アットウィキロゴ

バックレー(ポケモンコロシアム)

登録日:2012/01/29 Sun 21:39:36
更新日:2026/07/24 Fri 23:03:29
所要時間:約 4 分で読めます





ようこそ フェナスシティへ!
わたしが 市長のバックレーです。

何か わたしで
おちからに なれることは ありますかな?



バックレーとは、『ポケモンコロシアム』の登場人物の一人。



◆概要


オーレ地方のフェナスシティという町の市長であり、穏やかで人望の高い人物。
ミレイ(パートナー)が見たダークポケモンについて興味を持ち、調査をすると誓う。

モンスターボールを購入して戻って来た後、邸宅をシャドー幹部のミラーボに占拠されるが、このときは外出していたらしく騒動には巻き込まれなかった。

それ以降(ゴロツキのマサを倒してから)も市長宅を訪れれば主人公たちを好意的に迎えてくれ、ストーリーの進捗状況によって台詞も変わるのだが、いずれも既に発覚・解決した問題に対して言及するのみでゲーム攻略の手助けになるようなことはない。


アンダークリアを最後に仕事で何処かへ行ってしまう。
しかし町の人曰く、家を出た時の表情が恐ろしかったという。






























よくぞ ここまで

我らの邪魔を してくれたものよ!



…というのは仮の姿であり、その正体はシャドーのボス、ワルダックでありバックレーは偽名。そして本作のラスボス。


ラルガタワーの最終戦でジャキラを倒した直後、敗北を認めずにもう一度主人公に勝負を申し込もうとするジャキラに対し、「見苦しいぞ ジャキラ!!」と一喝し、後ろのエレベーターから、場の空気を読めてない感じのBGMと共に登場。
なぜシャドーの本拠地であるラルガタワーに市長がいるのかと疑問を抱くパートナーに対し、



あるときは 人のよい市長。

だが またあるときは 世界征服を企む
悪の組織シャドーの 陰のボス…


帝王ワルダック とは
わたしのことだ!!



…と言った後、自分の正体を明かし、その場で爆転。

すると気の抜けるテーマ曲(「バックレーのテーマ」のアレンジ)を流しつつ姿が一変。
穏やかな表情が怒りのこもった表情に変わり、髪は逆立ってこの人みたいになり、さっきまで着こなしていたシャツのボタンが弾け飛びそうになっている。
筋肉が盛り上がる的な演出なのかもしれないが、四頭身体型のせいで急に太ったようにしか見えない。



ダークポケモン計画は

また はじめから やり直すとして

お前たちだけは 絶対にゆるさん!



徹底的に ぶちのめして

2度と我らに はむかえんように

してくれるわ!!



ダークポケモン計画を台無しにした主人公を二度とシャドーに歯向かえないよう徹底的にぶちのめすべく、バトル開始。


因みにシナリオ序盤、主人公がバックレーの家に入る前、シャドーのボスと思われていたジャキラが普通に家から出てくる。
勘のいい人ならこの時点で気づくのだが、それ以外の伏線も出番も全くと言っていい程無いので彼が黒幕だと気付いた人(と言うか存在を覚えていた人)は果たして何人いたのだろうか。


使用ポケモン

ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 備考
ボーマンダ ♂ 60 いかく ドラゴンクロー
つばめがえし
すてみタックル
りゅうのまい
ケッキング ♂ 60 なまけ ブレイククロー
じしん
つばめがえし
ビルドアップ
ハッサム ♀ 60 むしのしらせ ぎんいろのかぜ
メタルクロー
つるぎのまい
バトンタッチ
カイリキー ♂ 61 こんじょう クロスチョップ
じしん
いわなだれ
ビルドアップ
ヤドキング ♀ 61 マイペース みずのはどう
サイコキネシス
シャドーボール
スキルスワップ
バンギラス
(ダークポケモン)
※ 55 すなおこし ダークラッシュ
いわなだれ
かみなり
ふぶき
性別はランダム

『きんのたま』を所持している
ボスゴドラ ♀ 62 いしあたま メタルクロー
すてみタックル
じしん
ほえる
バンギラスをスナッチされた後に使用
※先発の2匹はバンギラス(ボスゴドラ)以外のランダム


ダークポケモンであるバンギラスは、本人曰く最強のダークポケモンとのこと。


上記の通り、600族や厨ポケと強ポケ揃い。
種族値平均は驚愕の560。『HG・SS』の強化後ワタルと同じ値であり、小数点以下まで考慮するとわずかに勝っている。

ワルダック:600+670+500+505+490+600/6≒560.83
 ワタル :600+540+534+600+490+600/6≒560.67

ワルダックはバンギラスで計算し、いずれも当然ながら全員非メガで計算


これより上にいるのは、バトルフロンティアを始めとするバトル施設の連中やPWTの強化版メンバーくらい。シナリオ限定ならば『ソード・シールド』までは1位であった。

…しかし『スカーレット・バイオレット』にてオーリム博士/フトゥー博士がシナリオ内で種族値平均573を樹立したため、ここで2位に下落した。
(オーリム/フトゥー:570+570+570+570+570+590/6≒573.33)


その上ポケモンのレベルが60前半まで跳ね上がっており、しっかり準備を整えていないと苦戦は必至。
ちなみに前戦のジャキラのレベルは50代で、その前の4連戦の相手は40代。いきなりレベルが上がり過ぎである。*1

このゲームの都合上、こちらは限られたポケモンしか使用できないため、レベル差だけでなく能力差と技の格差も大きくなりがちで初見でフルボッコされるプレイヤーが続出。
外伝作品とはいえ当時の…ひいては悪の組織のボスとしては歴代でもトップクラスの強さを誇る男だと言える。

おまけにハッサムが「ぎんいろのかぜ」の追加効果や、「つるぎのまい」で向上したこうげきを「バトンタッチ」で他のポケモンに引き継がせたり、ヤドキングとケッキングが同時に出た時には「スキルスワップ」を使ってケッキングと特性を入れ換える等、強力なコンボも使用してくる。

毎ターンランダムなタイミングでポケモン2匹同時に『プラスパワー』を使うことがある。プラスパワー使用後はHP半分以下 or 状態異常になったポケモンにランダムで2回まで『かいふくのくすり』を使用する。
ちなみに片方が状態異常の場合、片方に『プラスパワー』を、もう片方に『かいふくのくすり』を使用することもある。

一応救済処置として、ジャキラ戦同様この戦いの前にポケモンのHPとPPを全回復してもらえる。



◆攻略方法など


シナリオで入手できるポケモンの内、ヌオーとフォレトス以外は全て弱点を突かれてしまうため、生半可な受けは通用しないと考えていい。
大事な役割があるブラッキーやスイクンはともかく、オーダイルはお荷物になりやすいため、あえて外して来た方が楽。メガニウムも苦戦するが、タイプの相性上で一応バンギラスとヤドキングへのメタになるので全く戦えない訳でもない。
エーフィを軸にした速攻アタッカーで固め、耐久型を2匹程入れると安定して戦うことが出来る。

特殊攻撃主体のジャキラとは反対にこちらは物理攻撃主体なので「いかく」は有効だが、下げすぎると交代してくるので下げすぎにも注意。


○敵ポケ個別概要

  • ボーマンダ
「りゅうのまい」で決定力を上げてから「つばめがえし」や「すてみタックル」で殴ってくる両刀型。
両刀型と言っても特殊攻撃技の「ドラゴンクロー」はドラゴンにしか弱点が突けないからかあまり使わない。
タイプ相性の関係でじめん技が効かないため、相方2匹が遠慮なく「じしん」をぶっ放してくる。もちろん唯一神エンテイやデンリュウなどになす術は無い。

こおり技に圧倒的に弱いのは周知の事実だが、シナリオで手に入るこおりタイプが能力的にどうしようも無い面子ばかりなので対策にはならない。
等倍火力でごり押すか、素直にスイクンなどのみずタイプに「れいとうビーム」を覚えさせよう。
特性『いかく』のおかげで物理耐久力が高めなところも厄介。

  • ケッキング
特性『なまけ』のせいで2ターンに1度しか行動できないとはいえ、合計種族値670もの大台を誇る化け物。
様々なプレイヤーにトラウマを植え付けた元凶。後述するヤドキングとのコンボが成立すると、より一層凶悪になってしまう。

タイプ一致の「ブレイククロー」は、同レベルのスイクンが2発で沈む超火力。
仮に耐えたとしても防御ダウンの追加効果(50%)を食らってしまうと、回復してもほぼ耐えられなくなるのでキツい。
また、相性では有利なかくとうタイプが相手でも「つばめがえし」でブチ殺してくれる鬼畜っぷり。
「じしん」もカイリキーが使うそれを軽々と上回る程の大ダメージを叩き出してくるため強力だが、隣にボーマンダがいない限り、あまり使わない。状況によっては味方に構う事なく使ってくる時もあるが…

耐久面に関しても優秀で、あのクレセリアと互角の物理防御に加え、攻撃と防御を上げる「ビルドアップ」まで覚えているため物理では中々沈まない。
特殊面は少し脆い所があるのでエーフィでゴリ押そう。

  • ハッサム
エーフィ&ブラッキーのメタ担当。
現在は必携であるテクバレが『テク(ニシャン)』も「バレ(ットパンチ)」も存在せず、最も不遇だった時代とはいえ、「つるぎのまい」「ぎんいろのかぜ」+「バトンタッチ」のコンボは凶悪。
特にエーフィとブラッキーを出したまま戦うと高確率で物理技(当時)の「ぎんいろのかぜ」が飛ぶので、起点にされかねない。

弱点がほのおタイプしかないのも厄介な点。バクフーンかエンテイでさっさと燃やして退場させよう。
周回プレイでは、こいつのためだけに最初の戦闘員の三択がロッソ(ダーク・マグマラシを持つ赤い人)一本になりやすい。

  • カイリキー
長年の相棒であるブラッキーに「クロスチョップ」で効果抜群の大ダメージを与えてくるナイスガイ。
彼のパーティだと格下に近しいが、タイプ一致の単発火力ならチーム内ナンバーワンの数値を叩き出す。
耐久力もそれなりにあるが、育ったエーフィがいればタイプ一致「サイコキネシス」で簡単に突破できるだろう。

  • ヤドキング
このパーティのキーパーソンで、ワルダックのパーティでは珍しく特殊寄りのアタッカー。
「スキルスワップ」で自身の特性『マイペース』をケッキングに渡して、毎ターン暴走させるのが主な仕事。
なお、ケッキングから貰った『なまけ』をこちらに移してくることはしてこない。

他のメンツが濃すぎるせいで弱く見られがちだが、特防を筆頭に耐久面が高く、生半可な特殊攻撃では中々沈まない。
みず/エスパーの複合タイプなので、エーフィ+バクフーン(またはエンテイ)を主力にして進めてきたプレイヤーには壁になりやすい。

平均以上の特攻から飛んでくる「サイコキネシス」やこんらん付加の「みずのはどう」はタイプ一致もあり中々痛く、物理攻撃ではあるが役割破壊の「シャドーボール」まで備えているため油断は禁物。

  • バンギラス
ダークポケモン。第二世代の600族が満を持してのご登場。
安定の「ダークラッシュ」とタイプ一致の「いわなだれ」、特殊技の「ふぶき」と「かみなり」を持つ。
そのまさかの技構成に唖然とした人も多いはず。

ただ、バンギラス自身の攻撃の高さや各技のPPが少ないため、相手の弱点が突けなければ「ダークラッシュ」、バトルが長引くと「ダークラッシュ」ばかり連発するようになるため非常に面倒くさい相手。
それに加えて場に出た瞬間『すなおこし』で砂嵐を発生させ、毎ターンのスリップダメージ&遅延行為を働く。
「にほんばれ」で日差しを強くすれば「かみなり」の命中率が下がるので、「にほんばれ」を覚えたポケモンを連れて行くと良い。

当然、捕捉率も低いが本編の45と異なり、10と本作独自の下方修正がなされているため捕獲が困難。*2
長期戦が出来ないほど追い詰められていたり、スナッチ作業が面倒ならマスターボールを使うのも手。直前で使った?知るか。

「最強のダークポケモン」と言われているが、この世代の対戦環境的には前座の方がどう考えてもつy…ゲフンゲフン。いや、進化レベルや技のレパートリーの都合・・・かもしれない。

ちなみにこのダーク・バンギラスは何故か『きんのたま』を所持している。続編の伏線か?

  • ボスゴドラ
バンギラススナッチ後に後任として参戦する切り札。

…が、肝心のタイプ一致技が「メタルクロー」止まりなうえいわ技を持っていない*3のでそこまで脅威ではないかも。
上記のパーティを倒して後詰めのコイツを引っ張り出せたなら、大した相手ではないだろう。

ちなみに、この作品以降バンギラスとボスゴドラはやたら対の存在として扱われることが多くなる。いずれも『X・Y』でメガシンカするし。



◆その後



おのれ おのれー!!
覚えていろ ○○(主人公の名前)!

この次は こうはいかん。
今度は 絶対に お前たちの
ハナを あかしてやるからな!


勝利後、警察署所長のヘッジやギンザル、さらにローガン(+ピカチュウ)らが駆け付けジャキラと共に囲まれるもなお、あらかじめ用意していたヘリコプターで逃走を図ろうとする。



(パートナー)
いけない! あの ヘリコプターで
逃げる つもりよ!


わーっはっは!
諸君 また会おう!

ダークポケモンによる
われらの 世界征服計画は
まだ 終わったわけではない!



…が、その直後に飛来したホウオウの「せいなるほのお」によりヘリコプターを爆撃され、呆気なく御用となる。



(パートナー)
計画は… 終わったみたいね……



なんだってー!?




5年後が舞台の続編『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』にも名前だけ出ているが、まだ服役中との事。



◆余談


名前の元ネタは、バックレーが「バックレる」でワルダックが「悪巧み」。
…決して「わるだくみ」を覚えたゴルダックの略ではない。*4


バトルに敗れた際はワルダック戦からスタートする。
再戦用の台詞も用意されており、


♪バックレーのテーマ
おお よかった よかった。
心配していたのですよ。

わたしが 怖くて
逃げてしまったんじゃないかってね。

ほーっほっほ!

さあ では覚悟をしてもらいましょう。


♪ワルダックのテーマ
(ここでワルダックに変身)


そ~れ。 何度でも

ぶちのめして くれるわ!!



と言ったあと、バトルに入る。





徹底的に追記・修正して
二度と編集できぬように してくれるわ!!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年07月24日 23:03

*1 ジャキラ→ワルダックまでの流れをSVで例えるならオルティガを倒した後に連戦でクラベル校長と戦うようなもんである。コロシアム当時は敵のポケモンに努力値が振られてなかった時代とは言え、野生ポケモンが出ない為に戦えずトレーナー戦のみでレベル上げをする必要があった為、長丁場になりやすい上にこのレベル差の所為で余裕で戦えるものでは無かった。

*2 ザシアン・ザマゼンタと同じ。前座のジャキラが使うダーク・メタグロスは逆に本編と違い15に上がっている。

*3 ポケモンコロシアム当時だとココドラ系統が覚えられるいわ技はわざマシン技の「がんせきふうじ」だけしか無かった。いわタイプとはいったい…

*4 そのゴルダックは第9世代のスカーレット・バイオレットから「わるだくみ」を習得可能となっている。