中毒パズル レベルス+
【ちゅうどくぱずる れべるすぷらす】
| ジャンル | パズル |  | 
| 対応機種 | Nintendo Switch | 
| メディア | ダウンロード専売 | 
| 発売・開発元 | flow | 
| 発売日 | 2017年7月13日 | 
| レーティング | CERO:A(全年齢対象) | 
| 定価 | 700円(税込) | 
| 判定 | 良作 | 
| ポイント | 中毒パズルの名に偽りなし | 
 
概要
flowが開発・発売した基本無料のスマホ向けアプリゲーム『中毒パズル レベルス』のNintendo Switch移植版。
特徴
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画面には5×5マスの数字の表記されたパネルが表示されている。
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プレイヤーはコントローラー操作でパネルをスライドできる。携帯モードの場合はタッチ操作も可能。
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青と黄のパネルは同じ種類で同じ数字同士のパネルに合体させることができ、合体すると数字が1増える。
 
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プレイヤーは青のパネルをスライドすることで他の色のパネルを消すことができる。この時「青のパネルの数字≧他の色のパネルの数字」でないと消すことができない。
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パネルをスライドさせて消したり合体させると、開いたスペースに新しいパネルが出現する。次にどのパネルが出現するかは「NEXT」と書かれた欄に表示される。
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パネルの種類
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「青のパネル」人のイラストが描かれている。スライドさせることで、赤と黄のパネルを消すことができる。
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「赤のパネル」敵のイラストが描かれている。このパネルのみプレイヤーが動かすことはできない。
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「黄のパネル」お金のイラストが描かれている。消すと数字に応じたスコアが手に入る。
 
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カミナリ石
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消費することで、画面上の全ての赤パネルを黄パネルに変換することができる。
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スマホアプリ版では課金により石を購入することができたが、Switch版では石は有限。
 
評価点
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思考力が求められるパズルシステム
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序盤の内は適当にスライドさせても何とかなるが、進めるにつれて違う数字の青パネル同士が邪魔しあったり、同じ色のパネルが隣に揃わなかったりする。
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そのため、なるべく同じ色のパネルが同じ場所に集まるようにパネルを操作させていく必要があり、綿密な思考力が求められる。
 
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パズルゲームでありながらBGMやSEも良質
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パネルを合体させていく度にBGMが変化していき、ゲームプレイが単調になりにくい。
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SEも爽快感のある小気味よいものとなっている。
 
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Switchの特徴であるHD振動にも対応
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パネルを消した際などに設定されており、前述のSEやBGMと合わさって、ゲームプレイの爽快感をより向上させてくれる。
 
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アプリ版からの改良点として次にくるパネルが表示されるようになった。
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これにより運の要素が排除され、パズル要素が増している。
 
問題点
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長く続けようとすると黄パネルが合体させにくい
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黄のパネルはスコアにしか関係せず、数字を大きくすると消しづらくなるため、長くプレイしていくと黄パネルを放置して青と赤のパネルを同じ場所に集めることを重視するプレイスタイルになりやすい。
 
総評
パネルをスライドさせていくという、比較的シンプルなルールのパズルゲームではあるが、HD振動やSE、BGMといった演出により、ゲームプレイの爽快感を高めている。
「中毒パズル」と挑戦的なタイトルの名に恥じない良作パズルゲームと言えよう。
最終更新:2022年06月18日 14:49