Feather
【ふぇざー】
ジャンル
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シミュレーション
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対応機種
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Nintendo Switch Xbox One
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メディア
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ダウンロード
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発売元
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Samurai Punk
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開発元
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Samurai Punk
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発売日
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【Switch】2019年8月8日 【One】2020年9月30日
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定価
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980円(税込)
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プレイ人数
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1~4人
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セーブデータ
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1個
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レーティング
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【Switch】CERO:A 【One】IARC:3+
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判定
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なし
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ポイント
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ゲーム目的はプレイヤーに依存
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概要
オーストラリアのインディーディベロッパー、Samurai Punkが製作、配信したフライトシミュレーション。
島ひとつを舞台に、一羽の鳥を当ても無く彷徨わせる内容。
先行してWindows(Steam)版が2019年4月6日にリリースされており、Switch版とOne版はその移植にあたる。
システム
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操作方法
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鳥を3人称視点で操作することになる。
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左スティックで鳥の舵取り、右スティックでカメラアングル調整。
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加速と減速、左右のキリモミ、Uターン、さえずりなどもできる。
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ギミック
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△形のリングをくぐると、鳥の外観が変わる。
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○形のリングをくぐるとBGMが変わる。
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障害物に接触すると時間が少し巻き戻されてやり直されることになる。
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その他
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減速しつつ特定の場所に降り立つと着地可能。勢いよく海面に落ちるとそのまま海にもぐったりも出来る。
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マップの端から出ようとするとUターンして引き返す仕組み。
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鳥の舵取りはリバースにも対応してある。
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通信プレイに対応。他のプレイヤーが操作する鳥が自分の飛び回る島に現れることがある。
評価点
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リラックス効果
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本作では、障害となる要素が殆ど存在しない。地形にぶつかると数秒前からやり直しになる程度。
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BGMがおとなしいタイプのもの。リングをくぐることで切り替える機能もある。
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フライトの雰囲気
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やれることはさほど多くは無いものの、鳥になって空を舞う雰囲気は最低限ある。
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急旋回はできないが、かわりにUターンができ意外と便利。
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高度を落としつつ加速すると、羽をたたんで急降下することができる。
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探索・発見要素
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島には時間の概念が存在し、日の出・日の入を見ることも出来るほか、ランダムで天気が変わったりもする。大空から島を見下ろすことも出来る。
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人間の痕跡があったり、雪が降る高山地帯に足を運ぶことも出来る。
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鳥に反応して作動するギミックもいくつか存在する。ワームホールとなっている門や、鳥に反応して火がつく台座、光る植物・鉱物など。
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島の地下が洞窟となっており、神秘的な風景を楽しむことが出来る。
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さらには別の島へのワープゲートが、地下洞窟のどこかに隠されており、これを探すことが一種のやりこみにはなっている。
問題点
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目的が特に存在しない
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制限時間や外敵がいないので、ゆったりとプレイできるには出来るが、つまるところ鳥を飛ばして雰囲気を楽しむだけのゲームとなっている。
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島もさほど広いわけではなく、踏破するだけなら1時間程度で十分。
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アクション性を要求する場面もほぼない。地下洞窟の道が狭く、壁にぶつかるようなスリルを味わえる程度か。
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グラフィック
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画質が粗いわけではないが、全体的にローポリゴンでの描写となっている。
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鳥が着地した際の羽のたたみ方が不自然。
総評
究極的には鳥を飛ばすだけのゲームとなっており、その他の目的が特に存在しない雰囲気ゲー。
リラックスしたくなったときに、短時間プレイする楽しみ方が主となるか。
最終更新:2022年09月04日 21:40