【ざ らすとばとる】
ジャンル | RPG | ![]() |
対応機種 | スーパーファミコン | |
メディア | 16MbitROMカートリッジ | |
発売元 | テイチクエンタテインメント | |
開発元 | アトリエドゥーブル | |
発売日 | 1994年12月2日 | |
定価 | 10,290円(税抜) | |
判定 | スルメゲー | |
ポイント |
異様に高いエンカウント率 プレイにとにかく時間がかかる 発売を1年延期してこの出来 投げたらクソゲー、最後までやると……? |
ファミコン神拳のキム皇こと木村初氏がデザインしたゲーム。
『ドラゴンクエストシリーズ』のような王道なRPGかと思わせつつオリジナリティある独特なシステムが搭載されているが、システム上の癖や問題点や多く、かなり人を選ぶ作品となっている。
+ | プレイヤーキャラクター紹介 |
+ | 味方キャラクター紹介 |
+ | ネタバレの可能性あり |
問題点で挙げた通り、ゲーム開始早々から歩く速度が遅い、分かり辛い戦闘システム、ウインドウの開閉が面倒、などなどクソゲー臭がプンプンするゲーム。
しかし序盤の辛さに耐えて仲間が増え、魔法合成ができるようになると新しい世界が開ける。
さらにゲームを進めれば進めるほど新たな「味」が出て、いつのまにか世界観に入り込んでしまい、そのままクリアまでプレイしてしまう、スルメゲー的魅力がある。
要所に強敵と戦うイベントが設置されているため稼ぎ必須のゲームではあるが、レベル上げ・マナ集め・レアドロップ狙いを同時に行えるので意外と苦にならない。序盤のクソゲー臭に耐え、壁を乗り越えた人だけが、それを楽しめる。
システムさえ理解すれば決して理不尽な難易度ではないし、進行に支障が出るようなバグがあるわけでもない。
詰み要素ならぬ積み要素が満載の、とてもストイックなゲームなのである。
*1 上げる方法はある。ただでさえ高いのに