以下、事実や推測のほか、憶測も含まれています。適宜、追加編集してください。
15年冬現在の状況
以下、番外編第12話より
15年春の終わりに、婚約解消に伴う1年間の猶予期間が終わったが、どのように生きるか自身で答えを出すことはできなかった。
その為、
ジルヴェスターから以下を命じられる。
- 領内の背景と目的など
- ゲルラッハでは復興のためにライゼガング系の貴族を入れても、下の者が動かない
- アレキサンドリアとの窓口になるため
- 領地の南側に目を光らせるため
- ギーベの館を修理するため
- 領主候補生である者がギーベになる必要があり、ヴィルフリートが最も成人に近い
- 成人でもボニファティウスの家系はライゼガング系が強く、城で領主代理を行う立場のため不可
- 次期アウブ(ヴィルフリートは同腹メルヒオールを想定、他領からもそう目されている)を支える領主候補生も必要
- 領主一族として貴族街に残るのは自分よりシャルロッテが向いている
- 同性の年上で派閥の違うヴィルフリートが残るより諍いが起こる確率は低い
- エーレンフェストに争いを起こしたくない、丸くおさめたい
新ゲルラッハ領の範囲と交易窓口
まとめた土地=ゲルラッハ+ヴィルトル+ベッセルだと思われる
- 13年冬の粛清後、3年間の監視期間付きでライゼガング系のギーベが派遣された3領地
- 内、ゲルラッハは15年春にギーべが殺害され、その後またライゼガング系のギーベ(代理?)を入れた様子だが、ギーベの館の修理もできていない
- 修理については、壊した補償としてローゼマインから金粉が提供されている
- 領主候補生コースを履修した者が急いでギーベになる必要があり、本来ならヴィルフリートでも遅いと思われる
- ジョイソターク・ダールドルフは不明
- ジョイソターク:09年冬の誘拐事件以降、中立から旧ヴェローニカ派寄りギーベのため、ギーベの礎などを統廃合する必要性が薄い
- ジョイソタークまで含めると直轄地と隣接し、隣のライゼガングと面積が同等となり、刺激しそう
- ダールドルフ:ヴェローニカに名捧げしていたが領主派になったダールドルフ子爵の土地のため、必要性が薄い
- ジョイソタークが無ければダールドルフは飛び地になるため無し
- ライゼガング・境界門のあるガルドゥーン・アレキサンドリアのビンデバルドと隣接
「アレキサンドリアとの窓口」の意味
- 地理条件的に、物理的な交易ルートの窓口にはなりえないのでは
- 平民の商人に境界結界は関係ないが、領主公認の商人は境界門を通らなければいけないのでは
- カルステッドもクラッセンブルクとの取引が始まる際に商人を境界門経由で通そうと考えている
- 他にも普通に交易ルート・街道・川がある?(ライゼガングはエーレンフェストと繋がる川がある)
- 既存と思われるガルドゥーン-ライゼガング-直轄地ルート以外に、2本目の道を新設する?
- ゲルラッハルートがある・作るとして、ライゼガングの反感を呼び、ヴィルフリートが交渉する立場になるのでは
- ヴィルフリートの交渉能力とは…
- アレキサンドリアとの重要な交易なので、領主の肝煎りになるのでは
- ライゼガングを抑えるのは領主・次期領主を目指す者・ボニファティウス・カルステッド・エルヴィーラ・ブリュンヒルデの役目と言われてはいる
- さすがにギーベが無関係とはいかないのでは(相手の感情的にも)
- ローゼマインとの繋がりによって交易そのものに融通をきかせてもらう窓口というだけでは
- それによって交易ルートになりそうなライゼガングにも利を与えるという間接的なことはできる
- 紋章入りペンダントに代表されるヴィルフリートとローゼマインの「繋がり」にあまり期待できない
- そもそも領地と領地の話は領主会議ではないのか、ギーベと他領のアウブが交渉の場で公的に会う機会など無いのでは
- 私的な場での根回し的な役割を期待?
- それくらいのことであれば、エーレンフェストには他に適任が沢山いそうだが
本人の階級とギーベ業務・組織
上級貴族になると思われる
- ギーベ=伯爵~男爵=上級~下級貴族
- 領主候補生だった初代ギーベ・グレッシェルは伯爵として土地を与えられた時に上級貴族となった
- ドレヴァンヒェルの上級貴族上がりの領主候補生の養子達も、ギーベになる時はまた上級貴族に戻る
- ギーベの礎を染めるので少なくとも「領主候補」ではなくなるのでは
- 番外編12話では難しい土地でギーベとなるために「領主候補生である自分の立場」が複数回強調されている
- 「領主候補」では本人が避けたい様子の次期領主争い問題を残したままとなる
- 例外的に「階級:領主一族」の立場のまま「職種:ギーベ」に?
- フロレンツィアがエーレンフェストでは「階級:領主一族」「職種:領主夫人」となるようなイメージ
- ボニファティウスは昔「階級:領主一族」「職種:騎士団長・領主候補生」だったが…立場を明確にする必要があるヴィルフリートとは違うかも
- 本人の自覚、言葉遣いの問題?
- 今現在の責任感を表していると同時に、将来については「(元)領主候補生の立場」が有利に働くだろう、という意味?
- 「領地の南側」=新ゲルラッハの範囲なので、「目を光らせる」なら上級貴族の身分で事足りる
- 領地の礎への魔力供給源としてヴィルフリートは惜しいのではないか
- 供給の間には上級貴族は入れないとされるが、魔術的には登録の魔石があれば入れるのでは?特例契約もある様子(供給の間参照)
- 現在、ボニファティウス・ジルヴェスター・フロレンツィア・ブリュンヒルデ・シャルロッテ・メルヒオールがおり、そこまで不足している程でもないのでは
- 13年秋にフェルディナンドが抜け、15年春にローゼマインが抜けた穴は大きいと思われるものの、15年冬時点でエーレンフェストが魔力困窮に陥っている描写はない
- どちらにせよ遠隔地のギーベに任じた時点でそれについては目処が立っているor無理にでも飲み込み済みということでは
ギーベ経験不足
- 通常は世襲制で親から教わる
- 現地の事情や季節ごとの業務内容など、一切を知らない状態だと思われる
- ドレヴァンヒェルの例から、領主候補生コースを取っておいた方が良い業務内容もある(ギーベの館の守りや魔術具などをより理解できる)
- 15年冬5年生時点で、コース変更や追加はしていないと思われる
- 魔力で自分の土地を満たす事も重要だと思われるが、小聖杯を受け取った後などギーベの業務詳細がいまいち不明
- 魔力・小聖杯関連(祈念式や収穫祭含む)はそこまで心配しなくても良いと思われる。むしろ有利で、求心力になるのでは
- フレーベルタークのギーベ達は自ら小聖杯を満たしている(冬の社交時期に奉納式にも参加している?)
側近問題
- ギーベも領主候補生と同じく、専属の護衛騎士・ギーベ騎士団・側仕え・文官(代官)を従える立場
- (下級貴族のギーベはどうしているんだ、という設定上の疑問はありつつ)上級貴族ヴィルフリートを支える人間はいるのかどうか
- ゲルラッハは礎争奪戦でギーベ騎士団長をはじめ犠牲者が多かったと思われ、現地サポート役の者は残っているのか?
- 領主候補生・次期領主のために集められ、城勤務のはずの現在の側近達の去就
- 筆頭護衛騎士ランプレヒトはリンクベルク家の跡を継ぐことが決まっているため、ゲルラッハについていくのは難しいと思われる
嫁取りについて
条件である「上級貴族のギーベの娘」と本人との魔力量の釣り合い
- ヴィルフリートの魔力は大領地の領主候補生とほぼ同じくらい。魔力感知できる、釣り合う上級貴族の娘は存在するのか?
- 既に5年生なのに婚約者候補の影も見えず、ハンネローレの求婚を断る理由にも使われていなかった
- 釣り合わなくても「上級貴族の娘」側に合わせて魔力を薄めれば子作りは可能、伯爵の家格に見合う子供が育つと見込めるため、後継者を残すことは可能
エーレンフェスト内の場合
- 条件に合致するのはギーベ・ライゼガング・ハルデンツェル・グレッシェル・キルンベルガ・ロウィンワルトの娘のみ
- この内、未婚約の娘で作中に名前が出ているのはベルティルデのみ
- 命令には婚姻による融和目的も含まれている?
- ライゼガング系に従わない旧ヴェローニカ派が多く残っていると思われる土地に、同派閥だからとヴィルフリートを向かわせた先で、ライゼガングの嫁を取れとは命令が矛盾だらけでは
- 今後の状況次第で、娘を出すライゼガング系がいれば…
- 14年夏にはギーベ・ライゼガングが領主に協力を約束したり、15年春の防衛準備で世代間や派閥間の溝が多少埋まった地域もあったりなど、本編でも改善方向ではあった
- ただしヴィルフリート個人に対しての目はさほど改善されていないように見える
エーレンフェスト外の場合
- ヴィルフリートと魔力量の釣り合いが取れるような領主候補生レベルの娘を領外のギーベに出す領地はあるのかどうか
- それよりもローゼマインとの繋がりを重視する領地はありそう
- やはりここでも「繋がり」「ギーベ(ヴィルフリート)と他領アウブ(ローゼマイン)の立場の違い、会う機会の少なさ」が疑問となる
- 次期アウブから外されギーベになる予定なので、上位領地第一夫人の娘を娶る立場ではない
- メルヒオールの第一夫人の立場を揺るがさない、騒動の種にならなそうな下位領地の領主候補生ならありえた
- 「上級貴族のギーベの娘」という条件から外れているが、実際どうなのか
- ハンネローレがダンケルフェルガーのアウブになり、ヴィルフリートを第三アウブ配あたりにするという案がハンネローレの側近から出た
- 王族とエーレンフェストの約束は周知されていない?どうにか2人を成立させようと知恵を絞った結果なので、19年春以降の話というだけ?
- 見込みが低いものの、とりあえず挙げられた領外からの嫁候補
「ギーベ落ち」という事実は外聞的に瑕疵か否か
- 15年春~15年冬の貴族院開始までの時期に、婚姻話が殺到している
- 少しでもローゼマインとの縁を繋ぎ、自領地の神殿改革に協力させるため、とアウブ・ダンケルフェルガーに推測されている
- ヴィルフリートの場合は(制限が無くとも性別的に)嫁入り話が主だと思われるので、ローゼマインとの縁繋ぎが主目的だと思われる
- 東屋で誰も知らなかったことから、ギーベになる話はまだ周知されていない様子
- ギーベになる話が知られたら、次期領主または領主候補生だと思っていた者たちは騙されたと思うのでは
- 次期領主については、メルヒオールだと他領にも目されているという話もあり、レスティラウトはそれを15年春時点で既に予測、嫁側の情報収集の力量次第?
- ギーベになる話が知られたら、次期領主を争う立場よりもハードルが下がってむしろ今より殺到する?
- 領主一族出身で、優秀者で、上級貴族の中でも高い位置付けの伯爵と捉えるならば貴族社会の中での地位は高め
- そこまで瑕疵ではない、ハードルが下がったと感じて集まる者たちとは、魔力量の釣り合いが問題になる可能性が高そう
- 少なくない領地で新世代型シュタープを持つ領主候補生が次期領主になるべきだという意見があるので、ヴィルフリートは落ち度無く次期領主を辞退する大義名分がある
- 領主一族が少ない状況下でギーベになる理由として外聞的にふさわしいものであるかは疑問
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最終更新:2022年05月11日 22:03