@SIMPLE DLシリーズ Vol.28 THE 連撃英雄
【あっとまーくしんぷる だうんろーどしりーず ぼりゅーむにじゅうはち ざ れんげきひーろーず】
ジャンル
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アクションシューティング
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対応機種
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ニンテンドー3DS
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メディア
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ダウンロード専売
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発売元
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D3パブリッシャー
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開発元
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ロケットスタジオ
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配信開始日
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2014年4月30日
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定価
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550円(税込)
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1箇所・オートセーブ方式
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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なし
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ポイント
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トップビューのアクションシューティング 変化に乏しい敵の顔ぶれ 敵攻撃の避け辛さ
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@SIMPLE DLシリーズ
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概要
ニンテンドー3DSでリリースされた『@SIMPLE DLシリーズ』の一作。開発は北海道のゲームメーカーであるロケットスタジオが担当。
ジャンルとしては任意スクロールによるトップビューのアクションシューティングに該当する。
捕らわれた聖女を解放するため、3人の「英雄」がお供の精霊である「シルフ」「イフリート」と共に魔物の打倒に挑むというストーリー設定。
なお、自機となる存在は3人の英雄だが、ゲーム中のストーリー描写は精霊2体視線で描かれる。3人の英雄は作中で喋る機会が全くない。
ゲームルール
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ゲームの流れ
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本作は「ストーリーモード」と「チャレンジモード」の2種類のモードが用意されている。
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ストーリーモードはイベントを挟みながら全8ステージのクリアを目指していくモード。それまでに到達したステージであればステージセレクトが可能。
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チャレンジモードは残機1つのみでランダムで選ばれた全30ステージのクリアを目指していくモード。ストーリーモードよりもステージの構造が簡略化されている。
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各モードは「ノーマル」と「ハード」の2段階の難易度から選択できる。
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ハードはノーマルに比べ敵の猛攻が激しくなる傾向にある。また、敵などから受けた自機のダメージ数も増加する。
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ゲーム開始時はストーリーモードのノーマルしか選択できないが、ゲームをやり込んでいくうちに他のモードや難易度も選択可能となる。
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本作は性能の異なる3人の英雄からプレイしたいキャラを自機として選択できる。各英雄の性能は以下の通り。
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各英雄の性能
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騎士
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攻撃・防御力共に一定の強さを持つ。全体的にそつのない性能だが、裏を返せば平凡な性能でもある。 盾を装備している関係上、一定確率でダメージを無効化できる特殊能力がある。
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魔法使い
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攻撃力が非常に高く、全英雄の中で唯一前後左右斜め方向の同時ショットが撃てる。その反面、防御力やショットの連射性能は最も劣る。 常に宙を浮いており、一部のトラップの影響を受けない。
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弓使い
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前方に対するショットの攻撃範囲が広く、連射性能も極めて高い。一方で攻撃力は最弱で敵の猛攻に押されやすい一面もある。
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操作体系
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操作は主に英雄(以下:自機)の移動とショットが中心となる。
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スライドパッドもしくは十字ボタンで8方向移動操作・兼自機の前方の向き調整。LRボタンのどちらかを押しっぱなしにすると移動中の向きを固定できる。
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Aボタンを押しっぱなしで自機の前方にショットを撃つ(オートショット)。
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BXYボタンのいずれかを押すと、それぞれに対応した必殺技もしくは特殊技を放つ。
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レベルと必殺技について
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本作の自機にはパワーアップに相当する「レベル」の概念があり、より強力なショットを撃てるようになる。
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敵を撃ち込む事で「経験値」が溜まり、特定値まで達するとレベルアップする。後発のレベルになる程に多くの経験値が必要。最大レベルは5までとなる。
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上位のレベルに達すると自機周りにオプションにあたる精霊が最大2体まで付き、一緒にショットを撃ってくれる。
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レベルアップアイテムを獲得すると経験値状況に関係なく即レベルが上がる。また、レベルアップはライフの回復効果も兼ねる。
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各自機にはストック消費と引き換えに3種類の「必殺技」もしくは「特殊技」が放て、それぞれ強力な技が発動できる。
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各技には「必殺技」「シルフの特殊技」「イフリートの特殊技」があり、それぞれ性能が異なる。後者2種に関しては先述の精霊がいないと使用できない。
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技のストックは必殺技は最大で3つ、特殊技は各1つずつ。特定のスコアを稼ぐか必殺技ストックアイテムを獲得するとストックが増える。
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コンボについて
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敵や破壊物に隙間なくショットを撃ち込み続けると「コンボ」が発生し、ヒット数がカウントされる。
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コンボを多く繋げるほどにスコア倍率がかかり、多大なスコア獲得のチャンスとなる。スコア倍率は最大で2倍、コンボは999ヒットまでカウントされる。
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アイテム一覧
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レベルアップ
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レベルを1段階上げる。さらにはライフが全体の50%回復する効果もある。
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ライフ回復
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ライフを全体の50%回復させる。
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ダメージアップ
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一定時間、ショットの攻撃力が増す。
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無敵化
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一定時間、一切のダメージを受けなくなる。
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スコア倍率アップ
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一定時間、稼いだスコアに2倍の倍率がかかる。効果中はコンボの状態に関わらず倍率が持続される。
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必殺技ストック
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必殺技ストックが1つ増える。
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残機1UP
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残機数を1つ増やす。チャレンジモードでも登場するが、取得しても何の効果もない。
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ステージクリア・ミス条件について
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スクロール奥に待ち構えるボスを倒せばステージクリアとなる。なお、ストーリーモードではステージ途中に中ボスも登場する。
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各ステージの道のりは完全一本道であり、制限時間は特に定められていない。中ボス及びボス戦は必ず固定スクロールでの戦闘となる。
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残機及びゲージ表示によるライフ制を採用しており、共に尽きるとゲームオーバー。ストーリーモードにおけるミス後は戻り復活となる。
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自機が敵や敵弾・時折発生する一部トラップに触れるとダメージ。ダメージ量は自機の防御力や敵の攻撃などによって異なる。
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ストーリーモードにおける残機数は各ステージにおいて最大3つまで。ミス後はレベルや必殺技ストックが初期の状態に戻る。
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次ステージに進むと残機及びライフが全快している。ストーリーモードのステージセレクトで進めた場合も同様。
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各モードのプレイを終えると、それまでに稼いだスコアなどのプレイ結果の表示及び記録がされる。
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プレイ結果はモード・使用自機・難易度別で記録され、タイトル画面の「戦績確認」で確認できる。なお、ネームエントリーには対応していない。
評価点
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敵を倒しまくる爽快感
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レトロ感溢れるアクションシューティングらしく、「大量に出現する敵どもをショットで倒していく」という爽快感がそれなりにある。
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敵の出現率は高めでショットを撃っているだけでも気前よく当たってくれる。ボス関連も同様で、ボスに張り付きながら撃ち込んでいく豪快さが堪能できる。
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その一方で「コンボをどう繋げていくか」「敵弾やトラップをどう回避していくか」という計画性も必要なので、闇雲に撃てばいいという単純なものでもない。
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グラフィック周りは及第点
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グラフィックの書き込みはしっかりとしている部類で、外観上は割と華やかである。
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デフォルメの効いたグラフィックデザインではあるが、王道ファンタジーの雰囲気はしっかりと描かれている。
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ストーリーモードにおける各ステージの中ボス及びボスはすべて専属で、ビッグサイズなボスが多関節を動かしながら襲い掛かってくる様はなかなかの迫力あり。
問題点
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ステージバリエーションの少なさ
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どのステージも似たような雑魚敵がひたすらに使い回されるので、ゲームとしての単調さは否めない。
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雑魚敵の種類が数えるほどにしか存在せず、先のステージに進んでも新鮮味がほとんど感じられない。強いて言えばトラップの顔ぶれが多少異なる程度。
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「このステージならでは」という大掛かりな仕掛けも皆無で、ボス戦以外での変化性が乏しい。
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ステージ構造は寄り道のない平面一本道であり、変則的なプレイスタイルを行うのもほぼ不可能。結果、ただ事務的に目の前の敵を倒すだけのプレイとなる。
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自機の地味な死にやすさ
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各ステージにおける登場キャラは全体的に大きく描かれており、密閉感が強い節がある。よって、自機の移動範囲が大幅に限られてくる。
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この密閉感の影響で緻密な移動操作が行い辛く、その結果敵の攻撃がやたらと避けにくい。目の前に敵弾が迫るだけでも避けるのが難しい程に。
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これはボス戦において特に深刻で、一画面の中でビッグサイズなボスと戦わなければならない。そのためにほぼ接近に近い戦いを強いられる事になる。
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それでいて自機の当たり判定が大きいので、敵の攻撃次第ではまともな回避も困難となる。
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これもボス戦で特に猛威となる現象で、特に難易度ハードの後半ステージにおいては身動きがとれない最中に弾をばら撒いてくる場面がある。
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さらにはダメージを受けた際のライフ減少が高めなので、攻撃力の高いボスの攻撃を食らうと大量のライフが消える。防御力に乏しい魔法使いに至っては即死もあり得る。
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とはいえ、攻略を楽にしてくれる要因も少なくないので、そこまでクリアがきついというものではない。
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配置率の高いアイテムや必殺技・特殊技を活用すれば、多少のごり押し攻略も通用するゲームバランスである。
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任意スクロールである事を利用して、少しずつスクロールさせて雑魚敵を順々に倒していくという攻略が効く。本作におけるミスの大半はボス戦で起きやすい。
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ミス後の復活がレベル1からという戦況になってしまうが、初期のレベル位ならば経験値稼ぎで容易く上がるので復活は難しくない。
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所々に垣間見れるチープ感
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精霊2体視線でストーリー描写が描かれるので、本来の主人公であるはずの英雄たちの存在感がかなり薄い。
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ストーリーモードはどの難易度・どの英雄でプレイしようがエンディングまでのイベントシーンは全く同じ。英雄たちがストーリーに絡む気配が毛頭もない。
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BGMはほぼすべてのステージにおいて同じ楽曲が使い回される。
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よって、楽曲数がかなり寂しい事になっている。BGMそのものも決して悪いものではないが、どちらかといえば地味寄りな曲調である。
総評
アクションシューティングとしては無難に遊べる内容であり、細かい事抜きでショットを撃ちまくって敵を倒す分には楽しめるだろう。
しかし、明らかなるゲームバランスの不備や、悪い意味で『SIMPLEシリーズ』らしい作りのチープさといった問題も目に付く。
最終更新:2022年12月22日 19:50