【ふぁーくらい すりー】
ジャンル | ファースト・パーソン・アドベンチャー | ![]() ![]() ![]() |
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対応機種 |
プレイステーション3 Xbox 360 プレイステーション4 Xbox One Windows XP~8 |
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メディア |
【PS3】BD-ROM 【360/Win】DVD-ROM |
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発売元 | ユービーアイソフト | ||
開発元 | ユービーアイソフト モントリオール・スタジオ | ||
発売日 |
2013年3月7日 2018年6月26日(クラシックエディション) |
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定価 |
【PS3/360】7,770円 |
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配信 |
【Win(*1)(*2)】Amazon: 2013年4月03日/2,400円 クラシックエディション(シングルプレイ専用) 【PS4】4,298円 【One】2,592円 |
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プレイ人数 | 1~2人(オンライン:2人~14人) | ||
レーティング | CERO:Z(18才以上のみ対象) | ||
判定 | なし | ||
ポイント |
大ボリュームのオープンワールドFPS 自然美と人の悪、幻想が混在するサバイバル |
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FARCRYシリーズ |
狂気に満ちた無慈悲な楽園
『FARCRY』シリーズのナンバリング第3作。南国の島を舞台にしたオープンワールド制FPS。プレイヤーは主人公のジェイソンとなり、海賊・バースの軍団に立ち向かう。
FPSではあるが、ファースト・パーソン・アドベンチャーというジャンル名やキャッチコピー「FPSであることは手段でしかない」の通り、銃による撃ち合いだけが目的ではない。
広大な島を自由に冒険が出来るうえ、武器やアイテム、金銭の入手、スキル習得によるプレイヤーの個性付けも自由度が高い。サブクエストやミニゲームも数多く用意されている。
アメリカ人青年ジェイソン・ブロディは兄弟や仲間達と共に、インド洋と太平洋の境目にある南国にバカンスに訪れた。ある日スカイダイビングを楽しんでいた彼らは誤って、残忍な海賊のバース一味が暴力で支配する孤島「ルークアイランド」に着陸してしまう。
海賊に捕まってしまったジェイソンは、優秀な予備役軍人である兄グラントの先導で牢を抜け出すが、他の仲間との合流は叶わず、グラントも追ってきたバースの銃弾に倒れてしまう。悲痛な叫びを上げるジェイソンに、バースはなぶり殺すための僅かな猶予を与え、「逃げてみろ」と嘲笑する。ジェイソンは銃弾の飛び交う夜のジャングルを逃げ惑い、やがて突然途切れた道から谷川へ転落し、意識を失う。
目覚めたジェイソンは、見知らぬ男の介抱を受けていた。男は治療だけでなく、ジェイソンの左腕に古風な文様のタトゥーを施していた。デニスと名乗った男は、タトゥーは島に伝わる戦士の証であり、ジェイソンに力を授けるだろうと言う。バース一味と対立する部族ラクヤットの一員であるデニスは、ジェイソンの手助けをする替わりに、戦士として力を貸して欲しいと請うのだった。軍も警察も存在しない絶海の孤島で、海賊から仲間を救い出すには、デニスと部族の助けを借りるしかない。戦士の証を腕に、ジェイソンの戦いが始まった。
徐々に明かされていく孤島の真実。そして過酷な戦闘とサバイバルの先にジェイソンを待ち受けるものは…?
美しいグラフィックで隅々まで造りこまれた広大な環境、そこを舞台にした膨大なボリューム、ストレスの少ない親切なゲームデザインは評価すべき点である。
だが、できることのバリエーションの少なさから飽きが早い、作業感が強いといった点はマイナス。
それに加えて、マルチプレイの不備やフリーズバグなどの粗も存在する。
それでも全体には丁寧に作られており、漫然と探索を楽しむオープンワールドゲームとしても高いクオリティを持っている。
現在は廉価版やWin版が安く手に入るので、興味があるならばプレイしてみてはいかがだろうか。
+ | 『クラシックエディション』の比較動画 |
*1 いずれもDRMとしてUBISOFT Connect(要・同アカウント)を使用。
*2 Steam版、UBISOFT Connect版とも2018年より日本語対応。
*3 舗装された道路は無い。中には獣道に近い道や洗い越しも。
*4 洞窟の奥からでも海の底からでも猛獣の眼前からでも利用可能。
*5 「レリック」「メモリーカード」「届かなかった手紙」の3種で総数140個もある。
*6 一応、スキル習得と合わせてレリックを全て集めることでタトゥーを完成させることができる。
*7 大半の銃の弾は人や壁を貫通するのは前作同様である。
*8 当初『クラシックエディション』日本語版はAmazon.co.jp専売だった。
*9 内容は本編+DLC4種とアートブック、サントラが付属したもの。