+ | 原作ネタバレ |
初登場作品『ウルトラマン』の初代ゴモラ。ジョンスン島に生息していた恐竜ゴモラザウルスの生き残りであり、
元来は凶暴な生物なのだが長い眠りのせいで大人しくなっていた。 大阪万国博覧会に展示するためUNG麻酔弾によって生きたまま捕獲されたのだが空輸中に麻酔が切れて暴れだし、 切り離して六甲山に落下させたが死ぬことはなく、逆に本来の凶暴性を甦らせてしまう。 (このときジェットビートルが飛んでいたのは上空2000m。 人間の成人男性で例えるなら大体85mくらいの高さから落ちるのと同じである) その後地中を移動し大阪市内に出現、ウルトラマンがこれに立ち向かったが ゴモラは強力なパワーと尻尾攻撃でスペシウム光線すら撃たせないほどウルトラマンを圧倒し、退けてしまう。 (おまけにこの際、ハヤタはベーターカプセルを落としてしまうという事態に陥ってしまう) その後大坂に姿を現したときに科学特捜隊の攻撃によって尻尾を切断されたものの、大阪城を破壊。 これはシリーズ屈指の名破壊シーンとして好評である。 ウルトラマンとの再戦では、尻尾を切断されたことが災いして終始不利であり、スペシウム光線で止めを刺されたのだが 孤島に居て人畜無害であったところを、見世物として連れ出され殺されたという悲惨な境遇には 科学特捜隊の面々も同情しており、死骸は剥製となって大阪万国博覧会に展示された。
『ウルトラファイト』にも、再放送時に本編映像使用のアレの回が放送できず1話足りなくなったために
急遽撮影された新規話に登場。 ちなみに『ウルトラファイト』の新撮編は、過去にニコニコ特撮で公式配信がされていたのだが、 何故かこのゴモラ登場の回のみ配信されずに手前の話で終わってしまった。
『ウルトラマン80』では容姿は似ているが、「同じ祖先の動物が異なる進化を遂げた別種」としてゴモラIIが登場。
人類の地底開発と、二年後に惑星直列の影響で起こる天変地異によって地底世界が崩壊する危機に陥ったため、 太陽光線を遮る人工衛星を打ち上げて地上を闇の世界にした上で移住しようとする地底人達。 調査の過程で事情を知ったUGMの矢的猛隊員は地底人の女王イーナスに共存の道を探る事を約束し、 報告を受けた地球防衛軍のナンゴウ長官も和平のために動き出した。 ところが、地底人への恐怖心から暴走した副官が長官を撃って指揮権を奪取、攻撃開始の指令を出してしまう。 その攻撃のショックでゴモラIIは目覚め地上に出現した。 初代と大きく違うのは武器として光線やミサイルを撃つところ。 外見上では三日月型の角の下にもう2本下向きの角がある点が他のゴモラと異なる。 ウルトラマン80を多彩な攻撃で苦しめるが最後はサクシウム光線を頭部に浴びて倒れ、地中深くへと沈んでいった。
『ウルトラマンパワード』ではパワードゴモラとも呼ばれる。
日本人の長谷川博士がミイラ状態のゴモラをチリのアンデス山脈にて発見、 恐竜館に置かれる事になったのだが、大量の雨を吸って復活した。 現代の水牛の様に暖かくて湿った気候に生息していたらしく、水場を好むようで川を泳いで移動していた。 凶暴な怪獣では無かった為、 W.I.N.R. はスカイハンターのアームで捕獲する作戦を取ったが失敗して暴れた。 ウルトラマンパワードと戦うが、その命は既に風前の灯であったため戦闘中に寿命が尽き事切れる。 死にかけている状態で、人間に翻弄され続け死ぬという初代以上の悲惨な待遇であり、 長谷川博士には「生き返らなかった方がゴモラは幸せだった…」と言われ、 ケンイチ・カイ隊員(=パワード)には「ゴモラには、我々が怪獣に思えたのかもしれませんね」と同情されていた。 こちらも死後、博物館に剥製が展示された。
『ウルトラマンマックス』に登場したものは"恐竜"ではなく、「フリドニア」(架空の国)に生息する"珍獣"である。
本来は体長2メートルほどだが犯罪組織GSTE(God Save The Earth)によって巨大な怪物に改造され、 長い尻尾を武器にウルトラマンマックスと戦い、マックスによって尻尾を切り落とされるが切断後の尻尾は初代同様に動き回り、マックスを苦しめた。 (ただしゴモラの意思で動いている訳ではなく、無差別な被害を与える) マクシウムカノンを放った所に尻尾がゴモラの前に躍り出て光線を受け木端微塵になり、ゴモラ自身はギャラクシーカノンによって倒された。 なお元々人気の高い怪獣だというのは上記の通りだが、マックス公式HPにて行われた「伝説の怪獣人気投票」で 1位を獲得し、その高い人気ぶりを証明し、これが影響しゴモラがマックス本編に急遽が登場決定した。 これ以降のゴモラの扱いにこの人気投票が少なからず影響しているのではないかと思われる。 …そのせいで本来その回に登場予定だったテレスドンは悲しみを背負った。
『ウルトラマンメビウス』では初代と同じ種族の別個体がジョンスン島に出現した後、宇宙同化獣ガディバと同化し、能力をコピーされる。
その後レッドキングに変異していたガディバが姿を変えたもの(ガディバにより初代ウルトラマンが戦った個体よりもパワーアップしている)がメビウスやCREW GUYSと交戦した。 なお、スーツはマックスのものの流用だが世界観の関係で基本的な設定や能力は初代を踏襲している。
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル?』では
主人公のレイオニクス(怪獣使い)・レイ(義星の男ではない)の主力怪獣の一体として活躍した、本作の主役怪獣である。 着ぐるみはマックス版が改修されたもので、初代に近い顔つきになっている。 このシリーズでのゴモラは新たな関連作品が出るたびに造形に改修が加えられており、 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではスーツが完全に新造され、 初代ゴモラをそのままリファインしたかのような再現度の高いものになっている(このページのトップの画像がそれ)。
レイの持つ「バトルナイザー」によって召喚され、敵の怪獣に立ち向かう。
武器はこれまでの作品と同様の尻尾や角を活かしたパワー攻撃に加えて ドロップキックしたり、あびせ蹴りの要領で尻尾を叩きつける「大廻転打」など プロレスチックな動きによる、ウルトラヒーローも顔負けの豪快なファイトスタイル。 また本作では、地中潜行用の「超振動波」をウルトラヒーローの光線技のように使用している。 (CGエフェクトも用意されているが、厳密に言えば光線技の類ではない。MUGEN的にはこの技に近いか) さらに必殺及びキメ技として、相手に鼻先の角を突き刺して体内に超振動波を直接流し込み、 そのまま爆発させるものと最後にかち上げるものの2通りのフィニッシュを持つ「超振動波ゼロシュート」を使用することもある。 中々ケレン味のある演出でカッコいい必殺技になっているので一度見てみることをお勧めする。
ちなみにゴモラはもともと『ウルトラセブン』のカプセル怪獣の候補の1つにあり、
それを考えると近年よりこうして正義の怪獣として活躍しているのは感慨深いものがある。
※参考動画
オリジナルビデオ作品『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』では
サロメ星人が作り上げた、ゴモラを上回る能力を持つとされるメカゴモラが登場。 ゴモラはウルトラマンゼロとともにこのメカゴモラとダークロプスゼロ(ゼロを模したロボット戦士)に立ち向かった。 ちなみに講談社から発売中の「ウルトラ怪獣DVDコレクション」の第5巻はゴモラ特集となっているが 『ウルトラ銀河伝説』版ゴモラの造形を担当した品田冬樹氏のインタビューにて 「正義の味方になったらメカゴモラが出てくるなんて、某スター怪獣のようですね」と語られている。
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+ | 銀河のアイドル『ごもたん』 |
このカツカレーうんめえ バーストモードになりそうだゥ゛お!(゜∀゜)(゜∀゜)――!!
円谷プロ公式サイトのエイプリルフールネタではウルトラ戦士や怪獣達がブログを書いているのだが
彼(彼女?)も例外ではなく、『ごもたんぶろぐ』は光の国のブログランキングで常に上位をキープしている (ちなみに1位は『カネゴンの78ちゃんねるまとめブログ』)。可愛らしいデザインと「ごもたん語」は一見の価値あり。 話題は食べ物のことばかりだが… 尚、ウルウル動画にて『星間飛行歌ってみた』という動画を投稿、中々の人気を博しているようである。 ※公式ではないが、とても出来のいい動画。
また、ブログに載っているメルアドにメールを出すと本当に返事が返ってきたことでも話題を呼んだ。
(流石に全てにではなく、ほぼテンプレ文であったが一文程度メールの内容に対する返事も付け加えていた) ん?へんしんってどうやるんだ(^ω^;)?すぷーんかかげればいいのか?(^ω^;)
2010年のエイプリルフールでは他の怪獣達やウルトラヒーロー達が「円谷ッター」でつぶやきを流していたのとは違い
地球に出張というかたちでtwitterでつぶやいていた。 またフォロワーの質問に対して丁寧に返信するマメさも見せてくれた。やり取りの中で「分からないけどー」と言いつつ 妙にサブカルチャー系の知識があることが判明。 某悪名高き終わりなき8月を認識しており、ウルトラマンのお面被った宇宙人の女の子と 毎日遊んでいたが流石にうんざりしたらしい。ちなみに食べ物だとカレー類がお気に入りのようである。 この業界はきびしいから、人気がないと次の怪獣の材料にされたりするんだゥ゛おおお(;ω;)(;ω;)
…ゴモラ自身も人気怪獣でありながら後に着ぐるみがザラガスに改造された?聞こえんなぁ~
ちなみに映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではそのザラガスとの対決が実現し、大いにファンを沸かせた。
どちらも一発ネタでありながらファンとのサービス心溢れるコミュニケーションを成し遂げたことにより、
ゴモラの人気を「可愛い」という方面でも上げることに成功した。 特にtwitterでの年で、日付が変わりゴモラのお別れを見送ろうと、ゴモラへのメッセージが大量に 寄せられ、twitterのサーバーに高負荷をかけた程に、その人気は高まった。 |
+ | 這い寄る混沌氏製作版、凶キャラ |
氏の他の多くの怪獣同様強さとしては凶ランク。
技は劇中でも猛威を振るった長い尻尾による打撃(発動するまでに無敵時間あり)や、 尻尾を相手に巻きつけて締め付ける(レバガチャで逃れないと永久にダメージを食らう)投げ技、 走った距離によって技の内容が変わる突進攻撃など肉弾戦が主だが、 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』で使用した「超振動波」も超必殺技として搭載されている。 超必殺技「テイルスマッシャー」は当初10割ダメージ技だったが、 現在は相手の最大体力の2分の1のダメージを与える仕様となっている。
2009年1月20日の更新にてAIが搭載され、下手に近づけば長いリーチの尻尾攻撃と三種類の投げ技で返り討ちにされ
距離を離せば前途の突進もしくは超必殺技の振動波が繰り出される。 また、防御力がアントラー並みに強化され、劇中でアラシ隊員が発した「ちくしょう、奴の身体はまるで鋼鉄だぜ!」の 言葉通りになっており、並の攻撃ではまともにダメージを与えられない。 2009年2月5日の更新では特殊技「避け動作」の使用頻度が減り、より攻撃に特化したAIとなった。 このバージョンのゴモラの活躍がニコニコMUGENでは多いが、後述の現在のバージョンでは、同じような戦いにならないこともある。
2010年3月16日の更新で2wayだった超振動波が仕様変更となり、火力も調整され1wayになり弱体化した。
特に高い防御力や自動回復を持つ相手には超振動波があまり効かなくなった。 なお2010年6月6日の更新で尻尾締め付けの火力が増加し、AIが再び攻撃的になり、以前よりさらに投げをメインに戦うように調整された。 この更新の結果、半透明状態だと投げ技が効かないネロンガなどには苦戦しやすくなったが、 コダラーには有利になるなど、旧版とは大分相性が変化しているので注意しよう。 |
+ | なだげつ氏改変版、格ゲー風アレンジ |
「『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』および関連作品における、レイの相棒のゴモラ」として改変しているとのこと。
サイズが改変前よりも大きめで体色も異なり(『ウルトラ銀河伝説』版に近い)、全体的に技や攻撃モーションが増えてよく動けるような格闘ゲーム寄りのアレンジになっている。 特に空中関連の動作はヘッドバットや回転尻尾振り下ろし攻撃が追加されるなど、かなり改変前に比べて充実している。 発生、速度に優れる突進や出だしに無敵のあるドロップキックの使い勝手が中々良いが、いずれもガードされると反確なので注意。 コンボらしいコンボは持たないが単発の攻撃力が高く、リーチの長い尻尾攻撃やゲージを消費する飛び道具として「振動波」を持つためけん制能力にも優れる。 1ゲージ技の猛烈タックルは出だしに上半身無敵と下半身にガードポイント、突進中にスーパーアーマーが付く上威力も高い。 ただし相手が空中にいるとろくにダメージを与えられないのでこちらも使いどころに注意。 2ゲージ技は2つあり、飛び道具のフルパワー超振動波とロック式突進技の超振動波ゼロシュートを持つ。 前者は以前はかなり発生が遅く、無防備状態なのでうまく決まらないことが多かったが現在は更新で改善されている。 後者は無敵時間が長く発生も早いので割り込みとして優秀である。
最新版では「レイオニックバースト」の再現として体力が一定以下になると攻撃力がアップするようになっている。
AIは搭載されていないが、くねくね氏によるAIパッチが当初は無限ロダで、現在は怪獣スレの826で公開中。
りどみの「ガン攻めぶっぱ上等」という言葉に違わず、突進で押しまくるAIである。
攻めの手が激しく、火力の高さゆえ格上のキャラを食ってしまうことも少なくないが、
自身のやられ判定の大きさとガードがやや甘いのでガン攻めされるとそのまま負けることも多い。 特に飛び道具が豊富だったりリーチが長かったり設置をもつ相手には苦戦しがちである。 また、反撃確定な技が多いので相手のAI次第では攻撃をガードでやり過ごされたところを突かれやすい。 |