ロボットレスキュー3D
【ロぼっとれすきゅーすりーでぃー】
| ジャンル | パズル | 
| 対応機種 | ニンテンドー3DS (3DSダウンロードソフト)
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| 発売元 | テヨンジャパン | 
| 開発元 | TEYON | 
| 配信開始日 | 2013年8月21日 | 
| 定価 | 300円 | 
| プレイ人数 | 1人 | 
| セーブデータ | 1箇所・オートセーブ方式 | 
| レーティング | CERO:A(全年齢対象) | 
| 判定 | なし | 
| ポイント | 3タイトルの『ロボットレスキュー』を収録 新要素「色塗り」で難易度倍増
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| ロボットレスキューシリーズ ロボットレスキュー / 3D
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概要
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DSiウェア版(以下:前作)の続編にあたる作品。
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ただし、本作はテヨンジャパンの独自発売ソフトであり、前作の発売元である「アークシステムワークス」及び『ARC STYLE』とは一切無関係。
 
ゲームルール
ゲームの流れ・ステージクリア条件・仕掛けについては前作と大体同じなので割愛する。
前作とは違い、本作は3DS通常持ちでのプレイとなる。ゲーム表示は下画面のみに収まっており、画面同士の繋ぎ目問題は解消されている。
十字ボタンの他にABXYボタンでもロボットの操作が行える(スライドパッドは未使用)。
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収録タイトルについて
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本作は『ロボットレスキュー』『ロボットレスキュー2』『ロボットレスキュー3D』の3タイトルオムニバス収録となっている。
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『ロボットレスキュー』…前作の完全移植。ゲームに関するチュートリアル入り。全45ステージ構成(3難易度 × 15ステージ)。
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『ロボットレスキュー2』…新要素を加えた新作。こちらもゲームに関するチュートリアル入り。全60ステージ構成(6難易度 × 10ステージ)。
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『ロボットレスキュー3D』…もう1つの新作。チュートリアルはなく、超越者向けの難易度。全20ステージ。
 
 
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色塗りついて
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『ロボットレスキュー2』と『同3D』の一部ステージには、新要素「色塗り」の概念が加わっている。
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ステージ内に配置された「ペンキ」にロボットが触れると、そのロボットが着色される。ペンキは紫と緑の2種類あり、触れれば何度でも着色可能。
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ロボット同様に扉などの仕掛けにも紫・緑のものがあり、ロボットと仕掛け、双方の色同士が一致しないと触れても仕掛けが作動しない。
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この「同色同士の組み合わせ」を考えないと、クリアは確実に詰まるといっていい。特に上級ステージは着色系仕掛けの混雑ぶりが顕著となる。
 
 
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ゴールデンキーについて
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クリアに詰まった時の救済処置として、「ゴールデンキー」を使用するとそのステージをスキップできる。
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ゴールデンキーのストックは計3つあり、『ロボットレスキュー』『同2』『同3D』におけるすべてステージでの使用が可能。
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ゴールデンキーを使用すると、ステージスキップと引き換えにキーストックが1つ消費される。該当ステージを再度プレイし、自力でクリアすればキーストックを回収できる。
 
 
評価点
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プレイボリュームの大増強
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前作においても多彩なステージが収録されていたが、本作はその倍以上にあたる125ステージも収録されている。
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前作ステージに加えて新ステージを大量に追加収録した大ボリュームにもかかわらず、販売価格はたったの300円。明らかに奮発しすぎである。
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先に前作を購入したプレイヤーにとっては"いささか"不公平な気がしてならないが、新ステージだけでも十分に元が取れるボリュームといっていいだろう。
 
 
問題点
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相当手強い新ステージ
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『ロボットレスキュー』の時点でも手強い難易度だったが、『同2』『同3D』からの新ステージの数々はそれをさらに上回る難しさとなっている。
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色塗り要素の追加により単に扉を目指すだけでなく、着色を使い分けなけながら複数のロボット操作しなければならないのかきつい。
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『ロボットレスキュー2』の後半ステージや『同3D』の難易度はかなりやばい。本当、将棋の手を数十手読む位の思考力がないと、クリアの先が全然見えない程に…。
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『ロボットレスキュー』の段階ではあまり必要としなかった、スピーディな操作を求められるステージも多い。ステージ開始時からいきなり即ミスの危険にさらされる鬼畜場面も…。
 
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ゴールデンキー使用で一部ステージをスキップできるのは嬉しい配慮だが、肝心のキーストックが少なすぎるのが残念なところ。
 
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ロボット怖い…
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前作に比べるとキャラクターデザインがリアル調のものに変更されており、その影響なのかロボットの容姿が軽くホラーとなっている。
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「これ絶対人喰ってるだろ…」と思わせる程のごつい歯並びが印象的。濃いキャラデザには定評(?)のあるテヨン製らしいセンスというべきだろうか…。
 
 
総評
続編にしてシリーズの集大成が詰まった完全版的作品。難易度は大分高いが、それ相当のやりがいが楽しめる思考系パズルだと思われる。
余談
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前作・及び本作公式サイトにおいて(任天堂側・アーク側・テヨン側共に)「3DS版はDSiウェア版の再収録」といった記載はされていない。
最終更新:2022年09月26日 15:19