紙の鳥は青ざめて - 連城三紀彦データベース（仮）

• 分類：短編小説
• 初出：「小説推理」1982年12月号
• 雑誌時挿絵：中原脩
• 収録短編集：『運命の八分休符』、『六花の印 連城三紀彦傑作集1』

あらすじ

　犬は歩くと棒にあたるらしいが、田沢軍平は歩いていて犬にぶつかった。

噛まれた犬に導かれ、女性の自殺未遂の現場を発見した軍平。その女性、織原晶子は、夫が妹と駆け落ちしてしまい、一緒に二人を探していた妹の婚約者も失踪してしまったと軍平に語る……。

登場人物

• 田沢軍平
  • 主人公。
• 織原晶子
  • 神田の旅館で中居をしている女性。
• 織原一郎
  • 晶子の夫。
• 山下由美子
  • 晶子の妹。
• 夏木明雄
  • 由美子の婚約者。

解題

（スタブ）

各種ランキング順位

• オールタイムベスト・連城三紀彦短編　54位

収録アンソロジー

• 『金沢ミステリー傑作選』（1987年、河出文庫）

関連作品

• 『運命の八分休符』収録作
  • 「運命の八分休符」
  • 「邪悪な羊」
  • 「観客はただ一人」
  • 「濡れた衣裳」
• 二組の夫婦・もしくはそれに準じる関係の男女の話
  • 「二重生活」（『夜よ鼠たちのために』収録）
  • 「金色の髪」（『少女』収録）
  • 『明日という過去に』
  • 『恋』