【ほしのかーびぃろくよん】
ジャンル | アクション | ![]() |
対応機種 | ニンテンドウ64 | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | ハル研究所 | |
発売日 | 2000年3月24日 | |
定価 | 6,800円(税別) | |
プレイ人数 |
1人(メインゲーム) 1~4人(サブゲーム) |
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セーブデータ | 3個(バッテリーバックアップ) | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) ※バーチャルコンソール版より付加 |
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周辺機器 | 振動パック対応 | |
配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2008年4月15日/1,000Wiiポイント(税5%込) 【WiiU】2015年8月19日/1,028円(税8%込) |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
ミックスシステムによる豊富でダイナミックなコピー能力 低難易度ながらも、これまでと方向性の違う調整が賛否両論化 |
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星のカービィシリーズリンク |
『星のカービィ3』の続編にあたるシリーズ6作目。ジャンルは横スクロールアクション。
シリーズ初の3D作品であり、背景の奥行きやそこに連動した新しいギミックなどに工夫が見られる。
また、ニンテンドウ64のゲームソフトにおいては移動に十字ボタンを使う「ファミコンポジション」を採用した数少ない作品でもある。
なお、本作からカービィのデザインがより洗練され、今の見た目に通じるキュートな見た目に変わっている(青色のハイライトが入るなど)。
カービィたちの住む「ポップスター」から遠くはなれたところに「リップルスター」という星がありました。
リップルスターは妖精たちの住む平和な星でしたが、ある日、突然黒い雲が現れました。
黒い雲たちはリップルスターの「クリスタル」を狙っていたのです。
黒い雲におおわれる時、リップルスター王女は妖精のひとり、リボンにクリスタルを託します。
しかし、リボンは逃げる途中で黒い雲たちに攻撃され、クリスタルをバラバラにされてしまいました。
遠くはなれたポップスターでカービィは夜空をながめていました。
すると、たくさんの流れ星とともに妖精のリボンが空から落ちてきたのです。
実は流れ星とはバラバラになったクリスタルのかけら。小さなリボン1人ではとても集めることはできません。
これまでのいきさつを聞いたカービィはリボンといっしょにクリスタルを集めるために冒険へ出るのでした。
3D化にともなう変化
アクションの一部変化
コピー能力
+ | 詳細 |
+ | バーニング+○○ |
+ | ストーン+○○ |
+ | アイス+○○ |
+ | ニードル+○○ |
+ | ボム+○○ |
+ | スパーク+○○ |
+ | カッター+○○ |
仲間キャラクター
やり込み要素
その他の変更・追加点
+ | ミニゲーム詳細 |
グラフィックの3D化やコピー能力のミックスなどの新要素が取り入れられ、64に合わせて順当に進化した『星のカービィ』。
その一方で一部アクションが制限されていたり難易度が低くなっていたりするため、SDXのような刺激的なアクション性を求める人にはやや物足りない内容と言わざるを得ないのも事実である。
しかし、バラエティ豊かなコピーのミックスやちょっぴり黒いけれど和やかで可愛らしい世界観やBGMの評価は高く、ナンバリング作品の看板を背負うにふさわしい良作である事は間違いない。
*1 一部ボスではコピー能力を持つ敵も出てくるが、飲み込んでもスカになる。
*2 カービィに限って言えば、ゲーム外だが『夢の泉の物語』のCMや、1994年に発売された「星のカービィ おしゃべりCDコミック」(川田妙子女史が担当)でも声が付いている。
*3 『スーパーデラックス』等、他のシリーズ作品でもアイス能力所持時にダッシュがスケート滑走になるものがあるが、それらの比にならない程操作性が悪い。具体的には、一度ジャンプすると操作不能になってしまう。当然うっかり穴に落ちたらそれで終わりである。
*4 『3』でも同様に「特定の仲間(そのステージにはいない)をゴールまで連れていく」というステージが存在するにはしていたが、終盤の1ステージのみであり、それ以外の「特定のコピー能力(『特定の仲間と一緒である』が必要な場合を含む)を使う」「特定の仲間をゴールまで連れていく」が要求されるステージでは、そのステージ内でコピーも仲間も調達が可能となっていた。
*5 「特定の形態時のみ集中攻撃する」という戦法が使えない
*6 真のラスボス戦のみ脱出不可
*7 戦った場所は素通りするだけになる
*8 熊崎信也氏が総括するようになって以降のシリーズ作品はその限りではない。
*9 後の『ディスカバリー』発売時にもストーリー性の強い熊崎カービィに対して意見を述べており、「"理不尽を楽しむ"という自分のスタンスが時代に合っていない部分があるのは理解している」「しかしカービィが続くなら"不思議"を忘れないで欲しい」と語っている。
*10 しかもこちらでは「人間」とはっきり記されている。
*11 後期OPでは星にして吐き出している。
*12 もーれつプププアワー!を除く。
*13 この頃は『カービィボウル64』に『カービィのエアライド』と、ニンテンドウ64ソフトとして発表されていたカービィ作品が軒並み開発中止になり、ニンテンドウ64が発売されてしばらく経つのに一向にカービィ作品が発売されない状況であった(そんな中でようやく登場した『3』もSFCソフトだった)。