【まぐらむろーど】
ジャンル | アクションRPG | |
対応機種 |
Nintendo Switch プレイステーション4 Windows(Steam) |
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発売元 | D3パブリッシャー | |
開発元 | フェリステラ | |
発売日 |
【Switch/PS4】2021年3月18日 【Win】2022年5月30日 |
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定価 |
【Switch/PS4】 パッケージ通常版: 7,040円 ダウンロード通常版: 6,400円 Deluxe Edition(*1): 7,400円 【Win】3,980円 |
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プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
備考 | Deluxe EditionはDL版限定 | |
判定 | なし | |
ポイント |
キャラクターは総じて魅力的 それ以外の要素に手抜きが目立つ |
魔王さまは絶滅危惧種!?
そんな運命、ぶった斬れ!
D3パブリッシャーから発売された完全新作のアクションRPG。公式の略称は「マグロー」。マグロではない。
開発にフェリステラ、シナリオ担当に都月景氏、音楽にピュアサウンド、メインテーマに藤田千章氏(Sing Like Talking)と『サモンナイトシリーズ』で有名なスタッフを起用している。
キャラクターデザインは飯塚武史氏ではなく『Fate/Grand Order』等で活躍するlack氏を起用。
「マグラム」とは本作における「魔剣」のことであり、「魔剣」と書いて「マグラム」と読む(*2)。
タイトルの「マグラムロード」は「魔剣の王」、つまり魔剣を使いこなす魔王である主人公のことを指している。
不滅の上位存在たる神々と魔王たちが、世界の覇権を巡り果てなく戦い続ける世界―― そんな上位存在すらも問答無用で斬り裂き滅することのできる “刃(やいば)の魔王”キルリザーク は、“世界の敵(ハーザデス)”として、いずれの側からも激しく敵視されていた。 やがて、神魔の連合によって包囲された“刃の魔王”は、その首魁たる“至光神”グランギニオンの拳で封印寸前にまで追いつめられてしまう。 が、忠臣“鉄(くろがね)の魔王”バルガッキーンの献身により、危地からの脱出を果たす。 ボロボロになった主従は追っ手の目を逃れ、なんとか隠れ家までたどり着いたものの、復活するための永き眠りについてしまうのだった。 時は流れて――― ようやく目覚めた“刃の魔王”は、自身の力がまるで回復していないことに愕然とする。 ならば、手近な魂を喰らいまくって、さっさと完全復活すべし! 意気揚々と“刃の魔王”は動き出す。 が―――扉の向こうに待っていたのは、にっこりと微笑む見慣れない服装の女性だった。 「おはようございます魔王さん。 “政府”によって、あなたは“絶滅危惧種”に指定されました。」
(公式サイトの「WORLD」項より転記)
主人公
パートナー
その他キャラクター
リクエスト
会話中の選択肢
アクションパート
スキル
属性・タイプ
魔剣鍛造
称号
コンカツ
しあわせ納税
絶滅危惧種探し
ギャラリー
DLC
キャラクター
シナリオ
BGM
バトル
魔剣鍛造とデコアイテム
シナリオ・キャラクター
全体的に手抜きや調整不足が大いに目立っている。
グラフィック
フィールド
バトル
シナリオ
+ | 隠し要素の詳細。ネタバレ注意 |
コンカツ
エンディング
バグ・設定ミス
+ | アップデートで改善済み |
その他
「サモンナイトシリーズのスタッフが再集結」と鳴り物入りで発表された本作だが、アクションRPG・キャラゲー両方の観点で手抜きが多く、明らかに定価不相応な完成度となっている。
とはいえ最低限遊べる地盤は整っており、主人公を初めとするキャラクターは皆個性的かつ魅力的でシナリオも悪くない。
現在はパッケージ版が著しく値崩れしており、ダウンロード版もたまにセールが行われるため、キャラクターに興味を持ち、アクションパートの単調さを気にしないのであれば遊んでみてもいいだろう。
*1 ゲーム本編に、コラボを除く全DLCがセットになったパック。
*2 ごく一部のボイスではそのまま「まけん」と読まれているが、意図的かミスかは不明。
*3 発売前に公開された各パートナーを操作するプレイ動画でも、サティウスのもののみ存在しない。
*4 3属性すべての攻撃系スキルを覚えるのはキルリザーク、ジュレット、アクラオのみ。ほかのパートナーは3属性のうちいずれか1つのものしか覚えない。
*5 一例として、アクションパートでダリスが多勢に無勢の状況に陥る展開があるがフィールドのグラフィックでは表現されず、ダリスが敵の攻撃で大怪我を負った際も立ち絵は表情しか変化しないのにジュレットが「血が大量に出ていて死にそう」といった趣旨の発言をする。サモンナイトシリーズには一部キャラの立ち絵に流血差分が存在していたのだが……
*6 『サモンナイト5』はシナリオ担当が、『サモンナイト6』は開発・シナリオ担当共に異なるためノーカウント。とはいえどちらもシナリオに似たような難を抱えていたが。
*7 クリアデータをロードして始めても最初のチュートリアル画面が必ず出現するため、そもそも内部で周回判定をしていないと思われる。