本項ではニンテンドーDS用ソフト『押忍!闘え!応援団』、海外版『Elite Beat Agents』、続編『燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2』を紹介しています。
【おす たたかえ おうえんだん】
ジャンル | 応援リズムアクション | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | イニス | |
発売日 | 2005年7月28日 | |
定価 | 4,800円 | |
判定 | 良作 | |
バカゲー | ||
ポイント |
タッチパネルをフル活用したリズムゲーの嚆矢 熱さあり・おバカあり・感動ありのストーリー |
PS2/PSPにて『ギタルマン』を手掛けたイニスと任天堂のタッグによって生まれたリズムアクションゲーム。
DSのタッチパネルを活用した音ゲーであり、「応援団」を題材とした珍しいゲームでもある。
独特のゲーム性
絶妙なゲームバランス
独特の世界観
+ | 応援対象やその内容の一例。ネタバレ注意 |
バラエティ豊かな楽曲群
シリーズ共通の問題点
続編で改善された欠点
DSのタッチパネルをこれ以上なくフル活用したゲームの一つ。
操作が複雑で初心者にとっては手を出しづらいことが多い音ゲーにおいて、シンプルで直感的な操作と、上級者も満足させる骨のある難易度を両立させた良作でもある。
また音ゲー以外の部分も、応援団を題材にした異色のノリ・作品全体に漂う熱さとおバカさ、そして感動といった独自の世界観を構築することに成功しており、カルト的なファンを獲得するに至った。
【えりーと びーと えーじぇんつ】
ジャンル | 音楽ゲーム | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | イニス | |
発売日 |
2006年11月6日(アメリカ) 2007年5月3日(オセアニア) 2007年7月13日(ヨーロッパ) 2007年10月11日(韓国) |
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判定 | 良作 |
『押忍!闘え!応援団』の海外版。略称は『EBA』。
『応援団』が海外でも輸入され人気を誇ったことから、システムはそのまま、内容を海外向けにアレンジした上で発売された新作。けっして海賊版やパクリではない。
韓国では和訳で『助けて!リズムヒーロー』というタイトルで発売されている。
北米ではTouch! Generationsのラインナップである。
『応援団』の海外版・洋楽版として、やや作風の違いこそあるものの順当な出来になっている。
システム的にも一作目から細かい改善もあり遊びやすくなっている。日本語版は発売されていないが、ゲームのジャンル上、外国語を読めなくてもプレイ自体にはそれほど支障も無いため、シリーズファンなら是非手にとってもらいたい。
【もえろ ねっけつりずむだましい おす たたかえ おうえんだんつー】
『押忍!闘え!応援団』の続編。
前作のタイトルが音ゲーであることがわかり辛かったためか、今作では「燃えろ!熱血リズム魂」がタイトルの頭につき、「押忍!闘え!応援団2」がサブタイトルとなっている。
+ | ラストステージの内容(ネタバレ注意) |
システムやノリはそのまま、過去作の欠点を修正して更に完成度が高くなっている。
最後に言っておく。このゲームをプレイするうえで大切なのは愛だ!
*1 ちなみに本作以前に発売された『大合奏!バンドブラザーズ』でもタッチパネルを用いていたのだが、こちらの場合はあくまで「演奏の補助」という形で使用していて、実質的にボタン操作がメインなのは変わりない。
*2 女子校の教師が助けを求める→なぜか団員が授業を受けている、料理店の店長が助けを求める→店内で料理を食べている、など
*3 矢井田瞳の『Over The Distance』。ちなみに『2』でも矢井田の『Go my way』が収録されている。
*4 『2』はAIの『Believe』、『EBA』はシカゴの『You're the Inspiration』
*5 曲がそれぞれのステージに1曲ずつ、計5曲あるわけではない。1人プレイで遊べる15曲が各ステージに3曲ずつ割り振られており、それから1曲を選んでプレイする。
*6 オープニングで「Thunderbirds are GO!!」の台詞が入る。
*7 『EBA』は海外では高く評価され、北米では数々の賞を受賞した。実写マリオや実写ストIIで有名な海外のテレビ番組『mega64』でもネタにされている。