本記事では、ニンテンドーDSソフト『君に届け ~育てる想い~』『君に届け ~伝えるキモチ~』について記述する。判定はいずれも「なし」。
【きみにとどけ そだてるおもい】
ジャンル | 想いを伝えるピュアアドベンチャー | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
メディア | DSカード | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 | バンプレスト、アクリア | |
発売日 | 2009年10月15日 | |
定価 | 5,229円(税込) | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
セーブデータ | 8個 | |
判定 | なし | |
ポイント |
原作を上手にトレースした作品 膨大な分量をスキップできない欠点有り |
別冊マーガレットに連載されていた人気青春漫画、『君に届け』のゲーム化作品。
プレイヤーは主人公の爽子となって北幌高校1年生の1年間を体験する。
なお原作では夏休み直前から話が始まるのに対し、本作は1年を通した内容となっている。
性格が暗く、見た目を怖がられ、ほとんど話し相手がいなかった女子高生 黒沼爽子。ある日、自分の見た目を気にせず関わってくれた男子高生 風早翔太と出会う。 彼のように周りと打ち解けられる人間になり、いつか彼に憧れの気持ちを伝えるべく奮闘するのであった。
原作にあった物語をかなり忠実に再現したADV+育成ゲーム。原作をトレースするだけでなく、上手にオリジナル展開を挟むことで学校を生活する臨場感もプラスされている。ただし難易度を上げないための措置か、ゲーム性はいまいち弱めで、かつ1周(=爽子の高校1年生)がわりと長いためどこか作業的になってしまうきらいはある。
【きみにとどけ つたえるきもち】
ジャンル | 想いを伝えるピュアアドベンチャー | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
メディア | DSカード | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 | バンプレスト、アクリア | |
発売日 | 2011年4月7日 | |
定価 | 5,040円(税込) | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
セーブデータ | 8個 | |
判定 | なし | |
ポイント |
スケールダウンした物語 システムの特徴は前作据え置き |
『君に届け』のゲーム化作品の第2作。
前作の風早のキャラエンド後の時系列を舞台とし、2年になった爽子が文化祭を終えるところまでのストーリー(丁度アニメ第2期で描かれた期間)をプレイすることになる。
爽子が風早に告白するタイミングは、原作では2年時の文化祭の1日目であったが、本作では1年時のバレンタインとなっている。
前作と同様にADV形式のゲームだが、ストーリー自体はかなり単調でシンプル。あくまで前作ゲームの余韻にひたりたいかあるいは原作キャラとの日常生活を楽しみたい人でないと、プレイして楽しめないと思われる。