【ふぁいあーえむぶれむ せいまのこうせき】
ジャンル | ロールプレイングシミュレーション | ![]() ![]() ![]() |
対応機種 | ゲームボーイアドバンス | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 |
インテリジェントシステムズ フラグシップ |
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発売日 | 2004年10月7日 | |
定価 | 4,571円(税別) | |
プレイ人数 |
【GBA】1~4人 【3DS/WiiU】1人 |
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セーブデータ | 3個(FRAM) | |
レーティング | CERO:全年齢(全年齢対象) | |
周辺機器 | GBA専用通信ケーブル対応 | |
配信 |
【3DS】アンバサダー・プログラム 【WiiU】バーチャルコンソール:2014年8月6日/702円 |
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判定 | なし | |
ポイント |
『外伝』を彷彿とさせるゲームデザイン 初心者にはプレイしやすい難易度とシステム ボリューム・ストーリーは薄め 前2作からの素材流用が多い |
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ファイアーエムブレムシリーズ |
『蒼炎』の初報公開直後、唐突に発表され、その後半年ほどで発売されたシリーズ8作目。
シリーズ初となる、インテリジェントシステムズと他会社の共同開発となっている。
主人公が男女の2人制、経験値稼ぎが自由、魔物系の敵ユニット、クラスチェンジ分岐など、FCの第2作『外伝』を彷彿とさせるシステムを採用している。
メインシナリオは『烈火』に引き続き前田耕平氏が担当。
エフラム絡みの描写について
+ | シナリオ面での突っ込みどころ(ネタバレ) |
従来作と比較して掘り下げが弱いストーリー、実験的なシステムに加えて難易度は当時のシリーズ中でも最低レベルの易しさであったため、従来の「手ごわいシミュレーション」に慣れ親しみ、「勧善懲悪では終わらない複雑なストーリー」を期待したファンからは肩透かしを食らったという批判が見られる。
他にも前作からの流用の痕跡が散見されており、短期間で完成させる為とはいえツギハギな突貫工事的な作りこみの甘さも批判の対象となった。
しかし上記のゲーム部分の評価を裏返すように、フリーマップやクラスチェンジ分岐の実験的な内容や敷居の低くとっつきやすい難易度に惹かれたプレイヤーも多いようで、FEシリーズ未プレイのユーザーに勧める経験者も見られる。
その一方で、エクストラマップは非常に難易度が高く、このMAPに限れば他作品と比べて見劣りしない、もしくはずっと難しい。
従来の作品が本編一周そのものに力を入れたゲームなのであれば、本作品はその後のやりこみ要素や周回に力を入れた作品と言えるだろう。
評価の変動
その他
*1 15章と16章はマップは同じだが、ユニットの配置などが異なる。
*2 「光魔法も操る賢者」そのものは『封印』のトライアルマップ限定の隠しキャラクターが居た。
*3 分岐クラスチェンジや生存状態次第では彼1人になる
*4 似たような加入展開のある『覚醒』とは異なり、セリフやストーリー展開・支援会話等はない。
*5 [『新・暗黒竜』『新・紋章』において、闘技場受付のBGMとしてアレンジされている。
*6 もっとも通信闘技場を熱心にプレイしていたプレイヤーは発売当時もほとんどいなかったが…
*7 エフラム編だとエイリークと数人のユニットが最初から敵陣の間近で孤立している上、初期配置の関係で1ターン目からヴァルターが突撃したらすぐ攻撃出来てしまい、向かってくる多数の敵達とヴァルターを彼女たち数名で捌き切るのは困難となる
*8 戦場で幾度も模擬戦闘をしたり、居眠りをしたり、絵を描いたり、腕相撲を始めたり、賭け事(コイントス)に没頭したり、果てはダンスまで始めたり…
*9 利益を無視して自分を守った傭兵団に頭を下げて契約の続行を願い出たり、苦境の中加勢に来たエイリークに深く感謝したり、道案内を買って出たユアンに表面上は冷たくしながらもその心意気に一定の理解を示したり、実際確かに「いい人」である。
*10 鏡の大迷宮のスタッフクレジット参照
*11 苦情が寄せられた事から後に「兄弟愛を見せろ」で命令されていた補足が付け加えられた。
*12 ストーリーで言及した程度で実際は装備していない。