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【概要】
- 異世界転移とは、異世界へ移動する術の総称である。異世界へ一時的に移動する事で攻撃を回避したり、敵を異世界へ引き込んで邪魔だてを防ぐなど用途は多彩。
幻術によって生み出した仮想空間に過ぎないため、本質的には異世界に見える空間を生み出す、というのが正確である。
空間転移のように別の地点へワープするわけではないため、幻術が解けると異世界へ転移した場所と全く同じ地点へ戻る事になる。
- 無女は蓮の花の幻術によって異世界転移を行い、自他を異世界へ引き込む事ができる。幻術を受けていない部外者の介入によって、幻術を受けた者の認識を現実に引き戻す事が可能。
夢幻の白夜は腰につけている瓢箪から液体を振りまいて他人を異世界へと転送する事ができる。異世界から帰還する方法は不明だが、冥道残月破によって冥界を介して現世へ戻る事ができる。
ただし、冥道残月破を用いてもあくまで異世界へ転移した場所と同じ地点へ立ち戻るだけであり、空間転移のように同じ空間の別の場所へワープできるわけではない。
- 作中には妖怪の墓場をはじめとする、幻術ではない真の異世界と呼べる世界が存在している。異世界転移はそういった場所へ自由に移動できる術ではない。
真の異世界とはあの世であり、刀々斎も「特別な道を通らないといけない」と評する、並大抵では到達不能な場所である。
具体的には妖怪の墓場にたどり着くには、火の国の門を通る、黒真珠の妖力を人頭杖で解放する、大妖怪・鉄鶏の血の河の道を通る、といった極めて特別な道を通る必要がある。
最終更新:2021年12月29日 18:55