ディアボロ/キング・クリムゾン
    • 攻撃をガードして任意の方向にワープするスキル「時の消失」により戦闘も離脱も自在。更に特殊スキル「エピタフ」により次の生存エリアを予知することができる。
    • アルティメットスキル「クリムゾン・ディメンション」はアニメ同様に時を飛ばす。端的に言うと自分以外の目をくらまし自分は無敵化・姿を隠す。
  • + 6部登場キャラ
  • 空条徐倫/ストーン・フリー
    • 体を解いて拳を飛ばす長射程のラッシュと、地形に糸を引っ掛けてワイヤー移動するスキル「ストーン・フック」により縦横無尽に動き回る高機動キャラ。
    • アルティメットスキル「ストリング・ジェイル」は敵を網で拘束し、一定時間行動不能にする。発生が速い上に遠隔スタンドも捕獲可能。
  • ウェザー/ウェザー・リポート
    • スキル「ヘビー・レイン」は遮蔽を貫通する中距離攻撃で、当たった相手に擬音発生・視界不良・鈍足化のデバフを与え隠密を妨害する動かし性能が強力。雲を纏う「クラウド・バリア」によりダメージを軽減することが可能。
    • アルティメットスキルの「ヤドクカエル」は広範囲にカエルを降らせダメージゾーンを一定時間形成する。持続が長い上ウェザーを倒しても場に残るため凶悪。
  • ナルシソ・アナスイ/ダイバー・ダウン
    • 無音で壁を登る「ウォール・クライム」と遮蔽もガードも貫通するスキル「ダイバー・シュート」を備え、市街戦に強い。
    • アルティメットスキル「アサルト・ダイブ」はダイバー・ダウンを遠隔操作し狙った位置に大ダメージを与える。攻撃位置は敵から見えないため、遠距離からの暗殺や待ち伏せなど多様な使い方が可能。
  • 空条承太郎(ストーンオーシャンver.)/スタープラチナ
    • 3部の承太郎に比べ火力を失った代わりにタンク性能が高まっている。敵を殴ると特殊スキル「冷静な観察眼」により一定時間敵体力と位置を画面に表示する事が可能。より丁寧な立ち回りが求められる。
    • アルティメットスキルはおなじみ「スタープラチナ・ザ・ワールド」で、威力が下がった代わりに2回使うことができる。また、時間停止中は相方の蘇生が一瞬で完了する。
  • エンリコ・プッチ/ホワイトスネイク
    • 特殊スキル「記憶のコレクション」は再起不能のキャラからDISCを抜き、集めることにより攻撃力や移動速度など基本性能が変化させる。運要素は強いが、遠隔操作が可能なこともあって立ち回りの幅が非常に広い。
    • スキル「スタンドのDISC化」は敵のスタンドの攻撃力を一定時間半減させ、アルティメットスキル「記憶のDISC化」は敵1人を初期状態に戻す。総合すると敵を弱体化させることに特化した仕様となっている。
  • エンリコ・プッチ(最終ver.)/メイド・イン・ヘヴン
    • スキル「時の加速」は任意の方向への高速移動。最大3回まで連打でき、地上空中を問わず、隙も少なく距離調節も可能。これにより接近と離脱を繰り返すヒットアンドアウェイ戦法を得意とする。
    • アルティメットスキル「終焉の輪舞」は高速で走り回り竜巻状のダメージゾーンを一定時間形成する。使用中は無敵になるほか、生存不能エリアの収縮が速くなる。

  • 賛否両論点

    • 射撃キャラが全体的に弱め。
      • 1マッチあたりのゲームスピードが速く生存エリアが閉じ切ることが多い=最後は至近距離での戦いを余儀なくされるため射撃キャラはゲーム性に逆行しており致し方ないところではある。
        • 実装キャラの大半が近距離キャラであり、序盤に接敵するとまず勝てないことから調整に慎重になると思われる。
    • 個性付けが怪しいキャラクターが散見される。
      • 一部原作には無い能力を持つキャラがおり、原作ファンからすると違和感を禁じ得ない。*1
    • 承太郎とDIOが強すぎる。
      • 戦闘に長けた承太郎と戦闘の拒否に長けたDIOと真逆の性能ではあるものの総合力が非常に高く、この2キャラを使い分けていればどの環境でも十分以上に戦えると言われている。
      • 環境上位にいるキャラは下方修正が入るのが対戦ゲームの常だが、この2人にはその様子が見られない。
        • とはいえ集中砲火をされればさすがに沈むので、環境を壊すほどにはなっていない。

    問題点

    • 実力によるマッチングがあまり機能していない
      • プレイヤーの実力に応じてマッチングが3つに分けられているものの、1つは初心者、もう1つは初級者、といった具合であり実質的には残る1つの部屋に中級者~全国大会レベルまでがまとめられている状態である。
        • バトロワである以上プレイ人口との兼ね合いがあるのだろうが、初級者を脱したところに全国レベルの猛者に蹂躙されるのはモチベーションを大きく削がれる。
    • マッチングでランダムペアとオフペアが分けられていない。
      • ペア戦では待機中の人と無作為に組むランダムペア、特定の人と組むIDペア、同店舗の人と組むオフペアの3種類があるが、全て同じマッチに放り込まれる。会話で意思疎通ができるオフペア*2と、チャットとピン立てでしか意思疎通ができないランダムペアとがマッチングで分けられていない。
        • チャット機能が不便なうえにカスタムもできないため意思疎通には限界がある。
    • 一部極端な構成のマップがあり、キャラ性能を活かせるかが大きく変わってくる。
      • マップとキャラ性能が噛み合わない場合は何もできないまま逃げ回るしかないので理不尽さを感じる。
        • ゲーム性とは無関係だが、極端なマップに限って原作要素が薄く、IPの良さを活かし切れていない。

    総評

    これまでのジョジョゲーとは異なり自由に歩き回れるTPSスタイル、更に「心理戦」を取り入れたゲーム性によって間口の広さと原作さながらの能力バトル・読み合いを両立した傑作。
    有名IPと間口の広さが嚙み合っており、ゲームに不慣れなフレイヤーであっても隠密からの必殺技で勝利することができる一方で、慣れたプレイヤーは手に汗握る近接戦闘や詰め将棋のような頭脳戦など様々な楽しみ方ができる。
    また索敵や隠密で強みを発揮する能力をそのまま再現しているのはジョジョゲーにおいては唯一無二であり、自分がキャラになりきってスタンド能力を活用するないしはされるような没入感・緊張感がある。原作ありきのキャラゲーとしても高い水準で纏まっており、総じて満足度の高いゲームである。


    余談

    • 当ゲームのプロデューサーには「プレイスキル以外でも勝てる…知能とかズル賢さとかで勝てるゲームが作れないか」という考えがあり、ゲーム性に強く表れている。
    • 運営は店舗大会や交流会など、プレイヤー同士のオフライン交流を積極的に推し進めている。プレイヤーのモチベーションも高く、プレイヤー主導で交流会が開催されたりもした。「古き良きゲーセン文化の再来」との声もある。
      • 使用キャラ等を記入してXの固定ツイートに据える「自己紹介カード」や、遊んだ後に食事の写真を張る「ラスサバ飯」などプレイヤー主導で広まった活動が公式に逆輸入された例も。
    • 出演声優によるステージイベントや写真コンテストなどメインコンテンツ以外のイベントも行われており、「ジョジョの奇妙な冒険」の原作イベントと絡めてのプロモーションもあって稼働から3年後に増台、2024年には5周年を迎えておりアーケードゲームにしては長寿コンテンツとなりつつある。
    最終更新:2026年04月07日 01:35

    *1 露伴やアバッキオは能力の設定よりも「原作の展開に沿った能力をバトロワ的に再現した」と言えなくもない。

    *2 IDペアを組む場合はXのスペース等、通話環境を整えることが多い