【ふぁみこんじゃんぷつー さいきょうのしちにん】
ジャンル | RPG | ![]() |
対応機種 | ファミリーコンピュータ | |
メディア | 4MbitROMカートリッジ | |
発売元 | バンダイ | |
開発元 | チュンソフト、アクアマリン | |
発売日 | 1991年12月2日 | |
価格 | 8,500円(税抜) | |
判定 | なし | |
ポイント |
ドラクエのようなインターフェース シナリオは悪くはないがほぼオリジナル展開 ライブ・ア・ライブの先駆けみたいな戦闘 堀井の罠健在 遊びやすくはなった りょうさんは つよいよ。 |
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少年ジャンプシリーズリンク |
『ファミコンジャンプ 英雄列伝』の続編で、舞台は同じくジャンプワールドだが繋がりは希薄。ゲームシステムも全くの別物。
主役キャラが16人という大所帯だった前作と異なり、今作の出場タイトルはサブタイトルの通り、悟空・タルるート・ジョジョ(承太郎)・ターちゃん・桃・太尊・両津の7人。
この7人が精霊に導かれ、ジャンプワールドに迫る悪を倒すという筋書きで進行する。
また、アクションRPGだった前作と異なり、オーソドックスなコマンド選択型RPGとなっているのだが、制作・開発元が堀井雄二を始めとするチュンソフトのメンツだったこともあり、プレイ感覚は戦闘シーン以外ドラゴンクエストシリーズにかなり近くなっている。
反逆を企てたピッコロ大魔王たち悪役を16人のヒーローが倒して平和が戻っていたジャンプワールド。
ジャンプワールドの精霊が宿る大神殿では週刊少年ジャンプの「友情」「努力」「勝利」の源である3つの炎が燃え盛っていた。
しかし、その炎が消えかかってしまう。再び世界に異変が起きようとしているらしい。
精霊は大神殿を守るために大扉を封印し、今のジャンプワールドで最も勇敢な7人のヒーローを選定した。
7人のヒーローが大神殿に集ったとき、大扉は開かれ新たな戦いが始まるのだ。
+ | 参戦作品一覧 |
オリジナル色の強いシナリオ
システム面
シナリオ面
システム面
+ | 以下個別のキャラ特徴 |
前作同様に記念作品として作られた作品。
しかし前作に比べ遊びやすくなったものの、今度は逆にジャンプ要素が薄すぎてジャンプ作品でやる必要があったの? と疑問を呈したくなる出来になってしまった。
独特な戦闘システムや、オリジナル色が強いとはいえシナリオもよくまとまっており、ゲーム自体の出来は結構良いだけに、原作要素をもっと上手く絡めてあれば良かったのだが……。
*1 参戦作品で唯一、本作発売時点で連載が既に終了していた作品。本作の開発時点では連載中だったが、1991年35号完結なのでギリギリ発売に間に合わなかった。
*2 桃以外のヒーローは全員、必殺技には武器を使用していない。
*3 後にフジテレビの企画で『ドラゴンボール』『ONE PIECE』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の三作品がコラボした際には両津だけ筋斗雲に乗れなかった。(ルフィは乗れた)
*4 もっとも本来の持ち主である悟空も、その後の原作における言動から後年一部のファンにより「今のこいつは筋斗雲に乗れない」などとネタにされてしまうのだが…。
*5 例えば両津の町には派出所メンバーが、桃の町には男塾の仲間がいる。
*6 一応ドラゴンボールのブルマの父「ブリーフ博士」の友人という設定ではある。
*7 過去ジャンプ作品の悪の魂の集合体という設定で、ゾーマの没第2形態のようなかんじ。ラストバトルでは7作品の作者デザインな7将軍が合体した肉体に宿る。
*8 ただし、7作品の作者の描いた個性豊かなザコキャラは見ている分には面白い。版権料のせいか色違いもやたら多いが。
*9 原作において承太郎に修行シーン等の努力するシーンはない
*10 一応、原作でも表向きには描写されないだけで仲間思いだったり理不尽な行為に激昂するなど熱血キャラを思わせる展開はある。
*11 いちおう太尊は武器によって遠距離攻撃ができるが、ジョジョは最強武器以外は射程1である。
*12 約150000。原作ではフリーザとの対決時にベジータの戦闘力を測定できなかった。
*13 厳密には戦闘キャラではなくNPC
*14 本作発売時、原作ではDIOの館に突入したあたり。最後に「ジョジョ」と呼ばれた「黄の節制」戦最終話はその2年近く前であり、開発期間を考慮に入れても既に「ジョジョ」と呼ばれていない。
*15 東方仗助がクレイジー・ダイヤモンドで片桐安十郎を岩の中に封じたことはあるが、これはあくまで「治す能力」の副産物である