注意:このページでは『はぴねす!』とファンディスクの『はぴねす! りらっくす』を扱っています。
【はぴねす】
ジャンル | はーとふる魔法学園ADV | ![]() |
対応機種 |
Windows 98~XP プレイステーション2(でらっくす) Windows 7~8.1(えもーしょん) |
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発売・開発元 |
ういんどみる ういんどみるOasis(えもーしょん) |
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発売元(でらっくす) | マーベラスインタラクティブ | |
開発元(でらっくす) | ブーム(プログラム?)、ガイズウェア(企画、シナリオ等) | |
発売日 |
2005年11月18日(通常版) 2007年1月25日(でらっくす!) 2014年5月30日(えもーしょん) |
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レーティング | アダルトゲーム | |
でらっくす:CERO:C(15歳以上対象) | ||
判定 | なし | |
ポイント |
ういんどみる出世作 後に代表的な男の娘となるキャラを確立 魔法学園というジャンル名は微妙 |
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備考 |
DL版がういんどみる公式ダウンロードストアにて配信中 原画集PDFデータ付特装版:3,990円/ソフト単体:3,570円 ※表示価格はすべて税込 |
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ういんどみる作品リンク |
ういんどみるの出世作にして、発売前の異例の販促により、同ブランド(及び母体会社の有限会社アレス)の知名度を一気にのし上げた作品である。
また、「男の娘」を確立させた功績は筆舌に尽くしがたい。
2007年1月25日にPS2版である『はぴねす!でらっくす』が発売され、伊吹、沙耶の追加シナリオが設けられた。
魔法にゆかりのある瑞穂坂で、幼い頃以来魔法と関わらずに生きてきた主人公の小日向雄真。
ある事情から養母となった「かーさん」小日向音羽、その娘であるすももと平凡な暮らしをしていた。
しかしバレンタイン前日、悪友の買い物に引き回された帰りに、自分の通う学園の生徒神坂春姫が魔法を使う場面に遭遇し、思わず見とれる。
また翌日には成り行きで彼女からバレンタインチョコをもらってしまう。
一方その夜、学園で何者かが魔法で戦闘を行ったために校舎が崩壊するという事件が起こり、そして普通科と魔法科が一時合同になるという知らせが入った。
迎えた新学期、クラス発表の掲示には、冬に出会った春姫の名前があった。彼女の親友柊杏璃も加えての新たな学生生活が始まる。
しかし、その裏で学園に紛れ込み、何事かしでかそうとする人物が暗躍していた。波乱に満ちた1か月の先に雄真を待ち受けるのは幸せか、それとも!?
+ | ネタバレ要素もあるため閲覧には注意。 |
メーカーの出世作にして代表作(*12)と言えるものの、名作にはまだまだ足りない凡作という評価が一般的。
準の存在が主に取り上げられるものの、本作を楽しめるか否かは準に限らず各キャラが好きになれるかどうかに全てがかかっているだろう
話の流れ自体はしっかり作られていて癖も少ないので、気軽に楽しみやすいキャラゲーとは言える。
【はぴねす! りらっくす】
対応機種 | Windows 98~XP | ![]() |
発売・開発元 | ういんどみるOasis | |
発売日 | 2006年7月28日 | |
定価 | 6,800円(税別) | |
レーティング | アダルトゲーム | |
備考 |
りらっくすDL版がういんどみる公式ダウンロードストアにて配信中 原画集PDFデータ付特装版:2,940円/ソフト単体:2,520円 ※表示価格はすべて税込 |
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判定 | なし |
いわゆる普通のファンディスクと言える出来だが、ミニゲームがついていたり準がヒロイン(?)に昇格したりと見どころもある。
原作プレイ済み且つファンでなければ価格程の価値はないが、ファンならば買っても損はしない作品と言えるだろう。
*1 実際、FDではこの三人での3Pが体験できる。
*2 原作の雄真はあくまで自身が魔法を捨てているだけで、他人が正しく魔法を使う分には否定的な面を見せないが、アニメ版では魔法という時点で全否定と言っても良いくらいの態度を見せる。
*3 魔法を無力化することで、素人同然の雄真にできるはずもない。自在に魔法を扱える生徒は少ない模様なので、雄真に限らず犯人でなければ非常に危険な行動。
*4 広義で考えればツンデレの一種であると考えられるが、ファンは彼女をツンデレ扱いするのをやたら毛嫌うため、要注意。
*5 校舎を崩壊させる・攻防共にバランスが取れていてタイマンで伊吹と互角以上にやりあえる・ありえないところから質量的にありえないものを出し入れしたり電気を使用したり出来るなど、明らかに破壊力の規模が違う上に器用でバリエーションも豊か。
*6 魔法バトルはたまちゃんのゴリ押しのみで全て解決できそうだが、流石に展開が酷いものになるせいか単機操作などで自重されている。
*7 あくまで基本シナリオの敵ということであり、システム的に戦う要素はこのゲームにはない。
*8 本編ではお互い好意はあったものの成り行き上エッチしたという顛末だったらしく、最後まで恋人関係にはなっていなかった。
*9 「こ~ちゃ(デザイナー)が絵をかいた時点でオカマと決まっていてそれにこっちで性格をつけた」というスタッフの証言や、まだ名前も決まってなかった頃のラフスケッチに「注:オカマです」という注意書きが残っている。
*10 スタッフも分かっているらしく「(準は企画時)『友人B』という表記になっていますけど(中略)明らかにハチの方が「B」だよね。」とコメントがされている。
*11 魔法を自在に使えるものの決め手に欠け、対等の条件で某キャラ二人と魔法でのタイマンバトルをすると基本的に負けている。これらは例外としても、1年先輩とは言え前々から在籍している小雪とも目に見えて差がある。
*12 世界観や設定では、「ういんどみるOasis」の2作目である。『祝福のカンパネラ』の方が本作より完成度が高いのだが、そちらはそちらでテキスト・(主に日常パートの)シナリオに問題が有って癖が強い。