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ねぷねぷ☆コネクト カオスチャンプル - (2017/11/08 (水) 01:23:07) の1つ前との変更点

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//初稿投稿日 2017/11/1 下書きを基に記事作成 *ねぷねぷ☆コネクト カオスチャンプル 【ねぷねぷ☆こねくと かおすちゃんぷる】 |ジャンル|進撃カードバトルRPG|~|~| |対応機種|PlayStation Vita|~|~| |メディア|ダウンロード専売ソフト|~|~| |発売・開発元|コンパイルハート|~|~| |発売日|2017年6月7日|~|~| |定価|基本プレイ無料(ガチャ課金制)|~|~| |レーティング|CERO:D(17歳以上対象)|~|~| |判定|なし|~|~| |ポイント|コンパゲー6作品以上共同出演(ストーリーでは一部のみ)&br()意外と悪くないゲームバランス&br()バグがちらほら確認されているが、改善されつつある(BGM除く)|~|~| **ストーリー 守護女神、妖聖、モンスター娘、詠巫女、魔族が混在する世界「ギャヲス」。~ そこではそれぞれが独自の生活圏を形成しつつも均衡を保って過ごしていた。~ しかし、特殊なエネルギー「カオスエナジー」による異変が各地で起き始めていた。~ プレイヤーは、突如そんな世界に召喚され、事態解決を目指して旅をする少女「ユリーナ」と共に戦うことになる。~ **概要 -[[ネプテューヌシリーズ]]・[[魔壊神トリリオン]]・[[限界凸記 モエロクロニクル]]・[[フェアリーフェンサーエフ]]・[[オメガクインテット]]といったコンパイルハートが過去に出したゲームのキャラが登場するカードゲーム((他には『限界凸起 モエロクリスタル』『限界凸城 キャッスルパンツァーズ』『ガンガンピクシーズ』『塔亰Clanpool』。))。 --主人公は本作のオリジナルキャラが担当している。 --ガチャで入手したキャラカードを強化し、スタミナ制の戦闘で召喚して敵の撃破を目指すという、分かりやすいソシャゲスタイル。 --[[限界凸騎 モンスターモンピース]]のシステムをベースにしている。 **システム -戦闘は、敵味方のリーダーを左右端の1列、召喚エリアを各3列、中間の1列を各3段、27マスのフィールドで戦う。 --召喚は基本的にお互い1体ずつのみ行える。召喚すると強制的に戦闘フェイズに移り、敵陣の方向に1マス移動して範囲内に敵がいれば攻撃を行う。 ---ボスキャラは2×3マスを占有しており、移動しない・こちらのリーダーまで攻撃が届く・1ターンに2体以上召喚する場合もある、といった特徴を持つ。 --キャラには最大4つのスキルがあり、マナの分だけ1ターンの間好きなだけ使える。 ---サービス当初はマナの上限はなかったが、流石に凶悪すぎると判断されたのか大幅に引き下げられた。 ---それとは別に常時発動型のアビリティもあり、こちらも最大4つ。もっとも、4つ埋まっているキャラは非常に稀だが。 --デッキに投入できるカードは上限が15で重複不可(別キャラ扱いのカードであればOK)。デッキは5つまで登録しておくことができ、簡単に切り替えられる。''下限はない''。 ---つまり某タダと同じであり、狙ったカードを初手で手元に持ってくることが可能。~ しかし、このゲームは1ターンで勝負を決めることは不可能であり、少なければ少ないなりに弱点があるため、決してバランス崩壊しているわけではない。 --デッキには召喚するカードとは別にリーダーを選択する必要がある。 ---リーダーにはリーダースキルという常駐スキルがあり、他プレイヤーから選択するパートナー2体と合わせた3体分の効果を常に受ける形となる。 **シナリオ -2017年10月時点でシナリオが未完結。 --現在は四女神の国を3つまで回った状態で止まっており、配信が待たれている。 ---世界観上、地理的に少なくとも魔界があるはずであり、そちらにも訪れるのかが気になる所。 **評価点 -多様かつ懐かしいキャラの数々 --ストーリーモードではいきなりネプテューヌが実質的な敵として登場したり、Mk.II以来となる教祖たちが絡んできたり、といった内容が展開されている。 ---常軌を逸したステータスを誇るトリリオン世界の魔王は、しっかり常識外の戦闘能力を振るった負けイベントとなっている。 --キャラクターカードとしても原作で目にする姿の他にも、上記のカオスエナジーで悪落ちした姿である「カオス」シリーズやイベント限定で新規デザインが結構ある。 ---カオス化は闇っぽい様相に加えて結構露出が増したものが多いのが特徴。 --通常時の姿はレアリティが☆3(中間)以下のカードのみとなっており、それらに[守護女神]などの補語を加えた上位バージョンがあるため、数は十分。 ---原作で少々残念な扱いだったキャラも、上位バージョンが結構強力だったりと、面目躍如の場としても機能しているといえる((具体例を挙げるとオメガクインテットのキョウカなど。同作唯一の☆5持ちで、スキルの威力が指折りである。))。 --基本的に比較的新しいゲームは省かれているが、配信当初のイベントでは後日発売の「塔亰Clanpool」のキャラが入手できた。 --多くの☆3以上のキャラはレベルを上げて上限解放するとユリーナ&主人公とのちょっとした会話シーンを見ることができる。また、その内のさらに限られたカードは3回目の上限解放でグラフィックが変化する。 --雑魚敵として登場するのは限界凸記シリーズのモンスター娘たちで、スライヌなどのお馴染みのモンスターは登場しない。 -ゲームバランスは割と良好 --戦闘では、キャラが最奥に攻撃できるところまで行くと攻撃を行ってそのまま捨て札へと行くシステムとなっている。~ つまり、アビリティや侵攻妨害、運などの影響がなければ長くて6ターンでフィールドから去ってしまう((敵のHPを削る機会となるとさらに少ない。))ため、単体のスペックはあまり重要視されない。 ---勿論強ければ頼もしいが、それ以上にそのカードをいかにうまく回すかが重要であり、ひいてはデッキ構成や戦闘管理次第で強キャラも木偶に成り下がりかねない。 ---さらに、上位ボスは弱点となる属性のキャラでなければ与えられるダメージが減少する「耐性」を持っており((現在のエンドコンテンツであるネクストフォームとなると85%も減少するため、属性優先で組む必要がある。))、特定カード1枚で全てどうにかなるということはない。 --勝敗条件はお互いの「ライフライン」のHPが0にすることのみで、デッキが切れても敗北とはならない。 ---捨て札はライフラインのHPを割合で消費することで全てデッキに戻すことができる。デッキ戻しは結構消費するが、ライフラインの回復スキルがあるのでこれを駆使することで''100ターン以上も戦い続けることが可能''。 --少数デッキと多数デッキにはメリットとデメリットがあり、プレイヤー次第でどちらを良しとするかが分かれる。一応、十分な強さのカードを確保できれば、少数の方が扱いやすい。 ---少数の場合、前述通りコンボを決めやすく速攻で勝負を決めやすいが、1体に複数の役割を持たせる必要があるので強ボスにいきなり倒されると戦線維持が困難になりやすい。相手の特性が分からない場合、手も足も出ない可能性すらある。 ---多数の場合、多少やられても戦線が崩壊することは少なく、同一属性の数だけステータスが上がるアビリティ持ちのフォローにも使える。欠点は瞬発力が低く長期戦になりやすいこと。 --また、サポート系キャラは生き残りながらできるだけ場に留まってほしいため、召喚酔いを利用して前進を阻んだりもできる。 ---余裕がある状態ならあえて敵に倒されてしまうようなキャラを阻害に使い、倒してもらってその場所に再召喚というテクニカルな扱いも可能。 --現段階で「ぶっ壊れ」と評されるようなカードは1枚しか存在しない。~ 1枚はあるのかと思うかも知れないが、そのキャラは確かに超強力なものの現在のエンドコンテンツではほとんど役に立たない((前述の耐性の関係で、このカードで弱点をつけるカードが存在しないため。強力なサポートスキルがあり、それ目的で投入できるが効果が過剰ともいえるのでその下位互換の方が扱いやすい場合がある。))ので、バランスブレイカーとなってはいない。 --キャラのレベルは一定以上にするために素材を消費して上限解放する必要があるが、この素材も入手難易度がさほど高くない。 ---主に下位・中位・上位とあるが、一部を除いて上位の素材へと交換することも可能。 ---一部ドロップ率が低めのものもあるが、それでも基本的には10個以下で段階解放できる。 -ガチャ及び課金の必要性が薄い --ガチャはパートナー選択で獲得できるポイントで引ける低レアリティのものと入手機会が限られるポイントで引ける高レアリティのものがある。 ---課金要素はこの高レアリティガチャのポイントのみ。 ---低レアリティのものでも上位ボスでも普通に投入できるカードが入手できたりする((具体的にはオレンジハート。☆3ながら比較的高めのHPに加え、ライフライン回復スキルと味方全員の回復スキルを覚えるため戦線維持に便利。主人公の一人で序盤の主力「ユリーナ」のアビリティでステータスを強化できる光属性であることもポイント。))。 --上記の通り多少強力なキャラをガチャで引けなくても運用次第でどうとでもなるバランスなため、あまり躍起にならずに済む。 --勿論、あくまでゲームとして性能だけを見れば、であるが。好きなキャラのカードがどうしてもほしい人にとっては…。 ---特に、時限イベント限定のカードがほしいなら課金をするしかない。 ---ちなみに最高レアリティである☆5の排出率が5%(イベント中だと一部7%)と高めの設定となっている。 --いわゆるスタミナ回復アイテムは課金に含まれていない。 ---上位難易度のボス戦で2,3割程度の確率でドロップする。なので上位ボスと連戦していると、「ちょくちょく使っているはずが増えてた」「いつの間にか100個溜まってた」ということも。 --ランキングといった概念やそれによって入手できるカードはなく、ガチャ以外ではあくまで戦闘の繰り返しでイベント限定カードを入手できる。 **問題点 -上位バージョンの実装具合に偏りがある --多少弱くても機能するとはいえ、やはりレアリティが高いカードであればそれだけ強い。~ よって、上位バージョンが存在しないキャラは☆3以下のみとなり、好きなキャラを活躍させる機会が限られてしまう。 ---主人公であっても上位バージョンがなく、それ以外のキャラにあったりするなどのちぐはぐも問題といえる。 --フェアライズフォームなど分かりやすい上位バージョンがイベント限定で登場したりする場合もある。そうなると、期間を逃すと上位バージョンが期待できなくなってしまう。 -バグが多め --アビリティの効果が正常に機能していない・BGMがノイズまみれのものになる・スキルが複数回発生する・ボスが異様に強い攻撃を放ってくる、といったバグが散見される。 ---アビリティバグは修正されて行っているが、他は前から指摘されているのに改善されない。BGMは割と耳障りなレベルなのだが。 ---一応定期メンテナンスでバグが修正されて行っており、ついでに都度高レアリティガチャのポイントを進呈してくれる。 -型にはまるとやや単調 --デッキと戦況管理で勝敗が概ね決まるゲームであるため、無課金でも現時点の最上位ボスでさえ何の不安もなく叩き潰せてしまえる領域にまで持って行けてしまう。 --敵の思考パターンもさほど賢いわけではないため、意外性が低く脅威との戦闘という感じが薄まってしまいやすい。 --召喚するにもスキルを使うにもマナを必要としており、ボス相手ではとりわけスキルの多用が必須であるため、リーダーは基本的にマナ回復量アップのものばかりになりやすいのも単調化の一端といえる。 --勿論、圧倒できるだけの有用カードやフレンドを得られるリアルラックも必要ではある。 -無闇に激レアカード「DCD」 --☆4のカードなのだが、異様に入手率が低いカード。そして、トロフィーの取得条件でもある。 --低レアリティガチャで入手できるのだが、その排出率はおそらくコンマ数%である((このガチャに排出率の記載はないのだが、トロフィー獲得率が100日経っても0.4%であることから伺える。もういくつか手順を踏む必要があるが、入手に比べると大したことがないのでトロフィー獲得率>排出率とみてほぼ間違いない。))。☆5の排出率が5%なので、数十倍レアといえる。 --さらに、このガチャを引くためのポイントの獲得手段が低減させられたりと、むしろ運営がこのカードを出さないようにしている気配さえある。 ---DCDは、一部ユーザーから特撮作品『仮面ライダーディケイド』のパロディキャラだと認識されている。ディケイドは英語で十年紀という意味であり、平成ライダー十周年を記念して作られたのと同様に、DCDもコンパイルハート設立十年目に情報が公開された。そして、同作品は''他シリーズ作品へとユーザーの関心を「繋げる」ために、完結することを許されなかった''という背景を持つ。 -頻繁なローディング --クエスト選択画面やカード強化画面など、特定の画面に入るとローディングが入ってテンポが悪い。しかも頻繁に選択する画面ばかりである。 ---このおかげで、戦闘は1分かからなくても全体で数分かかってしまう。 ---アップデートする度にローディングが長くなっているという人までいる。 -シナリオ --多数の作品が登場する中でタイトルを冠しているネプテューヌが、敵として登場する事に不快感を覚えるプレイヤーが存在する。彼女が冒頭で敵対する事は公式サイトで明かされていたものの、その時の行動が余りにも酷く、その後味方になるわけでもないため、ここでゲームを止めてしまった、というプレイヤーも存在する。 ---元々エキセントリックな所はあっても正義感や仲間想い、カリスマ性といった特性ゆえに愛すべきキャラに収まっていたのが、それらの特性を全て差っ引いた結果として狂人の如き有様となってしまっている。 --なお公式サイトではネプテューヌ、アイエフ、コンパ、ファング、アリンの5人だけ((本作オリジナルキャラ除く。))はメインキャラとして紹介されているが、この中で敵として登場するのはネプテューヌのみ。 **総評 実質「キャラの魅力」のみが課金要素といえるゲーム性となっており、プレイを進める上であまり枷となることはないバランスは良好といえる。~ そのキャラにしても様々な新規グラなども備えて、課金してでも欲しがるプレイヤーも出ている。~ メーカーキャラゲーなので仕方ないことだが、何作品かプレイ経験がある人でないと空気がつかみづらいのが難点。~ また、バグなど作りこみの甘さがちらほら見え、今後の改善に期待したい。ローディングはまず改善されないだろうが。~
//初稿投稿日 2017/11/1 下書きを基に記事作成 *ねぷねぷ☆コネクト カオスチャンプル 【ねぷねぷ☆こねくと かおすちゃんぷる】 |ジャンル|進撃カードバトルRPG|~|~| |対応機種|プレイステーション・ヴィータ|~|~| |メディア|ダウンロード専売ソフト|~|~| |発売・開発元|コンパイルハート|~|~| |発売日|2017年6月7日|~|~| |定価|基本プレイ無料(ガチャ課金制)|~|~| |レーティング|CERO:D(17歳以上対象)|~|~| |判定|なし|~|~| |ポイント|コンパゲー6作品以上共同出演(ストーリーでは一部のみ)&br()意外と悪くないゲームバランス&br()バグがちらほら確認されているが、改善されつつある(BGM除く)|~|~| **ストーリー 守護女神、妖聖、モンスター娘、詠巫女、魔族が混在する世界「ギャヲス」。~ そこではそれぞれが独自の生活圏を形成しつつも均衡を保って過ごしていた。~ しかし、特殊なエネルギー「カオスエナジー」による異変が各地で起き始めていた。~ プレイヤーは、突如そんな世界に召喚され、事態解決を目指して旅をする少女「ユリーナ」と共に戦うことになる。~ **概要 -[[ネプテューヌシリーズ]]・[[魔壊神トリリオン]]・[[限界凸記 モエロクロニクル]]・[[フェアリーフェンサーエフ]]・[[オメガクインテット]]といったコンパイルハートが過去に出したゲームのキャラが登場するカードゲーム((他には『限界凸起 モエロクリスタル』『限界凸城 キャッスルパンツァーズ』『ガンガンピクシーズ』『塔亰Clanpool』。))。 --[[限界凸騎 モンスターモンピース]]のシステムをベースにしている。 --主人公は本作のオリジナルキャラが担当している。 ---ガチャで入手したキャラカードを強化し、スタミナ制の戦闘で召喚して敵の撃破を目指すという、分かりやすいソシャゲスタイル。 **システム -戦闘は、敵味方のリーダーを左右端の1列、召喚エリアを各3列、中間の1列を各3段、27マスのフィールドで戦う。 --召喚は基本的にお互い1体ずつのみ行える。召喚すると強制的に戦闘フェイズに移り、敵陣の方向に1マス移動して範囲内に敵がいれば攻撃を行う。 ---ボスキャラは2×3マスを占有しており、移動しない・こちらのリーダーまで攻撃が届く・1ターンに2体以上召喚する場合もある、といった特徴を持つ。 --キャラには最大4つのスキルがあり、マナの分だけ1ターンの間好きなだけ使える。 ---サービス当初はマナの上限はなかったが、流石に凶悪すぎると判断されたのか大幅に引き下げられた。 ---それとは別に常時発動型のアビリティもあり、こちらも最大4つ。もっとも、4つ埋まっているキャラは非常に稀だが。 --デッキに投入できるカードは上限が15で重複不可(別キャラ扱いのカードであればOK)。デッキは5つまで登録しておくことができ、簡単に切り替えられる。''下限はない''。 ---つまり某タダと同じであり、狙ったカードを初手で手元に持ってくることが可能。~ しかし、このゲームは1ターンで勝負を決めることは不可能であり、少なければ少ないなりに弱点があるため、決してバランス崩壊しているわけではない。 --デッキには召喚するカードとは別にリーダーを選択する必要がある。 ---リーダーにはリーダースキルという常駐スキルがあり、他プレイヤーから選択するパートナー2体と合わせた3体分の効果を常に受ける形となる。 **シナリオ -2017年10月時点でシナリオが未完結。 --現在は四女神の国を3つまで回った状態で止まっており、配信が待たれている。 ---世界観上、地理的に少なくとも魔界があるはずであり、そちらにも訪れるのかが気になる所。 **評価点 -多様かつ懐かしいキャラの数々 --ストーリーモードではいきなりネプテューヌが実質的な敵として登場したり、Mk.II以来となる教祖たちが絡んできたり、といった内容が展開されている。 ---常軌を逸したステータスを誇るトリリオン世界の魔王は、しっかり常識外の戦闘能力を振るった負けイベントとなっている。 --キャラクターカードとしても原作で目にする姿の他にも、上記のカオスエナジーで悪落ちした姿である「カオス」シリーズやイベント限定で新規デザインが結構ある。 ---カオス化は闇っぽい様相に加えて結構露出が増したものが多いのが特徴。 --通常時の姿はレアリティが☆3(中間)以下のカードのみとなっており、それらに[守護女神]などの補語を加えた上位バージョンがあるため、数は十分。 ---原作で少々残念な扱いだったキャラも、上位バージョンが結構強力だったりと、面目躍如の場としても機能しているといえる((具体例を挙げるとオメガクインテットのキョウカなど。同作唯一の☆5持ちで、スキルの威力が指折りである。))。 --基本的に比較的新しいゲームは省かれているが、配信当初のイベントでは後日発売の「塔亰Clanpool」のキャラが入手できた。 --多くの☆3以上のキャラはレベルを上げて上限解放するとユリーナ&主人公とのちょっとした会話シーンを見ることができる。また、その内のさらに限られたカードは3回目の上限解放でグラフィックが変化する。 --雑魚敵として登場するのは限界凸記シリーズのモンスター娘たちで、スライヌなどのお馴染みのモンスターは登場しない。 -ゲームバランスは割と良好 --戦闘では、キャラが最奥に攻撃できるところまで行くと攻撃を行ってそのまま捨て札へと行くシステムとなっている。~ つまり、アビリティや侵攻妨害、運などの影響がなければ長くて6ターンでフィールドから去ってしまう((敵のHPを削る機会となるとさらに少ない。))ため、単体のスペックはあまり重要視されない。 ---勿論強ければ頼もしいが、それ以上にそのカードをいかにうまく回すかが重要であり、ひいてはデッキ構成や戦闘管理次第で強キャラも木偶に成り下がりかねない。 ---さらに、上位ボスは弱点となる属性のキャラでなければ与えられるダメージが減少する「耐性」を持っており((現在のエンドコンテンツであるネクストフォームとなると85%も減少するため、属性優先で組む必要がある。))、特定カード1枚で全てどうにかなるということはない。 --勝敗条件はお互いの「ライフライン」のHPが0にすることのみで、デッキが切れても敗北とはならない。 ---捨て札はライフラインのHPを割合で消費することで全てデッキに戻すことができる。デッキ戻しは結構消費するが、ライフラインの回復スキルがあるのでこれを駆使することで''100ターン以上も戦い続けることが可能''。 --少数デッキと多数デッキにはメリットとデメリットがあり、プレイヤー次第でどちらを良しとするかが分かれる。一応、十分な強さのカードを確保できれば、少数の方が扱いやすい。 ---少数の場合、前述通りコンボを決めやすく速攻で勝負を決めやすいが、1体に複数の役割を持たせる必要があるので強ボスにいきなり倒されると戦線維持が困難になりやすい。相手の特性が分からない場合、手も足も出ない可能性すらある。 ---多数の場合、多少やられても戦線が崩壊することは少なく、同一属性の数だけステータスが上がるアビリティ持ちのフォローにも使える。欠点は瞬発力が低く長期戦になりやすいこと。 --また、サポート系キャラは生き残りながらできるだけ場に留まってほしいため、召喚酔いを利用して前進を阻んだりもできる。 ---余裕がある状態ならあえて敵に倒されてしまうようなキャラを阻害に使い、倒してもらってその場所に再召喚というテクニカルな扱いも可能。 --現段階で「ぶっ壊れ」と評されるようなカードは1枚しか存在しない。~ 1枚はあるのかと思うかも知れないが、そのキャラは確かに超強力なものの現在のエンドコンテンツではほとんど役に立たない((前述の耐性の関係で、このカードで弱点をつけるカードが存在しないため。強力なサポートスキルがあり、それ目的で投入できるが効果が過剰ともいえるのでその下位互換の方が扱いやすい場合がある。))ので、バランスブレイカーとなってはいない。 --キャラのレベルは一定以上にするために素材を消費して上限解放する必要があるが、この素材も入手難易度がさほど高くない。 ---主に下位・中位・上位とあるが、一部を除いて上位の素材へと交換することも可能。 ---一部ドロップ率が低めのものもあるが、それでも基本的には10個以下で段階解放できる。 -ガチャ及び課金の必要性が薄い --ガチャはパートナー選択で獲得できるポイントで引ける低レアリティのものと入手機会が限られるポイントで引ける高レアリティのものがある。 ---課金要素はこの高レアリティガチャのポイントのみ。 ---低レアリティのものでも上位ボスでも普通に投入できるカードが入手できたりする((具体的にはオレンジハート。☆3ながら比較的高めのHPに加え、ライフライン回復スキルと味方全員の回復スキルを覚えるため戦線維持に便利。主人公の一人で序盤の主力「ユリーナ」のアビリティでステータスを強化できる光属性であることもポイント。))。 --上記の通り多少強力なキャラをガチャで引けなくても運用次第でどうとでもなるバランスなため、あまり躍起にならずに済む。 --勿論、あくまでゲームとして性能だけを見れば、であるが。好きなキャラのカードがどうしてもほしい人にとっては…。 ---特に、時限イベント限定のカードがほしいなら課金をするしかない。 ---ちなみに最高レアリティである☆5の排出率が5%(イベント中だと一部7%)と高めの設定となっている。 --いわゆるスタミナ回復アイテムは課金に含まれていない。 ---上位難易度のボス戦で2,3割程度の確率でドロップする。なので上位ボスと連戦していると、「ちょくちょく使っているはずが増えてた」「いつの間にか100個溜まってた」ということも。 --ランキングといった概念やそれによって入手できるカードはなく、ガチャ以外ではあくまで戦闘の繰り返しでイベント限定カードを入手できる。 **問題点 -上位バージョンの実装具合に偏りがある --多少弱くても機能するとはいえ、やはりレアリティが高いカードであればそれだけ強い。~ よって、上位バージョンが存在しないキャラは☆3以下のみとなり、好きなキャラを活躍させる機会が限られてしまう。 ---主人公であっても上位バージョンがなく、それ以外のキャラにあったりするなどのちぐはぐも問題といえる。 --フェアライズフォームなど分かりやすい上位バージョンがイベント限定で登場したりする場合もある。そうなると、期間を逃すと上位バージョンが期待できなくなってしまう。 -バグが多め --アビリティの効果が正常に機能していない・BGMがノイズまみれのものになる・スキルが複数回発生する・ボスが異様に強い攻撃を放ってくる、といったバグが散見される。 ---アビリティバグは修正されて行っているが、他は前から指摘されているのに改善されない。BGMは割と耳障りなレベルなのだが。 ---一応定期メンテナンスでバグが修正されて行っており、ついでに都度高レアリティガチャのポイントを進呈してくれる。 -型にはまるとやや単調 --デッキと戦況管理で勝敗が概ね決まるゲームであるため、無課金でも現時点の最上位ボスでさえ何の不安もなく叩き潰せてしまえる領域にまで持って行けてしまう。 --敵の思考パターンもさほど賢いわけではないため、意外性が低く脅威との戦闘という感じが薄まってしまいやすい。 --召喚するにもスキルを使うにもマナを必要としており、ボス相手ではとりわけスキルの多用が必須であるため、リーダーは基本的にマナ回復量アップのものばかりになりやすいのも単調化の一端といえる。 --勿論、圧倒できるだけの有用カードやフレンドを得られるリアルラックも必要ではある。 -無闇に激レアカード「DCD」 --☆4のカードなのだが、異様に入手率が低いカード。そして、トロフィーの取得条件でもある。 --低レアリティガチャで入手できるのだが、その排出率はおそらくコンマ数%である((このガチャに排出率の記載はないのだが、トロフィー獲得率が100日経っても0.4%であることから伺える。もういくつか手順を踏む必要があるが、入手に比べると大したことがないのでトロフィー獲得率>排出率とみてほぼ間違いない。))。☆5の排出率が5%なので、数十倍レアといえる。 --さらに、このガチャを引くためのポイントの獲得手段が低減させられたりと、むしろ運営がこのカードを出さないようにしている気配さえある。 ---DCDは、一部ユーザーから特撮作品『仮面ライダーディケイド』のパロディキャラだと認識されている。ディケイドは英語で十年紀という意味であり、平成ライダー十周年を記念して作られたのと同様に、DCDもコンパイルハート設立十年目に情報が公開された。そして、同作品は''他シリーズ作品へとユーザーの関心を「繋げる」ために、完結することを許されなかった''という背景を持つ。 -頻繁なローディング --クエスト選択画面やカード強化画面など、特定の画面に入るとローディングが入ってテンポが悪い。しかも頻繁に選択する画面ばかりである。 ---このおかげで、戦闘は1分かからなくても全体で数分かかってしまう。 ---アップデートする度にローディングが長くなっているという人までいる。 -シナリオ --多数の作品が登場する中でタイトルを冠しているネプテューヌが、敵として登場する事に不快感を覚えるプレイヤーが存在する。彼女が冒頭で敵対する事は公式サイトで明かされていたものの、その時の行動が余りにも酷く、その後味方になるわけでもないため、ここでゲームを止めてしまった、というプレイヤーも存在する。 ---元々エキセントリックな所はあっても正義感や仲間想い、カリスマ性といった特性ゆえに愛すべきキャラに収まっていたのが、それらの特性を全て差っ引いた結果として狂人の如き有様となってしまっている。 --なお公式サイトではネプテューヌ、アイエフ、コンパ、ファング、アリンの5人だけ((本作オリジナルキャラ除く。))はメインキャラとして紹介されているが、この中で敵として登場するのはネプテューヌのみ。 **総評 実質「キャラの魅力」のみが課金要素といえるゲーム性となっており、プレイを進める上であまり枷となることはないバランスは良好といえる。~ そのキャラにしても様々な新規グラなども備えて、課金してでも欲しがるプレイヤーも出ている。~ メーカーキャラゲーなので仕方ないことだが、何作品かプレイ経験がある人でないと空気がつかみづらいのが難点。~ また、バグなど作りこみの甘さがちらほら見え、今後の改善に期待したい。ローディングはまず改善されないだろうが。~

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