あそぶタイツ パズルレッスン

【あそぶたいつ ぱずるれっすん】

ジャンル パズル
対応機種 Nintendo Switch
メディア ダウンロード専売
発売元 カエルエックス
配信開始日 2021年4月22日
定価 2,200円(税込)
プレイ人数 1人
セーブデータ 1箇所・オートセーブ方式
レーティング CERO:D(17才以上対象)
判定 なし
ポイント アニメ『みるタイツ』の3マッチパズルゲーム
原作者イラストとWebアニメ12話を豪華収録
ゲーム本編はほぼおまけ


概要

女子高生3人と女教師1人のフェチズムなタイツ描写にこだわったWebアニメ『みるタイツ』のゲーム化作品。ジャンルは3マッチパズル。

原作者「よむ」先生による書き下ろしを含めたイラストや、Webアニメのほぼ全部*1が収録されている。
スマートフォン向けのアプリゲームとしても配信されているが、このページでは触れないものとする。


ゲームルール

  • ゲームの流れ
    • 3マッチパズルをプレイしていき、プレイ終了後に獲得できるポイントを消費し『みるタイツ』のヒロインが描かれたイラストを解禁していく。
      • イラストは全65枚あり、そのうちの9枚は原作者書き下ろし。書き下ろしイラストは20,000ポイント、それ以外のイラストは10,000ポイントの消費が必要。
    • それまでに獲得したポイントの累計を蓄積していくと、12話分のWebアニメの鑑賞も順次解禁される(ポイント消費は不要)。
  • ステージルール
    • スタンダードな3マッチパズルの操作で「8マス×8マス」の集合体の中のブロックをひたすらに消していく。全15レベル構成。
      • 同じ色のブロックを縦もしくは横3つ以上並べると消滅。時折出現するカラフルブロックを消すと何かの色のブロックがすべて消える効果。
      • 各レベルに定められた6~8色のブロックを指定数消せばクリアとなり、即次のレベルへと進む。レベルが進むにつれ消すべきブロックの指定数が増す。
      • 消せるブロックがなくなると全ブロックのシャッフルがされる。回数制限のあるヒントを使用すると、消せるブロックの位置が一定時間表示される。
      • ゲージによる制限時間制。ブロックを消すとゲージが少量回復。ゲージが尽きるとゲームオーバーでコンティニュー不可。レベルクリア後はゲージ全快。
    • ゲームを終えると結果に応じたポイントが得られ、上記のイラスト・Webアニメの解禁が行える。
      • 1ゲームで得られるポイントは全レベルクリアで約50,000ポイント超ほど。なおスコアランキングなどの類は存在しない。
  • 操作体系
    • コントローラー側とSwitch本体のタッチ&スライド側のどちらかでパズルを操作していく。
      • 主な操作は「カーソルの移動(コントローラー側のみ)」「隣接ブロック同士の組み換え」「カラフルブロックを消す」「ヒントの使用」など。

評価点

ファンソフトとしての豪華さ

  • 原作者書下ろしを含む60枚以上のイラストとWebアニメ版のほぼ全話が鑑賞でき、ファンソフトとしての素質は高い。
    • CERO:D 指定だけあってWebアニメで表現されたタイツを中心としたフェチ描写はそのまま再現されており、そっち方面の紳士向けゲームとしては申し分ない。
    • よむ先生書下ろしを含むイラストはそのどれもがクオリティが高く、そして非常にフェチズム満載。タイツ以外でのお色気アングルもこれまた満載。
    • Webアニメ版がほぼ全話収録されているため、本作を購入した時点で好きなだけWebアニメが鑑賞できる。CSゲームとしては異例の豪華特典といえる。

問題点

  • ダウンロード容量の多さ
    • 本作はDL専売でありながら5Gバイトとかなり多く、並のパッケージソフトよりも容量食いである*2
      • 販売価格が高めな件もあり、気軽にDLするのはハードルが若干高い。加えて下記のゲーム本編の薄さの件もあり、イラストとアニメを鑑賞するものと割り切る必要がある。
  • ゲーム本編はほぼおまけ
    • ファンソフトとしては豪華な反面、それに反比例するかのようにゲーム本編が薄い問題が目につく。
      • 1プレイあたり大体20~30分程度で終わる3マッチパズルしか遊べる部分がなく、他の同ジャンルと比べても明らかにボリュームがない。
      • またゲーム自体がシンプルすぎてやりがいに乏しく、ハイスコア狙いなどのやり込みもないため、繰り返しのプレイは早期に飽きを感じやすい。
    • 一応フォローしておくとゲーム自体に致命的な欠陥はなく、初めのうちはそれなりに楽しめる内容ではある。
      • しかし難易度以外でのレベルの変化性が皆無で、15回分のレベルを達成すればあっさり終了してしまい、体験版に毛が生えたようなゲーム本編でしかない。
  • コントローラー側の操作性がよろしくない
    • コントローラー側の操作性が硬く、機敏な操作はタッチ&スライドで行った方が確実にやりやすい。
      • 後半のレベルではコントローラー側の操作性がネックとなり制限時間が枯渇化しやすく、コントローラーならではのメリットが感じられない。
      • 一方でタッチ&スライド操作は非常に操作が軽快で、よほどもたつかない限りは比較的簡単に全レベルクリアが達成しやすい。

総評

純粋なる『みるタイツ』のファン向けソフトであり、特にWebアニメのほぼ全話が鑑賞できる特典は太っ腹といえる。
しかしゲーム本編があまりにも薄いため、ゲーム目的で購入するならば他の3マッチパズルを当たった方が無難だろう。

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最終更新:2022年11月04日 16:22

*1 1話から12話まで。実質最終回にあたる13話のみ未収録。

*2 参考までに記すと『スーパーマリオ オデッセイ』の容量は5.6Gバイト。