シャンティと7人のセイレーン

【しゃんてぃとななにんのせいれーん】

ジャンル アクションアドベンチャー

対応機種 Windows (Steam/GOG.com)
Xbox One
Nintendo Switch
プレイステーション4
発売元 【Win/One/海外CS】WayForward Technologies
【国内Switch/PS4】オーイズミ・アミュージオ
開発元 WayForward Technologies
発売日 【Win・海外版】2020年5月28日
【国内Switch/PS4版】2020年10月29日
定価 【Win】3,090 円
【One】3,500 円
【国内Switch/PS4 パッケージ版】5,480円
【国内Switch/PS4 ダウンロード版】4,982 円
プレイ人数 1人
レーティング CERO:B(12才以上対象)
判定 良作
ポイント 前作から正統進化するも目新しさは少なめ
構成は面クリア型から探索型へ回帰
シャンティシリーズ


概要

米国のディベロッパーWayForward Technologies社の看板タイトルである人気アクションゲーム『シャンティ』シリーズ5作目。
本作はAppleが自社デバイス向けに展開するApple Arcadeにて先行配信され、その後各プラットフォーム版が販売された。
当記事においては特筆しない限りは2020年10月29日に日本での販売権を有するオーイズミ・アミュージオより販売されたSwitch/PS4版『シャンティと7人のセイレーン』に基づく内容の記述をする。


ストーリー

魔人の母と人間の父から生まれたハーフ・ジーニーの女の子シャンティは、魔法の力と正義感、持ち前の明るさでスカットル・タウンを守ってきた。
その功績が認められたシャンティは、ミミックおじさんら仲間たちと共に各地のハーフジーニーたちが出演するハーフジーニー・フェスティバルの賓客として開催地であるパラダイス島に招待された。
シャンティ以外にも5人のハーフ・ジーニーが招待されており、シャンティが初めて出会う自分以外のハーフ・ジーニーたちと親しくなったのも束の間、前夜祭の舞台上でシャンティ以外のハーフ・ジーニーが突如として姿を消してしまう事件が発生。
何故か一人残されたシャンティは周囲の制止を振り切り、島内で5人の捜索をすることを決め、島の奥地へと足を踏み入れるのであった。


特徴

  • ジャンルとしては引き続き2Dアクションだが、前2作で採用されていたマップ・ステージ選択制ではなく、久々に1・2作目のように全てのマップがつながっている王道的なメトロイドヴァニアスタイルに回帰した。
    • パラダイス島内には全8か所のワープポイントが存在し、一度到達したワープ部屋間は各所を自由に行き来できる。
      • このため、初代のようにショートカット開通のためコレクトアイテムを集める必要はないが、前2作のパイレーツフレアやワープダンスのような任意のタイミングで特定のポイントまで自動で戻ることができる機能は廃止された。
    • ライフの強化方法も前作のハートの器の収集から『海賊』のハートスクイッドを4個集めて強化する方式に再度変更された。
  • その他基本的な動作は過去シリーズ(特に前作)に準じるため、そちらも参照。
    • 本作の新要素で特筆すべき部分については下記の通り記載する。

2種類の変身方法

「ベリーダンスを踊ることで変身する」というのが当シリーズの特徴だったが、本作では2種類の変身方法が用意されている。

  • 第一に、捕らわれているハーフジーニーを助けることで「フュージョンコイン」を貰え、基礎的な変身能力を習得できる。
    • これらによる変身能力は「空中でZLボタンを押す」など各形態に対応したボタン・トリガーを押すことで、ダンスシーンを経ることなく瞬時に使用できる。多くの場合、着地すると自動的に変身が解除される。いずれも使用時に魔力は消費しない。
+ 獲得できるフュージョンコインの一覧
  • ダッシュイモリ
    • 空中ダッシュをしたり、壁に張り付いて登るといったアクションができる。壁キックも使えるため過去作のモンキーダンスに類似した性能だが、地上を歩いたりジャンプすることはできない。
      • ダッシュ中は無敵で攻撃判定もある。この無敵移動を上手く扱えるかどうかで攻略の速度や難易度が大きく変化する。敵の突進にダッシュイモリをあわせてすれ違いざまにダメージを与えるなど、ダンスを経ないと変身できなかった過去シリーズには無いアクティブな戦闘を可能とする形態。
  • アナホリ貝
    • 柔らかい土を掘り進むことができる。進行方向には一応攻撃判定があるが、基本的には移動専用。
  • ボッカン亀
    • 空中で使用すると急降下。地上で使用すると高速回転しながら体当たりする。
      • どちらも硬い岩を破壊できる。地面に埋まったアイテムを叩き出すことも可能。
      • 余談だが、急降下する際、亀にもかかわらず甲羅を使わず腹から落ちて岩盤を破壊している。
      • 住人の説明によると哺乳類らしい。また、どう見てもウミガメなのだが変身時に「ボッカントータス(リクガメ)!」と発言する。架空の生き物のことを深く考えてはいけない
  • 海ガエル
    • 水中を泳ぐことができる。泳ぐ速度を変える以外にできることはないが、舞台が島という性質上、水に潜る機会は多い。
    • 住人の説明によると爬虫類らしい。
  • ジェットタコ
    • タコスミを噴射して、3段ジャンプまで可能となる。『海賊』に存在したリスキィの大砲のような性能。
  • シャンティ伝統の変身ダンスも健在で、Xボタンを押すとシャンティが踊り初め前作のように十字ボタン4方向に対応した特殊変身形態が表示される。
    救出したハーフ・ジーニーに「フュージョン石」を渡すと、自分が使える変身魔法を一時的にシャンティに託してくれる。
    こちらの魔法は「ベリーダンスを経て、画面全体に効果を及ぼす」という強力なもので、魔力ケージを消費して発動する必殺技のような扱いになっている。使用すると大きなイラストが表示されるなど演出も派手。
+ 獲得できるダンスの一覧
  • スキャンダンス
    • 青い肌のミステリアスな魔人に変身し、隠し通路や足場、隠しアイテムなどを明らかにする。
      • 隠し部屋や透明な足場や壺は場所を知っていてもスキャンしないと利用できない*1
      • 隠し部屋がある場所は壁の色が違うなどといった目印は基本的にないので、基本的には怪しい場所をしらみつぶしにスキャンしていくことになる*2
  • リフレッシュダンス
    • ドリアード(樹木の精霊)のような風貌に変身する。
      • 前作では魔力がある限りいくらでも体力を回復できるダンスという強力な性能だったが、今作は加えて「周囲に活力を与える」という能力を得た。
      • 具体的には、枯れ木に花を咲かせたり、他人の病気や毒を治したり、アンデッド系のモンスターを生き返らせて即死(?)させるといった効果を発揮する。
  • スパークダンス
    • 電気ナマズの魚人に変身し、画面全体に電流を流す。
      • 敵にダメージを与えるとともに、機械の電源や電球を点けることができる。
  • クエイクダンス
    • 炎の翼が生えた女戦士に変身し、巨大なハンマーで地震を起こす。
      • 敵にダメージを与えるとともに、地面や天井に埋まったものを掘り起こしたり、場所によっては地形をも変えることができる。

これらの仕様変更により、本作では「変身した姿のまま自由に動き回る」ということが不可能になっている。
また、前作までに存在した「習得せずともクリアできる実用性の低いおまけ変身」「入手済みの変身を強化するアイテム」は無くなり、どの変身もクリアのためには必須となっている。

モンスターカード

  • ザコ敵を倒すと低確率でモンスターカードをドロップする。これらを規定数収集すると、「しゃがみ歩きが素早くなる」「穴に落ちてもダメージを受けない」「ジェムが出やすくなる」などの多種多様な効果を3種類まで選んで設定することができるようになる。
    • ボスキャラなどのモンスターカードは倒した時点では入手できないが、コレクトアイテムである「金塊」を特定の住民と物々交換することで入手できる。
  • カードによってはかなりドロップ率が低く、コンプリートするには特定の敵を狙って狩り続ける必要があるが、カード収集自体はゲームの達成率には影響しないため100%スピードクリアが運ゲーになるようなことはない。

アップデートによるモードの追加

2021年12月1日、国内CS版は同年12月28日に無料の大型アップデートが配信され、複数のモードが追加された。
現在ではファイル作成時にいずれかのモードを選んでプレイする形となっている。

ハードモード ハードと銘打っているがそこまで極端に難易度は上昇しておらず、UIの変更やセリフの追加修正など改良点が存在する実質完全版と言える。
フルデッキモード 全カードを所持している状態でゲームが始められる。
ルール無用モード セットできるカードの制限枚数がなくなり、全てのカードを同時に装備できる。
ビギナーモード 名前通り初心者向けモードでライフが無限になる。
レガシーモード アプデ前のゲームバランスのまま遊べる。

評価点

  • 魅力的なキャラクターや、明るく楽しくお色気要素満載な作風は健在。
    • ストーリーのノリは過去作同様海外カートゥーンアニメ的なハチャメチャ展開で唐突なメタ発言やパロディも織り交ぜられており、肩の力を抜いて楽しめるコメディチックな話になっている。
    • シャンティの仲間たちや宿敵リスキィ・ブーツを初めとして、メタ発言のオンパレードなスクイッド・バロンなどお馴染みのキャラに加え本作初登場のハーフ・ジーニーたちや、アモ・バロンの弟アーマー・バロンなどの新キャラクターもキャラが立っており、個性的で魅力的。
    • 今作は初代以来の久々に拠点となる町が複数ある構成となった。
      • 本作も進行状況に応じて全モブのセリフが何度も変わるが本作は町が3箇所あるため、住民たちとの会話量も単純に3倍以上になった。
      • 例によってこちらも思わずクスリと来るテキストが多く、一周目は積極的に寄り道して住民たちと会話すると面白いだろう。
      • また、立ち絵のないモブキャラたちもデザインの使いまわしがほぼ存在せず個別のグラフィックになっており、視覚的に楽しい。
    • 前作のギガマーメイドがウケたこともあってか、今回のボスキャラは全員モンスター娘にするというスタッフの性癖丸出し大胆な設定がなされており、いずれもアニメーションムービーやモンスターカードで存在感をアピールするため印象に残りやすい。
    • なお、またしても絵柄が変わったため勘違いされることがあるが、本作の立ち絵も『海賊』からのお馴染みのKOU氏が担当している。
      • 前作はやや頭身が低めで画面左上にしか立ち絵が出なかったが、今回は若干頭身が高くなり立ち絵も前作の倍以上のサイズでダイナミックに表示されるようになり、キャラの感情も掴みやすくなった。
  • ゲームを盛り上げるアニメーションムービー
    • 特に日本のアニメ製作会社トリガーが手掛けたオープニングムービーは非常に良く動きクオリティが高い。
    • ボス戦やエンディングなど作中で入るショートムービーは海外のアニメ会社が担当しており、ややコマ数が少ないものの作画は問題なく十分な出来。
  • アクションの心地よさとゲームテンポの向上。
    • シャンティシリーズでは伝統的にダンスによる変身がお約束となっていたが、その一方近年の作品では毎回踊ることによるゲームテンポの悪さも指摘されていた。
      一方本作では使用頻度の高い変身に関してはワンボタンでスムーズに変身して進めるようになったために、全体のテンポが大きく向上した。
    • 「敵の攻撃をダッシュイモリの無敵ダッシュで回避する」「誤って穴に落ちてしまいそうになったら瞬時にタコに変身して立て直す」「タコで空中ジャンプをして、そのままイモリに変身して空中ダッシュ」といったアドリブ性を織り交ぜたアクションが取れるようになっており、単純にシャンティを動かしているだけで楽しい。
    • 変身ダンスを挟む形態に関しては4種類のみと必要最小限になっている。これも前作の「ダンスが増えすぎたため、ベリーダンスしながら2ページ目を待たなければならない」「メトロノーム*3が早すぎて使いにくい」という不便だった点の解消にも繋がっている。
  • BGMはチップチューン調で統一されており、場面に合わせた様々な楽曲が流れるようになっている。
    • 前述のOP曲「Rise and Shine Shantae」は前作でも好評だったシャンティ役のCristina氏本人が歌っているボーカル曲で、スピーディーかつkawaii仕上がりとなっている。

賛否両論点

  • 過去作キャラの出番はあまり多くはない。
    • シャンティと共に島にやってきたミミック、スカイ、ボロの3人はいずれも「事件の解決は市長に任せるべき」と消極的で思い思いにバカンスを楽しんでいるため、あまりシャンティには協力してくれず活躍に乏しい。
      • ミミックおじさんに至っては作中のほとんどの時期で行先不明*4。遺跡を観光しているらしいがイベント以外でその姿を見かけることはできない。
    • アモ・バロンや彼の部下たち、ロッティトップスの兄たちは登場しない。スクイッド・バロンは登場するが戦闘はしない、など過去シリーズのキャラのファンにとっては物足りなさを感じるかもしれない。
    • 代わりに初登場となったハーフ・ジーニーたちやアモ・バロンの弟アーマー・バロンなど新キャラクターはいずれも個性的であり、既存キャラだけで話を回すことによるマンネリ回避を行っているとは言える。
      • また、宿敵リスキィ・ブーツの暗躍は健在でロッティトップスも意外な(?)活躍を見せたりと完全に続投キャラが空気というほどでもない。
  • シャンティの代名詞である変身やベリーダンスの簡略化によりテンポは向上したが、仮にテンポが悪くても昔のままの方が味があってよかったという意見もある。
    • 上述の通り本作では変身形態のまま自由に動き回ることは不可能になったわけだが、過去作では各形態のコケティッシュなデザインや滑らかなモーションも評価点だったためにじっくりと鑑賞できないのは少々惜しい点でもある。
    • とはいえダンスに関してはプレイヤーが自由に踊れたのは初代ぐらいで、(設定上の都合によるものでもあるが)変身要素がまるっきり抜きの『海賊』などもあったため本作に限った大きな問題点とは言えないだろう。
  • 背景が2Dに戻った。
    • 前作は背景に3Dが用いられており、円形にループするステージを駆けながら戦うといった立体的な演出もあったが、本作は背景含め完全な2Dとなっている。
    • 面クリア型だった前作とは異なりメトロイドヴァニアスタイルに回帰したため作業労力上の都合と考えられる。
      • また、本作をプレーしてから前作をプレーすると実感できると思われるが、マップの視認性や広さという観点では本作の方が優れている。
    • 一応、一部のボスキャラクターは奥行きを利用した戦闘を仕掛けてくる。
  • 『海賊』以降続いてる賛否両論点だが、アイテム込みでの難易度が低い。
    • 回復アイテムがかなり潤沢に出るうえ、ライフが0になると自動で全回復できるオートポーションを9つまで安価に購入できてしまう。
    • 場合によっては、戦わずに被ダメージ覚悟で突き進んだ方が簡単だったりする。特に最終ステージでは熾烈な猛攻撃に晒されるため、回復アイテムを使ってのゴリ押しの方が速い。
    • クリア後は魔力増加と引き換えに防御力が低下するモードが解禁されるが、難易度の高さを実感できるのはライフが少なく魔法も揃っていない序盤だけで、シミターを習得し最大ライフを増やしたころには打たれ弱さはあまり感じなくなっていく。
      • とはいえシャンティ自体がハードなゲーム性を目指したシリーズでもないため、キャラクター目当てのライトユーザー層も考えたら妥当な調整と言える。

問題点

  • ショップ購入の魔法のバランスは良くない。
    • 周囲に攻撃判定を纏うシミターと完全無敵のインビジブルが相変わらず強力すぎる。
      • シミターはHPの低い雑魚を一撃で蹴散らしながら進んだり、ボス戦での火力アップに繋げたりと高い汎用性がウリ。あるモンスターカードを使うとダメージが倍になり、小型の敵のほとんどを蹴散らして突き進める。
      • インビジブルは消費魔力が大きいデメリットはあるが、マジックポーションをがぶ飲みする使い方であればそれなりの時間を無敵でいられる。特に最終ダンジョンは敵の攻撃が激しくシミター以上に有用。
    • 対してファイアボール・スーパーボール・ブーメランと言った他の魔法は有用性が低く魔力を消費してまで使うほどの性能ではない。どうしても遠距離攻撃が必要ならミサイルが辛うじて使える程度。
  • Win/One版は翻訳がよろしくない。
    • Win/One版の日本語翻訳は前作初期版と同様WayForward社内のスタッフが行っている。このためか相変わらず男性キャラが女性口調でしゃべったり妙なところで命令口調になったりと翻訳に違和感のある部分が多数見受けられる。
    • こうした翻訳部分の問題点は過去作にも存在したが、あくまでもストーリー部分を楽しみにくいだけでアクションゲームとしてプレイする上での障害にはギリギリなってはいなかった。しかし、本作では島の西と東を間違うというゲームの進行上問題がある誤訳をしており、看破できない出来になっている。
      • 国内CS版はやや価格が高いが、こうした誤訳を修正した上でハーフジーニーたちの口調を変えることで原語版から更なるキャラ付けがなされたりと日本人向けにキャラの掴みやすさもアップしているため、日本語でプレイしたいのであればCS版の購入を勧める。
      • ちなみに契約上の事情なのか海外Switch/PS4版は日本語が収録されていないいわゆる「おま語」仕様のため*5、輸入パッケージ版やeshopで国内から海外版を購入すると日本語でプレイできないため注意。
  • アップデートで翻訳が改悪されてしまった。
    • 上述の通りアップデートの際に作中のテキストは追加修正が行われているが、明らかにアップデート前より質が落ちている。
    • 女性キャラが男口調で喋ったり、その逆もあり。他にも不自然なテキストが多々あり。
    • 作中に登場するあるキャラが、過去作のとあるキャラの兄弟なのだが彼を「兄貴」と呼んだり「弟」と呼んだり、設定がちゃんと統一されていない箇所も。

改善点

  • 初期版はロードがやや長かった。
    • マップはいくつかのエリアに分かれており、エリアを跨ぐ際にロードを挟むがこのロード時間がやや長め。
      全体マップを開かない限りは「ここから先は別のエリア」と一目でわかるような目印がないため、誤って隣のエリアに入ってしまうと戻るのに2度のロードが必要になる。
    • アップデートにて現在は発売当時よりは短縮されている。

総評

昨今インディーメーカー製の2Dアクションゲームは枚挙にいとまがないほど市場にあふれているものの、その中でも老舗メーカーらしい調整が光る一作。
舞台は一新しつつも、ノリと勢いのある力技めいたストーリーと健全なお色気描写は健在でシャンティ「らしさ」をしっかりと押さえている。
ただ、シリーズ作としては順当に正統進化はしているものの「本作独自の魅力」という点がやや欠けており、良くも悪くも「名作の魅力を引き継いだ続編」といった印象に留まる。
その他国内パブリッシャー絡みで改善されなかった問題点などもあるものの、総合的な評価としては過去作同様良作と言えるだろう。


余談

  • 発売前に大きく話題となったトリガー製OPでは本作に登場しないモンキーシャンティやスカットルタウン、リスキィの乗船ティンカー・タブ号、いかにも戦いそうな仲間たちの戦闘アクションのカットなどが存在する。
    • これらは恐らくゲームの内容が固まる前に発注したためやむなく前作までの要素を参照にして描かれたと思われるが、いずれも本作には存在しないため現状OP詐欺状態になってしまっている。
    • 今のところDLC等も配信されていないが、前作に存在したシャンティ以外のプレイアブルキャラ編についてはWayForward社より「検討中」とコメントされているため、今後に期待したい。
+ OPアニメ
最終更新:2023年12月09日 10:20

*1 ただ、なぜか1か所だけ「スキャンすると足場が出現するがスキャンしなくてもシャンティが乗った瞬間だけ出現する足場が連なった場所」が存在する。

*2 しいて言えば、不自然に開けたスペースや、厚い壁、ティンカーバットが穴を掘っている場所などに多い。

*3 前作に存在したダンス選択画面を超高速で切り替えるアイテム

*4 行方不明ではなく行先不明。

*5 CSではOne版のみオーイズミが販売しないためか日本語が収録されている。