FARCRYシリーズリンク



本編

機種 タイトル 概要 判定
ナンバリング
Win FARCRY Crytek開発のシリーズ第1作。広大なジャングルを舞台にゲリラ戦を繰り広げるFPS。
PS3/360 FARCRY Classic 日本未発売。DL専売。オリジナル版『FARCRY』のHDリマスター版。
PS3/360/Win FARCRY 2 開発がユービーアイソフト*1に移り、アフリカを舞台にしたオープンワールドFPSへ変化。
描画範囲の縮小や、徹底して現実的なシステムには賛否が分かれる。
賛否両論
FARCRY 3 再びジャングルを舞台にしたサバイバルへ。RPG型の成長システムが導入された。
Win版は『5』のシーズンパスを購入すると、DLCが同梱されたDeluxe Editionを入手可能。
なし
PS4/One FARCRY 3
クラシックエディション
上記のHDリマスター版。『5』のシーズンパスに同梱され、後に単体販売もされた。
リマスターはシングルキャンペーンのみでCO-OP・マルチプレイは非収録となっている。
PS4/One/
PS3/360/Win
FARCRY 4 南アジアの小国「キラット」を舞台に、国王の圧政からの解放を目指す。
日本語版の吹き替えで国王のパガン・ミンを藤原啓治氏が演じたことは話題となった。
PS4/One/Win/
XSX*2
FARCRY 5 カルト教団・エデンスゲートが牛耳るアメリカの田舎町「ホープカウンティ」が舞台。
保安官となり町を教団から解放せよ。ベトナム・SF・ゾンビと別ジャンルのDLCも登場。
PS5/XSX/
PS4/One/Win
FARCRY 6 南米の島国「ヤーラ」に君臨する独裁者・カスティロとの闘いを描くナンバリング第6作。
ムービーでは三人称視点が新たに採用され、ストーリーは政治色の強いものとなっている。
スピンオフ
PS3/360/Win FARCRY 3 Blood Dragon 日本未発売。DL専売。『3』をベースに開発されたスピンオフ。
ネオン管が彩る独特なB級レトロフューチャー世界を舞台に、東西冷戦を止めるべく闘う。
PS4/One 上記のリマスター版。こちらは日本語版も発売。『6』のシーズンパスには無料で付属する。
PS4/One/Win FARCRY Primal 『4』がベースの石器時代を舞台とする異色作。獣と協力し部族の存続を賭けた戦いに挑む。
PS4/One/Win/
XSX*2
FARCRY New Dawn 『5』の直接的な続編となるスピンオフ。舞台は無法者が跋扈するポストアポカリプスへ。
『5』と同じくホープカウンティが舞台だが、『5』の結末を受けて世界は激変している。
『5』がベースの作品だが、放射能汚染の概念が追加され探索範囲に影響を及ぼすように。
Instincts(日本未発売)
Xb FARCRY Instincts オリジナル版『FARCRY』のアレンジ移植。新たに呪術の要素が追加された。
Wii FARCRY Vengeance 『Instincts』の移植版。Wiiへの移植ということで、さらなるアレンジが加えられている。
Xb FARCRY Instincts: Evolution オリジナル版『FARCRY』ではなく、アレンジ移植版『Instincts』の続編。
AC Paradise Lost 『Instincts』がベースのガンシューティング。パルスライフル型のコントローラーが特徴。
カップリング・オムニバス(日本未発売)
360 FARCRY Instincts: Predator 『Instincts』2作のHDリマスター版をカップリング。新規シナリオも追加された。
PS3/360 FARCRY Compilation 『2』『3』『Blood Dragon』をまとめて収録。
PS3/360/Win FARCRY Wild Expedition 『1*3』『2』『3』『Blood Dragon』がまとめて収録された欧州限定のパッケージ。
連動アプリ
iOS/Android FARCRY 4 マスターアリーナ 『4』でプレイできるアリーナモードを手軽に遊べるアプリ。本編と連動する要素あり。
FARCRY 4 アーケードポーカー 落下してくるカードでポーカーの役を作りチップを稼ぐゲーム。『4』本編の通貨を稼げる。


関連作品

機種 タイトル 概要 判定
Crysisシリーズ 初代『FARCRY』を開発した、Crytekによって製作されたFPSシリーズ。
発売はEAだが、システムやマップ構造といった要素が受け継がれている。
ASSASSIN'S CREEDシリーズ 同社による暗殺アクションシリーズ。『3』のみ一部世界観を共有している。
また、『Primal』『5』にも小ネタとして本シリーズの要素が隠されている。
PS5/XSX/Win XDefiant ユービーアイソフト作品のキャラクター達が集結する、オールスターのFPS。
『New Dawn』のハイウェイマンが勢力で登場。2025年6月3日サービス終了。



シリーズ概要

2004年にCrytek開発による第1作が発売され大ヒット。その後ユービーアイソフトに開発が移行し、今日まで展開が続いているFPSシリーズ。
作品によってゲームシステム・主人公・舞台・年代・ジャンル(現代・SF・レトロフューチャー・ポストアポカリプス・ゾンビetc…)といった要素は大幅に異なる。
だが、一貫して「広大なマップ」「自由度の高い戦闘」「大自然」「社会秩序の崩壊した(存在しない)世界」「複数の移動手段」といった要素が採用されている。
また、『3』からは「動物」も大きく関わり始め、狩猟を行ったり、けしかけて利用したり、使役して共に戦ったりとシリーズ通しての要素として登場する。
加えて、『3』以降は直近のナンバリングタイトルをベースに、一風変わった要素を取り入れたスピンオフもリリースされている。

一部を除きほとんどの作品が世界観を共有しないパラレルワールドとして扱われており、共通する要素もあるが公式にはあくまでも「緩い繋がり」だとされている*4
ただし、例外的に『5』とその直接的な続編である『New Dawn』のみ、同じアメリカのホープカウンティを舞台とした明確に世界観を共有する作品となっている。

余談

  • シリーズでは『3』のみ「エデンのかけら」を研究していた日本軍の施設跡が登場する等、『ASSASSIN'S CREED』シリーズと世界観が共有されている。
    • ちなみに、同社のオープンワールドアクション『Watch Dogs』シリーズも、『ASSASSIN'S CREED』シリーズと世界観を共有しているとされている。
    • このため、『Watch Dogs』シリーズと『ASSASSIN'S CREED』シリーズ、『FARCRY 3』の世界はユービーアイソフトにおける巨大なシェアード・ワールドとなっている。

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最終更新:2025年07月15日 16:42

*1 開発はユービーアイソフト モントリオール・スタジオ。

*2 公式サイトにXSX版の記載はないが、XSX/XSSへの最適化に対応している。

*3 Win版はオリジナル版が、CS版は『FARCRY Classic』が収録されている。

*4 『2』『4』『5』『6』が該当するが、キャラクターの出身地が過去作の舞台だったり、過去作のキャラと知り合いの人物が登場する程度。