+ | 詳細な原作設定 |
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「御阿礼(みあれ)の子」とは古事記の編纂者の一人とされる偉人「稗田阿礼」が転生の術で生まれ変わった人間のことで、
転生によって性別も変わるため、「阿礼乙女」「阿礼男」とも呼ばれる。 「御阿礼の子」は一代一代が非常に短命(30年ほど)であり、『幻想郷縁起』の編纂の為に1200年ほど転生によってその生を紡いでいる。 転生のために生きている間から閻魔に許しを乞わねばならず、転生には寿命を迎える数年前からの準備が必要であるため、まともな人生は殆ど送れないらしい。 死後は次の肉体を用意して貰うまで百余年程の間閻魔の元で働き、転生後には『幻想郷縁起』に関するものを除いて記憶も殆ど受け継がれない。
例外的に「稗田阿礼」の持っていた求聞持の能力は引き継がれるため、転生を繰り返しては稗田家に代々伝わる『幻想郷縁起』を編纂している。
何かの罰ゲームとしか思えない人生だが、現在は百年経とうとも死ぬことの無い妖怪の知り合いが出来たため、それほど転生は苦ではないとの事。 阿求として転生してからは10歳と少しの年齢であるが、既に稗田家の当主であるらしい。 また、生まれた時の記事が載った文々。新聞の写真では当時から今と変わらない姿をしているように見え、その出生には謎が残る。
名の阿求は平仮名に直すと「あきゅう」、即ち九回目の転生である事を示す。
ちなみに名は初代阿一から、阿爾、阿未、阿余、阿悟、阿夢、阿七、阿弥、阿求の順番。 「御阿礼」というのは顕現や再生復活を意味する古語である「アレ」に尊敬語を付けた美称で、主に神が顕現する事を指す。 「御阿礼の子」というのはこれと「阿礼」を掛けたものと思われる。どちらも読み方は「あれい」では無く「あれ」。
人里の知識人という事で上白沢慧音とも交流があり、『東方香霖堂』では森近霖之助もとある事を調べるために稗田家を訪れて阿求と会話している。
ちなみに幻想郷縁記では慧音の授業について「私が授業をした方がきっと面白くなるけどね」とコメントされたり、 香霖堂の商品について「ハッキリ言って買うだけ無駄」「ガラクタ」「不人気」と切り捨てたり、 二人とも知人とは思えないほどエラく辛辣な評価の解説が含まれている。
好物は紅茶と兎鍋。
4コマ漫画『月のイナバと地上の因幡』で登場した際には鈴仙と慧音に紅茶を振舞った。 その際にゴールデンドロップ(ポットから注ぐ最後の一滴の事)を淹れようとしてズッコけ、ドジっ娘属性も付加された模様。 また、FM音源の音楽にもハマったようで、そんな「幺樂(今にも消え入りそうな音楽という意味の造語。 東方の音楽「幻樂」の前身)」を阿求が集めたのが『幺樂団の歴史』シリーズということになっている(PC-98時代の旧作では主にFM音源だった)。 『求聞史紀』にもオリジナル2曲を含むFM音源の音楽CDが同梱されている。
また、音楽CDや書籍のみの登場となっているため、他の東方キャラと違い戦闘シーンが描かれたことは無く、スペルカードも持たない。
更に設定上体があまり丈夫ではないため、本当に戦闘ができないものと思われる。 勿論テーマ曲も存在しないが、前述の『求聞史紀』同封の新曲の内の一曲が「阿礼の子供」というそれっぽいタイトルだったりする。 |
+ | 二次創作での扱い |
二次創作では妖精に関する記述が酷い事、永夜抄後半組について何やら妙な勘違いをしている事などがネタにされる。
特に前者から腹黒キャラにされることも (永夜異変や永遠亭組については、当事者以外には真相が隠されている関係上仕方ないとも言えるが)。 男だった経験があることや跡継ぎを残さないと転生できない事なども話の種に使いやすい。 その他「一度見たものを決して忘れない」という能力から、酷いものを見せられて生涯苦しみ続けるなんてハラスメントも。
余談だが、稗田阿礼は藤原不比等と同一人物ではないか、という説がある。
しかし『東方Project』に縁の深い『遠野物語』で知られる柳田國男氏の女性説も支持されており、 両方を取ると娘がいながらかぐや姫という同性に求婚したド変態になっ(ry 幻想郷縁記では妹紅や輝夜に特別な反応はしておらず、むしろ妹紅は忍者の子孫かもしれないなどと、 的外れなことを書いているので、流石にこれは無い…… と思いきや、公式設定通りその記憶を受け継いでいないだけと考えれば矛盾は生じず、二次創作では色々と想像されていたりする。
他キャラとの絡みは比較的少なく、幻想郷の歴史と関係の深い慧音や、慧音繋がりか血縁関係?からか妹紅が相手となることが多い。
書籍キャラ繋がりで霖之助(求聞史紀に限らず香霖堂本編でも接点がある)、書籍キャラかつ妖精なサニー達なども。 文は先代の御阿礼の子である阿弥と(名前繋がりで)親しかった、なんて設定も良く見られる。 どちらかというと、基本人里で暮らしているせいか里の人間との話を描いたものが他のキャラと比べるとかなり多い。 『東方鈴奈庵』の連載が始まってからは、その主役である本居小鈴とのカップリングも増えてきている。 |
+ | 寝猫氏製作 |
原作設定ではとても戦えるようなキャラクターではないのだが、まぁそのあたりは格ゲー補正で。
ただし貧乳は原作再現らしい。 貧乳は原作再現らしい。大事なことなので二度言いました。 2012年3月27日を最後に更新が長らく止まっていたが、2015年5月6日に大幅更新された。
性能としては近距離型で、巻物と徒手空拳を組み合わせた全く新しい格闘術を駆使して戦う。
緋想天のようにAを連打しているだけでコンボが繋がり、最終段で打ち上げるため、 そこから昇龍技の「求聞史紀の上手な使い方・上段編」へと繋いでダメージを取っていくのが吉。 ただしコンボ補正がキツく、元々の技のダメージも高くないため全体の火力が非常に安かったが、 大幅更新にて筆による攻撃が追加されており、その際の墨のエフェクトが綺麗。 また、肉弾戦に関しても頭突きやヒップアタックといった中々にアグレッシブな攻撃が加わっている。 それに伴いA連で使用する技も増えたため、火力面の問題は概ね解消されている。 巻物をドリル状に変化させる新派生技の削りダメージは非常に高いが、後隙も尋常ではないので使い所は限られる。
一応筆を投げる射撃技もあるのだが『萃夢想』や『緋想天』キャラのそれに比べて性能が低く、撃ち合いは苦手。
射撃技の「うちの蔵から出てきました」はランダムで色々なモノを相手に投擲する技。 文鎮や本などマトモ?なものから人形やチルノ、書籍版Wikipediaなど様々なものが出てくる。・・・・すごい蔵だ。 ちなみにWikipediaはガード不能技。出現はランダムの上密着で当たらないので信用出来ないが。 大幅更新にてパチュリー直伝の魔導書を作成する必殺技が追加され、真っすぐ飛ぶ火炎弾に地雷型の設置技、 飛び道具を反射する盾や時間差攻撃のオプションが使えるようになり、遠距離戦でのレパートリーが増加した。
超必殺技はコマンド投げの「慧音先生直伝教育的指導」(1ゲージ消費)、
一定時間アーマーを付加する「八意製『元気になる薬』」(2ゲージ消費、回数制限あり)、 大幅更新にて追加された「乱れ雪月花」(3ゲージ消費)の三種類。 これらに加えてスペルカード宣言により、ランダムで一つ他のキャラクターのスペルカードが使用可能となる。 スペルカードはいずれも製作者本人によるストーリー動画「突撃!隣の幻想郷!」にて製作されたもの。 ただし、使い勝手は元ネタと異なっていたり、そもそも元のキャラが持っていない技だったりする上、 宣言は原作『萃夢想』と異なり超必を一発撃っただけで終了するので、使い所には気を付けよう。 また、各種スペカの宣言中にはコスプレ効果が発動する。
この他、コマンド入力に慣れていない
非常にユーザーフレンドリー。 ちなみに各技のモーションは本家黄昏フロンティアのキャラのように、 シエル、ソル=バッドガイ、琥珀等と様々なキャラのパロディが盛り込まれている。 元ネタが分かると色々楽しいかも。
当初はそむE氏による簡易AIがデフォルトで搭載されていたが、大幅更新に伴って削除された。
改変自由とのことで、netyzh氏とエトワール氏による外部AIが公開されている。 netyzh氏のAIは大幅更新前のバージョンに対応。 AIレベルを10段階に調節可能。性能も変更されており、強中位程度の相手と戦っても見劣りしないほどになる。 エトワール氏のAIパッチは大幅更新後のバージョンに対応。 こちらも性能が一部変更され、また軽量化パッチを兼ねている。 AIレベルを3段階に調整可能で、レベル2は一部技を使用しない対人向け、レベル3は全ての技を使用する対AI向けとなっている。
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