迷い猫の旅 - Stray Cat Doors -
【まよいねこのたび すとれいきゃっとどあーず】
| ジャンル | アドベンチャー |  | 
| 対応機種 | iOS 10.0以降 Android 5.0以上
 Nintendo Switch
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| メディア | ダウンロード | 
| 発売・開発元 | パルスモ | 
| 発売日 | 【iOS/Android】2018年3月1日 【Switch】2019年1月31日
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| 定価 | 【iOS/Android】無料(130円までの課金あり) 【Switch】500円(税込)
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| プレイ人数 | 1人 | 
| レーティング | 【iOS/Android】全ユーザー対象 【Switch】CERO:A(全年齢対象)
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| セーブデータ | 100個 | 
| 判定 | なし | 
| ポイント | 絵本のような可愛らしい世界 良くも悪くもシンプル
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概要
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スマートフォンアプリゲーム原作の全6面から成る脱出ゲーム。
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部屋に隠された猫のシルエットをしたパズルのピースを集めて、出口をふさぐ扉を開錠すると「面」をクリアしていくことが目的。
操作方法
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全編スマホあるいはスイッチの画面をタップすることで操作。アイテムを拾えたり部屋の仕掛けを作動させたりできる。
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部屋
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プレイヤーが調べられる箇所は大抵、パズルのピースが隠されている場所、暗号を示す場所の2つに大別される。
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パズルのピースを入手するには仕掛けを解除しなくてはならない。
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仕掛けを解除するには、仕掛けと部屋に隠された暗号の関連性をうまく見出すことが重要。暗号はいかにもそのような雰囲気をかもし出している場合もあれば、何気ないときもある。
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解除の手順は、ダイヤルを特定の数字に合わせたり、ボタンやレバーを特定回数あるいは特定の順番に入力したりなどさまざま。
 
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パズルのピース以外のアイテムを拾えることもあり、これらアイテムは適切な場所で使う必要がある。
 
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その他
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制限時間はない。オプションからヒントをいつでも閲覧可能。それでも分からない場合はさらにオプションを調べることで答えを丸々閲覧可能。
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ヒントではプレイヤーがこれから何をすべきなのか大まかなテキストで表示。答えでは「どこでなにをどうすべきなのか」20文字程度のテキストで表示。
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ヒントや答えの対象としているのは、あくまでパズルのピースひとつ分。また別のピースを探す際に行き詰ったら別のヒントや答えを見る必要がある。ただし使用回数は無制限。
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スマホ版の場合は、ヒントをひとつみるのに30秒の広告を視聴する必要がある。また答えを見るのにも同様に公告を見る必要がある。130円の課金で広告を免除することも可能。
 
 
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ゲームクリアに関して
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1つの部屋をクリアすると次の部屋に挑めるようになり、6つ目の部屋をクリアするとエンディング。2周目に挑戦できるようになる。
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2周目ではいままでクリアした6部屋の「おまけ」モードを遊べるようになる。
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おまけモードでは、パズルのピースを集める必要がなくなる。その代わりに、新たに登場した「生き物」に対して持っているアイテムから適切なものを選んで使わなくてはならない。
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生き物から部屋を飾るためのアイテムを入手できれば、おまけモードクリアとなる。
 
 
評価点
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絵本のような世界観
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キャラクターや背景画が非常に可愛らしい。
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ゆったりとしたBGMも良好な雰囲気を作っている。焦らせる要素は一切登場しないので、癒されながらプレイ可能か。
 
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手軽さ
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全編タッチ操作であり難しい操作も不要。
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最悪、答えまで閲覧できるシステムもあるので詰む心配はまったく無い。
 
賛否両論点
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パズルのピースを隠す仕掛が理にかなっているとは限らない。プレイする人によっては答えに意外性は生まれるかもしれないし、こじつけに感じられるかもしれない。
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部屋にある不思議な模様や暗号・情報をインプットし、別の脈絡の無い場所に書かれている情報も元に、その模様を解釈した上で何かしらのアクションをすれば開錠出来る、という過程が多い。
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暗い場所だから懐中電灯で明るく照らしたり、高いところだから長いものを使う必要がある、といった局面もあるにはあるが。
 
 
問題点
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答えというシステムについて
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20文字程度のテキストで「どこで何をどうするか」が答えとして表示されるが、指示される「どこ」情報はあまり詳しく表示されない傾向。
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「ジャックオーランタン」の絵が飾られているステージがあるが、答えの文章では「落ち葉の絵」と表記するなど不適切な例もある。そのジャックオーランタンの絵に落ち葉が写ってなくも無いが、本当に言われないと気づかないレベルのもの。
 
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ボリュームが不足している
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もともと価格がかなり安いとはいえ、のんびりプレイしても数時間程度でやりきれてしまう量しかない。
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1周目をもう一度プレイも出来るがとくにクリアしたことによるゲーム性の変化はない。また2周目にできることも実質アイテムを適切な場所に配置すればクリアなので、脱出ゲームではない。
 
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ロードがやや長い
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ステージ選択してからプレイできる容易になるまで5秒程度ロードを挟む。
 
総評
隠された模様・暗号・情報をいかに整理し、別の場所で行使できるかといった工程が問われる脱出ゲーム。
答えを教える機能もあり制限時間がないので初心者でもゆったりとプレイできる内容となっている。
無料~500円と安価なゲームとはいえボリュームが少ない点はやや気になるところ。
最終更新:2023年10月31日 08:16